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  • 2002年9月12日


アイスランドに来る上で、知っておいた方がいいことがあります。それは・・・

「アイスランド人のいうことは、余程確実な事以外、例えオフィシャルな場所でも簡単に信用してはいけない」(ー_ー;)

と言うことです。もちろん、大抵の場合、彼らに悪意はありません。それどころか、ちょっと恥ずかしがり屋だけど、気が良くおおらかで親切だったりもします。ただ、悲しいかな、大らか=いい加減と言うことだったりもするのです。しかも、時にはその場(限り)の思いつきだったりもします。

大変なことから些細な例までかる〜く挙げてみると、

  1. With BBSの「アイスランドエア」にも書いたけど、ロンドンヒースロー空港のアイスランドエア・チェックインカウンターにいた、フレンドリーなロバート。彼は大型荷物の免税手続きの方法を知らず(←今だから分かるっ)、ロンドンで買ったiMac及び周辺機器の免税手続きはケフラヴィク空港で出来ると、主張してくれました。直前に他の航空会社のおねぇさんに聞いたのと話が違うので「???」と思いながら、彼の指示に従った所、見事イギリスとアイスランドでの税金2重払いの刑になりました。

    約42パーセントの税金って何やねんっ。(怒)空港職員も当てにはなりません。署名付きコメントをもらうくらい、徹底的にやりましょう。

  2. Photo Essayの「サマーツアー2002 前編」にあるKeflavik(国際空港ではありません)への強行軍。これも、行く前はみんなに、「えっ、あれならすごく簡単だよ。往復2時間かな」と言われていたもの。たまたま出会ってしまったビャルトニのおかげで、行き3時間、帰り9時間弱の行程になりました。しかも、数年前は Bolungarvik - Skalavik 間は8キロの表示があったのに、今は12キロ・・・。(ー_ー;) もちろん、別に道が変わった訳ぢゃ〜ありません。ひょっとして、アイスランド人の単位と距離感が、日本人と違うのかしら?何しろ、3〜4キロ離れたスーパーを「すぐそこ」と表現するアイスランド人。彼らの言う、「簡単」、「すぐそこ」、時には標識さえも安易に信じてはいけないようです。
  3. 物価の高〜いアイスランドですが、時々見かけるパック入りお得?商品を手に取る前に、1つだといくらになるか計算してみましょう。1つ100 kr.のクッキーが3つで350 kr.(ぉぃぉぃ)なんて、ざらなのです。野菜だってパックされてる方が高いですし、「ひょっとして、パックする費用分割高なのかしら?それとも、まとめて買えて、楽だから手数料を払うのかしら?」とさえ、思えてしまう料金設定です。

    それと同時に賞味(使用)期限のチェックもお忘れなく。月日は大丈夫だけど、年表示が古すぎた、なんてことさえあります。また賞味期限は大丈夫でも、保管状況が悪いために、ソーセージなど肉類の味が落ちていることもあります。(←特に田舎の小さなスーパー)さんきち・のりにゃんさんたちの古すぎたカレンダー(リポートの3番:年末年始に渡氷してお正月も過ぎ、日本へ買える時にカレンダーを探したら、前年のカレンダーだった事件)なんて例もありましたし・・・。とにかく、気を付けて、できるだけ回転の早そうなお店で買い物はしましょう。(笑)

  4. 買い物をしたら、または、伝票にサインする前に、金額を確かめましょう。故意ではないのですが、間違いは十分に起こりうるのがアイスランドなのです。スーパーの陳列棚に表示してある金額と、レジの金額が違う事なんかで驚いてはいけません。何しろ、給与だろうが、公な所から支払われるものだろうが、間違う可能性が多いにあるのです。えっ、コンピュータ化してるから大丈夫そうですって?入力する時に間違えられてしまえば、同じコト。どんなデータだって間違えられます。結局人為的ミスが原因なのでした。トホホ。
  5. 旅行者の人はあまり関係ないかもしれませんが、アイスランド人はよく、仕事を変えます。なので、何か間違いなどが発生した時に、その間違いを作った担当者が、もういない、なんてことが、よくあります。そして恐ろしいのが、たとえオフィシャルな場所でも「○○はもう、いません。その問題は、私のせいじゃないから知りません。」と平気で言うのです。また仕事の引継方もお粗末なモノ。ちゃんと伝わっていないことはざらです。

    伝言も細かく説明したにもかかわらず、「○○さんから電話があったよ」くらいにしか、伝えられません。言え、「伝えてくれ」と言わないと、伝えてくれないですし、大抵の場合は伝えられません。しかも「私は、あなたと個人的に話してるんぢゃないっ。あなたの所属している組織に対して、苦情を言っとるんぢゃ〜」と言っても、プロ意識がないのか、たいてい理解できないようです。理解できるのは、自分で経営している人か、ある程度の地位にいる人だけと言っても過言ではありません。なので、問題が発生したら、根気よ〜〜く、理詰めに対処するようにしましょう。

  6. 「多分○○が知っている・・・」これまたアイスランド人得意の言葉です。「知っている」の部分は「持っている」にも「売っている」にもなります。たとえ、オフィシャルな場所でも、事実を確かめずに、この言葉を発します。なので、うかつに信じると、あちこちとたらい回しにされたあげく、収穫ゼロと言う結果が待っていることもあります。

    同様に「多分、明日」と言うのも要注意です。翌日になったら、また「多分、明日」、あさってになっても「多分、明日・・・」と、延々と繰り返される可能性は大。(笑)「確実に何日の何時になるか、教えてくれ」としつこく聞くか、諦めて他で探した方がいいでしょう。ただ、不思議と「多分、今日か明日」と言われる場合は、本当だったりもします。

  7. コレは親切心からだったと思うのですが・・・。現在住んでいる農村で、知人に「使っていない温室(プラスチックで覆われている)があるから、春になったら、使っていいわよ」と初春に言われました。何しろ、気候の涼しいアイスランド、表より、室内の方が、成長し易いに決まっています。秋にはアレもコレも食べられるぞぉ〜っと喜んで、人にお願いしたり、買ったりしながら、種を集めました。・・・が、何事もその場の思いつきで、発言することが多いアイスランド人。(もちろん、そうじゃない人もいますっ)見事その言葉は忘れ去られ、春になったら、その温室は使われちゃってました。貸してくれないなら、せめて一言くらい言ってくれればいいのに・・・。(涙)まぁ、思いつきでその場で言っただけだったんでしょうね。

  8. コレは友人の体験談。彼女が2人目の子供を妊娠した時のこと。過去の経験から、自分の妊娠初期にトラブルが起きやすいことを知っていた彼女は、 Isafjordur の医者にそのことを伝えました。が、医者は、「あぅてらいぇ」(オールライト)と言って、相手にしません。生むからには安全に生みたいと考えた彼女は、この国で経験豊富な医者を捜し出し、プライベートの病院(いわゆる国民健康保険の効かない病院)だったにもかかわらず、レイキャヴィクまで、診療に行きました。

    結果は、やっぱり危ない所だったそうで、薬をもらって帰ってきたそうです。しかも1人目の子供が逆子だったので、いざ生む時にその心配を看護婦に告げた所、「あら、頭が見えてるから大丈夫よ」と言われ、とりあえず安心した彼女。しか〜し、苦しみ続けた9時間後には、逆子なので帝王切開しなきゃならないことが判明したそうな。(ー_ー;) 医療機関も場所によってはむやみに信用できないのです。オソロシヤ・・・。アイスランド在住の外国人にとって、アイスランドの医療もまた信用ならないものの1つなのです。

う〜、書いているうちに悲しくなってきた〜。並べてみると、結構あるのね。こんなコトばっかり書いていると、猜疑心の固まりになりそう・・・。とは言え、いい加減なのはアイスランドだけではありません。イギリスも酷いし、ヨーロッパはたいていそうみたいです。実は日本って便利な国なんですよ〜。でも、アイスランドの場合、いい加減な反面、のんびり、あくせくしていないと言う利点もあるし、基本的に個人的につきあう上では、気のいい人が多いので、これらのコトを教訓に、危険をうまく避けられれば、景色は絶品だし、水も空気も美味しいし、人口密度も低いし、暑くないし(笑)、虫も少ないし、いい国だと思いますよ〜。


ここに記載されている情報はりゅが個人的に各機関に問い合わせて集めたものです。アイスランドでは、法律・規則の類は日本と比べて格段に頻繁に変わります。更新した日付の上では確認していますが、詳細は変わる可能性がありますので、詳しくは直接それぞれの機関へお尋ね下さい。



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