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アイスランドから送るふぉとえっせ〜。 ばっくなんば〜は こちら



「花火♪」

2003年1月 2日



 
みなさん、明けましておめでとうございます!


実はニューイヤーと言えば、どういうわけか毎年恒例の花火。りゅも地方都市では見たことがあったけど、レイキャヴィクの花火は噂にしか聞いていなかったので、ちょっと見てきたよ〜。お天気が心配だったけど、なんと晴れ。最近のアイスランドの気候は年々暖かくなっているみたいで、この日は雪がないどころか、かなり暖かかった。(推定3度くらい)…とは言え、100キロ以上の距離を走るので、峠ではちょっと心配。ま、多少凍ったところもあったけど無事レイキャヴィクに着きました。



時間もあるし…色々撮ってみる。右のは新しい表現方法?

 
まぁ早めに着いてしまったので、とりあえず場所でも確保しようかとウロウロ。12時15分前に花火が始まると聞いていたので、早めに家を出たら、なんと10時40分くらいに着いてしまった。撮影場所を決めてなかったので、どこか高台でも…と思っていたら、「タウンホール横の池だっ!」と、たいちょのお言葉。理由を聞くと、「少なくとも目の前で(池の中)花火を上げるヤツはいないぞ」…なるほど、でも池じゃなくて湖だと思うんだけど…。そうこうしてるうちに、タウンホール横の湖に到着してもまだ1時間以上時間があって、これからの時間をどう潰そうかなぁ・・・。



変なオジサンの像。お…そろそろ始まってきたよ。

 
とりあえず場所でも確保して(どうも日本の感覚になってる)ついでに撮れるモノでも撮っておこう。…んでウロウロ、フラフラ。どうも日本の感覚だと、この手のイベントには、人がもの凄くいっぱいいて、警察なんかも配備されてて、通行路にロープなんか張られていて、あちこちで「はい!そこ!押さないでください!」などと注意されつつ、露天の焼きトウモロコシを買ったりするんだけど、どういうわけか人がいない…ほんとにいないのよ。





キレイなんですけど、こんな花火を素人が打ち上げていていいのでしょうか…

 
11時半の時点で、人もチラホラ出てきたので、そろそろ撮影ポイントを決めようと言うことになり、池の畔に降りようとした時、ちょうど毛糸の帽子を被ったあやしい雰囲気の人が、目の前を横切っていきました。その人も三脚をもっていたので、たいちょが「よ!ご同輩…」ってなカンジで挨拶したら、(しかし気安いヤツだ)いきなり立ち止まって「Better this way」と言っている。たいちょは、この「Better this way」という言葉に、良い想い出がないらしく、「うむ… ま、武器は三脚があるから大丈夫だな、だが、あっちも持ってるなぁ…おまけに丈夫そうなやつだし… でも、まさか外人は剣道はやらんだろ…」などと思いながら着いてゆくことに…





これって、やっぱり誰かが教会を狙って打ち上げているとしか思えん

 
結局、あやしく見えたのは自分達の勘違いで、ちゃんと絶好の撮影場所に連れて行ってもらいました。湖を見るための展望ポイントで、足場が湖に張り出し、下は平らなコンクリート。おまけに手すりまで着いている。その場所は3人が横に並べる程度のスペースで、行った時にはすでに1人おりました。11時45分ほどになると、フライングした花火が続々と打ち上がってきます。たいちょを真ん中にして、3人並んで三脚を立てた状態で、左右の2人は早くもシャッターを切っている。

りゅが「いつ撮ったら一番いいの?」と聞くと、右にいるおぢさんが、「今だね、0時になると花火が多すぎてスモークだらけになっちゃうから…」すると、もう一人の案内してくれた毛糸帽の人も「そうだね煙だらけで曇り空みたいだよ」と、ありがたいお言葉で、たいちょも撮影モードに。ちなみに、このフォトエッセイの写真は、フィルム撮影が終わった後、デジカメで撮ったモノなので、結構スモークされてます(笑)。






花火の色によって景色の色が変わるのはすごいね

 
撮影を始めて少しして、たいちょが「ありゃ、毛糸の人のは中判だなぁ」とカメラの事を言っている。そかぁ、よっぽど写真が好きなのか、ひょっとしてプロの人かな?なんて思っていたら。花火を見ながら毛糸帽の人が「すごいね〜」とか言っている。ん? それって日本語やん。なぜに…?と思ったら「ごめんなさい。わたしわかるのこれだけ」と言って手を合わせてお辞儀までしてくれました。



Brooks Walker氏(左)と気さくなおぢさん(右)

 
「どこに住んでるの?」と聞くと、「すぐそこだよ」となにげなく答えてくれる。「日本に行ったことあるの?」「うん、ちょっとだけね」うむ…観光旅行だけで「すごいね〜」とはいわんぞ。「え?写真を撮りに日本へ?」「そうそう」あくまでもさりげないヤツだ。「ひょっとして写真家なの?」「うん、そうだよ」ひょえ〜っ やっぱりプロの人だったのね。「写真集とか出てるなら教えてよ。買うからさぁ」「いや、写真集は出してないんだよ」

アイスランドで写真家と呼ばれる(自他共に)人は、手っ取り早くアイスランドの風景写真集を出している。まだ初めて日が浅いのかなぁ? 「普段はどんな仕事をしてるの?」「マガジンとかだね」ああ、やっぱり雇われなのかぁ。「どんなマガジンなの?」「う〜ん、今やってるのは主にナショナルジオグラフィックとか…」ええええっ!!それって、超優秀やん。プロ中のプロやん。も〜いやん。ど〜でもいいけど、もっとエラソーにしてよ…まったく。



すぐ脇でも打ち上げてる…(左)と男3人並んで写真を撮る図(右)

 
それにしても、子供も大人も周りを気にせず、勝手にバンバン花火を打ち上げています。左の写真なんて、ホント、すぐ脇で突然打ち上げてるんだからぁ。あまりの音にびっくりしていると、たいちょが「耳栓持ってくればよかった・・・」と一言。確かにあるとよさそうだけど、花火が飛んできてもよけられないぞぉ〜。(笑)それにしても、両脇のお二人さんはしっかりした三脚など、本当に良い機材使っています。真ん中がたいちょなんだけど、3人並ぶとうちの機材が子供みたい。



 
0時15分も過ぎて、そろそろ人通りも減ってきた頃、りゅたちも湖を後にすることに。残っているのはBrooks Walker氏のみ。車で通りすぎる時に見えた、1人湖を見つめる背中が妙にシビアでやっぱり、プロなんだなぁ、と思ってしまいました。

それにしても、広場に目抜き通りも人がいなくてガラッガラ。やっぱり、こんな日はお家にいるモノなのかな。日本はクリスマスを過ぎたらいきなりお正月のディスプレーだけど、アイスランドは違うよね、なんて走っていたら、いきなり運転席前のガラスに花火がすごい音を立てて激突。・・・(ー_ー;) ま、まぢすっか? ひびが入ったかと思ったぞぃ。いやぁ、これでよく死人が出ないものです。でも、聞く所によると毎年失明者が出るとかで、ゴーグルの使用が推奨されているとか。この時期保険屋さんは大忙しなのかな。(笑)



祭りの後・・・

 
アイスランドは空気が澄んでいるし、水もおいしい、きれいな国と思っている人って多いと思います。確かに、きれいなんだけど、実はそれって国民の意識が高くて環境を汚さないわけではなくて、単に人口が少ないからきれいな状態で保たれているだけなんです。もちろん、一概には言えないけど、みんな平気でゴミなど投げ捨ててるもん。日本と同じ人口密度だったら、絶対に日本より汚いと思うよ。せっかくきれいな国なのに、勿体ないよね。もう少し本気で教育すればいいのに、と思った夜でした。










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