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  • 「服装」

  • 2004年11月1日


2年連続6・7月に長期休暇でいらした方の装備が、ピラピラの街着的春物(?)コート(しかも、1人はピラピラの紐?サンダルで足丸出し)だったので、ちょっとお知らせします。

まず、アイスランドでも夏には、快晴・無風なら、汗ばむくらいの気温になることがあるけど、ちょっと天候が崩れ、風が吹くと、7月ですら10度前後の寒い日々があると言うこと。季節を問わず、暑ければ脱げばよいだけですが、寒いとどうすることもできませんから、そうなると薄いピラピラのコートでは対処し切れません。

どうやら、アイスランドという地名から、冬場は重装備で来る方も多いのに、夏場は想像が付きにくいようです。上記の人たちには、服装について事前に軽くアドバイスをしたものの、それでも、「こんなに寒いとは思わなかった〜」との事。まぁ、確かに暑〜い夏の日本で用意をしても、ピンと来ないのもわかるけどね。

ある旅行関係の仕事をしている方曰く、「ガイドブックにその時期の最低気温と最高気温と平温があったら、最低気温にあわせて服装を揃えます。だけど、自分でイタイ(寒い)おもいをしないと、荷物もかさばるし、実行しにくいかもしれませんね。」ですって。コレは旅行のプロの言葉ですから、参考にしてくださいな。りゅも経験があるので、身に染みてよ〜くわかります。

まぁ、寒かったら、現地で自分へのお土産がてらに調達すれば済むことだけど、ツアーに乗ってしまった後など、状況によっては手に入りにくい事もあります。なので、できれば事前に用意した方が良いでしょう。

現地に着いたら最初に買いに行く予定を立てても良いけど、アイスランドは物価が高いのと、観光客が行くようなお店は、やっぱり価格も高めなので、覚悟してい行ってね。

また、風の強いアイスランドでは、日本での台風並みの風が吹くことも普通にあるので、「風が強い」のレベルも日本のそれとは違うこともお忘れなく。風速1mごとに体感温度が1度下がると言うのを、実感できます。

さて、ではどんな服装がオススメかと言うと、

まず、年間通して必要なもの。

  1. 裏地付き・フード付き・防風防水防寒の上着
  2. 耳まで隠れる帽子(特にGullfossや山間部や北の方へ行く人)

アイスランド国内を回るのか、レイキャヴィク市内に留まるかで、服装は変わってくるのだけど、いつどこで、どんな強風に吹かれたり、雨に降られるか、わからないのがアイスランド。なので、普通に旅行で来るなら、この基本の服装に、フリースやセーターなどを増減して、夏と冬の加減をした感じがいいと思います。

もしかしたら、夏の滞在中ずっとお天気がよく、持ってきた上着は必要ないかもしれません。また、もしかするとお正月にいらしても気温が10〜15度程あるかもしれません。でも、それはラッキーだったと思ってください。ちなみに8月末はもう気候が秋ですし、9月初旬〜10月になったら冬です。(地域と年によって変わります)初春らしくなるのも4月に入ってからです。

レンタカーでの旅行者も、Gullfossなどなどを歩いたりするでしょうから、これらの装備はあった方が賢明です。防風防水防寒の出来るフードの付いた上着(裏地付き)については、裏地付きウインドブレーカーでも、ダウンジャケットでも、とにかく防風防水防寒さえ出来れば、何でも構わないと思います。

とは言え、ピラピラに薄いのは、寒すぎます。夏場はダウンほどじゃなくても良いですが、寒がりかどうかと、目的地によって決めて下さい。北の方、特にりゅの知るウェストフィヨルズはレイキャヴィク周辺より気候が厳しいです。(2004年夏は、ウェストフィヨルズでも、初めて運転中の車内が暑くて参ったけど、過去には6・7・8月と夏中雪が舞ったこともあり。)

それと、上着が防風防水防寒なら、万が一寒くても、インナーを買えば済みますよね。セーターやフリースなど、値段はもう、千差万別・・・。1000〜5000 kr.くらいから、いろいろあるけど、まぁ、だいたい15000 kr.以内で、買えるんじゃないかな。どこで買うかによるけど・・。

フードは日本だと、飾りのような感覚だけど、いざというときにフードがあるのと、ないのでは、防寒・防風・防水の面で全く違います。まぁ、日本人はフードを被ることに慣れていない人が多いけど、とりあえず、出来ればフード付き(ピラピラではない方が◎)をオススメします。

耳まで隠れる帽子は土産物店などで、3000 kr.くらいから、毛糸の帽子は2000 kr.くらいから売ってます。風が吹くと簡単に飛んでしまうので、しっかり頭に密着する帽子か、顎で止められるモノがオススメ。

耳をカバーする帽子は(見かけは笑えるけど)あごの下で留められるので、強風でも安心です。あと、よく土産物屋にある、しっかりした作りの、しまえる耳当て付き、大人用キャップなどなどは、お値段がするけど、かなり良いですよ。

まぁ、レイキャヴィクだけに滞在する場合、生活してみるのだけが目的なら、街着などの軽装でもかまわないと思うけど、これはそれぞれのライフスタイルがあると思うので、各個人にお任せです。

ただ、夏場はともかく、近年の冬はそれほど寒くないこともありましたが、いつ寒くなるかは誰にも分からないので、移動は車、もしく移動は全部タクシーよ、な〜んて環境にある人以外は、アイスランド人が街着のコートなんぞを着ていても、横目で見て我慢して、防風防水ジャケットを着た方がいいでしょう。まっ、おしゃれしたい方は、ご自由にですが・・・。

他に、あったらいいけど、なくても平気なもの

  1. 足首まである、氷上でも滑りにくい靴(冬場)
  2. 登山靴など(あると便利だけど、なくても、まぁ … )
  3. 手袋(夏場は氷河の上や山間部に行く人、自転車に乗る人などなど)
  4. マフラー(同上)
  5. 厚手の靴下(目的に応じて履き分けて下さい)
  6. 使い捨てカイロ(これも、氷河の上に行く人や寒がりさん用)

あとは、もう、厚手の防寒防水防風パンツなどなど、寒がりさんはお好みでどうぞ。基本的に建物の中は暖かいです。

逆に山間部や観光地に行く場合、

  1. 4〜5月の春先でも夏でも、薄手の街着コートは避ける
  2. ヒールのある靴での夏場の市街地以外の観光はオススメできません
  3. 革靴等も同様 ただし、底が滑りにくければ、大丈夫

などなどです。以前、掲示板でKさんが「ローファーは1月には無謀」とある方に答えてくださっていましたが・・・やっぱり、りゅもそう思います。服装については、アイスランドでの行動と自分の寒さへの強度を考えて、用意してくださいね。

ちなみにりゅが普段、家からちょっと出る時の服装はこんな↓かんじ。年間通してそんなに変わらないです。りゅは現在年間通して冷えられないので、普段から暖かめの格好をしてます。

ちょっと風の通る所を歩く時に、薄手でも耳まで隠れる帽子があると便利です。夏は耳付きキャップや無風の時は日よけの普通?の帽子、冬は毛糸やフリースの帽子や耳当て付きのフカフカの帽子をよく被っています。吹雪等どうしようもない時はフリースの目出し帽を被りますが、耳当て付きのフカフカ帽は雪のない街場ではアイスランド人、まず被っていませんが…。
おしゃれ・・・なんて言葉からは、ほど遠い格好ですが、普段は暑ければ脱げるようTシャツの上に、シャツを着て、その上にセーターを着てます。寒さに応じてセーターはコットン/ウール半々から、カシミヤ・ウール100%を着分けてます。その上に、ウィンドブレーカー(もちろん、フリースなどの裏地付き)系の上着や冬場はダウンを羽織ります。裏地は脱着出来ると便利です。
コットンだったりウールだったり、寒さに応じてその辺の素材のパンツを履いてます。たまにその上からちょっと防風の薄いオーバーパンツをはいたりすることもあります。寒い所だとちょっとジーンズは冷えるけど、まぁ、我慢できない程じゃありません。氷点下では下にタイツやウールのレッグウォーマーを履きます。
足下

夏場は普通のコットンの靴下でも大丈夫だけど、夏場以外や氷河や山間部に行く時は厚手の靴下を履きます。少しでも寒くなるとアイスランド製「VARMA」の厚手ウール混毛靴下をよく履いています。コレ、ちょっとお値段は高めだけど、とても暖かくてオススメです!

(VARMAの靴下は少し小さめが足にフィットして良いので、足の小さい日本サイズ22前後の日本人女性なら子供用サイズ35(33〜35のくくりだったかな?)で十分かも。ちなみに普段は靴のサイズ41〜42を履いてるたいちょも、ここのは大き過ぎるから、38前後のを履いてます。)

厳寒期(氷点下十数度)に車で街場以外へ遠出する時は、この上から靴のサイズが変わるほどのモコモコウール靴下(これまたアイスランド産)を履く事もあります。(ただし、りゅは動かないから、余計に暖かくする必要があって、こんなにモコモコなのかも。普通の人はこんなに履くと歩きにくいし動くと暑くなるかもしれません。(^^;))

靴は冬場は雪がなくても、滑りにくい足首まである靴を履くことが多いけど、他にも、普通のスニーカーだったり、近所なら普通の革靴だったりいろいろです。

と言うことで、気候は掲示板で質問してくれれば、その時、その時に応じて、お答えできると思います。

- - - おまけ - - -

Bolungarvíkに住み始め、まだ、雪国を実感してなかった頃の話です。とある冬の吹雪の翌日、道路に雪はあったけど、お天気も良く、除雪してあったので、友人宅にロングスカートで行きました。(←家の中と似たような格好で出かけちゃったのね)が、友人宅には広い前庭があり・・・腰までの雪は、雪かき前の状態。せいぜい、歩いた後の穴が所々に開いているくらいです。ロングスカートの下は、靴下と靴だけで、素足だったりゅは、泣く泣く、雪の中を歩きました。まぢで冷たかったよぉ・・・。足中、太ももまでシモヤケになるかと思った。(ー_ー;) こんなオバカはりゅくらいだと思いますが、みなんさん、無謀なことはやめましょうね。まっ、りゅは、それでも、懲りずに、よくスカートでフラフラしてたけどさっ。


ここに記載されている情報はりゅが個人的に各機関に問い合わせて集めたものです。アイスランドでは、法律・規則の類は日本と比べて格段に頻繁に変わります。更新した日付の上では確認していますが、詳細は変わる可能性がありますので、詳しくは直接それぞれの機関へお尋ね下さい。



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