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あけましておめでとうございます♪今年もよろしくです〜。

さて、新年早々昨年の話題でごめんなさいっ ... ですが、ブログにも書いたけど、11月末にモニク(4年以上いるけど新入りの♂ネコ)がいなくなりました。

正確には外に出したのが、11月23日(月)のお昼過ぎ12〜13時くらい。で、夜になっても帰って来なくて ... 。まぁ、元々風の音が怖い超小心者(でも時に大物ぶりも発揮の困ったヤツ)のモニクは、雪が降った後に強風が吹くと自力で帰ってこない事はよくあったんですよね。なので風のない昼間に外に出したは良いものの、後で風が吹き『たいちょが防寒着を着て、ヘッドライトで強風&雪(場合に寄っちゃ吹雪き)の中モニクを迎え行く』の図は毎年数回見られたことなんですが、今回は雪も降ってないのに、強風だけで帰ってこなかったんですよ。

自力で帰って来た事は過去に数回しかないとは言え、でも1日くらいは待ってみようと、月曜の夜は探しに行きませんでした。ところが、と言うか、やはりと言うか、翌日の昼間になっても全く姿を見せないモニク。しょうがないので、たいちょが火曜日に近くの旧ヒツジ小屋1&2と旧牛小屋を探しに行ったものの、気配すらなかったそうな。

水曜日の暗い時間にもう1度旧ヒツジ小屋1を探しに行った所、今度はモニクの鳴き声を聞いた、たいちょ。でも小屋のどこかにモニクがいることは判ったものの、姿は見えない&どうやら今まで発見して来た場所よりさらに奥の方らしいので、翌日・木曜日の明るい時間に探すことに決めたのでした。

ところが、明るい時間に探しても、姿が全く見えず ... 。しょうがないので、小屋の壁の一部を剥がして、外から探してみるも、鳴き声はすれど姿は見えず ... 。りゅも一緒になって小屋へ行ってみるも、結果は同じでした。しかも、鳴き続けてくれないから、場所を特定出来ないんです。

運の悪い事にこの頃は日に日に寒くなり氷点下に近づいていたんですよね。木曜日の夜半からついに氷点下になり、コレは本格的にマズイとびびったりゅは、昼間の壁剥がして疲れ果てて寝てるたいちょを尻目に、金曜日の01:20過ぎにヘッドライト着用で小屋へ行った所、モニクが頻繁に「にゃ〜」と鳴き返してくれるじゃないですかっ。

しかもりゅがある資材の板の上に乗ると、鳴き返してくれないので、どうやらその付近(真下?)にいるみたい。鳴き合えた(りゅの鳴き声に反応して鳴き返してくれた)のはうれしいけど、結局この時点では、モニクがどこかに挟まって出てこられないのか、単に怖がって出てこないのかが判らないので、しばらくは鳴き合ってはみたものの、ずっとは居られないので、使い捨てカイロを包んだ布の上に飲み水を置き(でないとあっという間に凍っちゃう)、餌も置いてその場を後にしたのでした。

ところが金曜日のお昼過ぎに小屋へ行くと、今度は、1〜2度かすかに鳴き声らしいモノが聞こえたものの、そのあとはぷつりと声が聞こえなくなっちゃったんです。(ちなみにこの時点で消防署やレスキューセンターに電話をしてみたけれど、レイキャヴィクでは消防署がネコを助けた例はあるものの、セルフォスではレスキューは人のみとあっさり断られてしまいました。イギリスでは救助例があるから、もしかしたらアイスランドも、とダメ元で電話したけど、やっぱりダメだったってことです。まぁ、ペット飼育の歴史が違うものね ... 。)

涼しいアイスランドの夏に飲まず食わずになるのとはワケが違い、氷点下での飲まず食わずはさすがに渋かろうと、雪もちらつく事から金曜日の昼間の時点で、りゅもたいちょも、モニクはもうダメかと諦めたんです。でも、亡骸だけでもせめてみつけてあげようと、ご近所さんにヘルプを求めてみました。

ちなみにモニクの声が聞こえた旧ヒツジ小屋その1へは、この↓ように行きます。

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鳴き声が聞こえたのは入り口の対角線上にある再奥。でもとりあえず、ここから入ります。

ヒツジ用の囲いが見えますね。ここにはヒツジの糞もたくさん転がってます。地面の暗いのが糞です。


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奥の扉を入ると ...

もう1つ小部屋があり、その奥の扉へ向かいます。


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扉からよじ登ります。

足下を見るとこんな↑感じ。資材が積まれて不安定なジャングルジム状態です


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とにかくよじ登る ...

振り返って見るとこんな↑感じ。木の板(パレット)の穴に足をかけております。


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木の板(パレット)脇にあった緑色の資材に沿って少し歩くと、上記の隙間の入り口に出ます。横歩きになって隙間を通ります。

先ほどの隙間の右側の資材の裏側がこんな↑感じになってます。さらに奥へ進みます。


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今度の隙間はもっと狭いです。段差があるので、無理矢理壁に足をかけて進みます。ってか、コレはたいちょが今回みつけた経路だけど、よくこんな隙間を行けると思ったのね ... 。

すると足下にこんな↑パイプがあるので、左に進みます。


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パイプの上を進むと ...

小屋の再奥に出ます。この小屋はウチの大家さんが資材置き場として貸し出してるので、途中の扉はみんな釘打ちされていて、こうやってしか入ってこられないのよ。


ここ↓からは当日の写真

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モニクの鳴き声から、どうやら資材の下にいるらしいことは判ったけど、(りゅは前夜の鳴き合いで資材の下だと思ったけど)確信は持てなかったのよ。

緑の資材を横から見るとこんな感じ。


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↑の地面には右写真のたいちょの背後にある、大き目の黒いパイプが転がってたけど、重くて1本100 − 200キロくらいあり、とてもたいちょ1人では持ち上げられないので、ご近所さんに手伝ってもらい、上に持ち上げてもらいました。3人でもぎりぎり運べる重さだったのよ。パイプ移動後、小さいジャッキで資材の下にある木の板(パレット)を無理矢理持ち上げるも、下にモニクの姿は無く ... 。
(ところで緑の資材中心部が濡れてるの、なんだか判ります?)

今度は大きいジャッキを持っている友人にヘルプを求め、片道約20キロ弱をかけて数時間後に来てもらいました。で、試しに緑色の資材(1つ100キロ以上。多分200キロくらい?)の1番上を持ち上げてもらった所 ...
(ちなみに友人はハイランドへ行く時は絶対この大きいジャッキを持って行くのだとか。それなら安心かもね。)


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なんと1番上でモニクを発見!!!中が少し見えた時点で、たいちょが「あ、いた!生きてるっ!」と実況中継(笑)してました。いやぁ、これでダメなら資材全部、1枚1枚持ち上げる覚悟だったので、うれしいよ〜♪ ってか、ワタシ達散々この資材の上に乗って歩き回ってたんですが ... 。(^^;) 良く無事だったわねぇ。

ところが、モニクったら知らない人がいて&いきなり明かりに照らされて怖かったのか、逃げようとしたんですよ。ただ、体力が無くて逃げられず、結局たいちょに捕獲されてました♪ 
(と言うことで、数枚上の写真で濡れていたのはモニクのオシッコだったのでした。(_ _;) そりゃ、垂れ流すしかないものね ... 。)


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11月27日(木)の19時過ぎ、モニクの捕獲完了。持った瞬間モニクがあまりに軽くてびっくりしました。でも丸4日間強飲まず食わずだったんだもの、しょうがないよね。いつでも動物病院へ連れて行けるよう、夜間用の電話番号も用意してたけど、とりあえず自力で歩けたので恐がりのモニクのことを考え、病院はやめました。(ワクチン打ちに行くだけで、ケイジの中で怖くてお漏らしするネコなんです。(^^;))

捕獲後1日くらいのモニク。茹でた白身魚、カリカリ、パウチの餌、メロン(雪の中サマータイヤの車でメロンを買いに走りました(^^;))を好きな時に好きなだけ食べられて、いぢわるなののさん(先住♀ネコ)からは隔離されて結構ご満悦な様子♪と言っても、食べる以外はず〜っと寝てました。それにしても、どうやってあんな所に入ったんでしょうね?横の隙間から入ったはいいものの、出られなくなっちゃったのかな?


ちなみに ...

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小屋の入り口から振り返ると、ウチが見えます。

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おまけで ... 最初にモニクが裏で挟まってるかと思い剥がした壁↑。モニクが見つからず、虚しくたいちょが元に戻してましたとさ。(^^;)

さすがに上記の狭〜い経路をモニク救助隊のみなさんに通ってもらうのは申し訳ないので、↑のように、釘の打ち付けられていた扉をたいちょが(勝手に)開けてました。まぁ、貸し手も判らないし、大家さんに連絡を付けるのはすご〜く大変なので元通りに直したと言うことで、お許しを ... 。


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コレはモニクの居た旧ヒツジ小屋1の斜向いにある、旧ヒツジ小屋その2。窓にガラスも入っており環境が良いらしく、ののさんと他所のネコが縄張りを競い合ってます。モニクは弱いから、割の悪い旧ヒツジ小屋その1なのかも。なんと言っても、自宅の玄関前で、飼い主が扉を開けて後ろで見てるのに、腰が引けたまま、でも頑張って一応他所のネコに唸る弱虫ネコですから ... (^^;)

ののさんはまるで別宅で寛いでいるようでしょ?予防接種予定日の前日に帰ってこないと思ったら、予想通り?こんな所にいました。ののさんってば、モニクの居ない間、ず〜っと機嫌が良かったんです。絶対にモニクがどこに居たか知っていたはず。まったくもぉ〜。ののさん、性格悪すぎ ... 。(^^;)


2週間後にお礼のお食事会をしました

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たいちょを手伝ってくれた Norbert さんと Fanney ちゃん

重なるけどFanney ちゃんとボーイフレンドの Pim さん


NorbertさんとFanneyちゃんが当日、たいちょと共にパイプを運んでくれました。ありがと〜。Fanneyちゃんは日頃から馬の世話をしているせいか、ここ最近動いていない、たいちょより体力も力もあったみたい。アイスランドの女の子はさすが強いっ。ちなみに彼女のボーイフレンドも外国人で、Norbertさんご夫婦(奥さんの写真はないけど)も元は外国人なので、この日のアイスランド人は Fanneyちゃん1人。たまたまご近所さんにヘルプを求めたのに、アイスランドなのにアイスランド人の少ない食事会となったのでした。

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急遽参加したりーたろうさん

モニクの居た場所を説明ちう


1人あまり和食を食べられない人がいたのは残念だけど、とりあえずこの日は9品目で6コースでした。と言っても、ベジタリアンの人もいたので、たいちょ的にはもっと9品目以上作った気分かもね。いつもはりゅ1人で料理運びから、食べ方を見せたり、説明をしなきゃならないので、今回はりーたろうさんがいて大助かりでした。

食事の後はこの救助隊の皆さんはモニク発見時に居なかったので、モニクがどこに居たか、写真でご報告です。あと1日遅かったらおそらくモニクは助からなかった筈 ... 。寒い中あんなに重たいパイプを運んでくれて、ホントにありがと〜でした。食事会の時点でモニクは体重もすっかり元通りになり、ワクチン接種も済ませ、いつも通りのモニクに戻ってましたよ〜。

ちなみにモニクは9〜3月一杯は外出禁止ネコになりました。ののさんも巻き添えを食らってただいま、外出禁止中。夏はののさんは良いけど、モニクは様子を見て決めようかな。でも ... せっかく3割くらいはネコの事を考えて野中の一軒家に住んでるのに(7割は人間の好み)、外に出られないなんて意味がないぢゃん ... 。(^^;)

ところで今回の買い物はSelfoss だけで Reykjavik (首都)まで行かなかったせいはあると思うけど、魚が手に入らなかったんですよ。なのでお寿司は諦めました。(既にホタテ&エビは解凍していたので、食事会後に日本人3人用にソレを握ってもらいコタツでまったり食べました。でもゴハンを酢飯用に炊かなかったせいで、ちょっと残念な出来だったのよね。)

輸入食材の値段が高いのはしょうがないけど、ソレ以外でも今回はかなり食材の種類が減った&手に入りにくい&一部は質が悪いのを感じたかなぁ。大根の代わりに買った天山用のラディッシュなんて予備も含めて3袋買ったのに、1袋8個中3個しか生きてなくて、全員の天山分ギリギリしかなかったり、と結構ボロボロだったもの。今後はもっと手に入りにくくなるのかしら ... 。(後日レイキャヴィクへ行ったら、値段が高いことを除けば、えのきもあったし、やっぱりこっちより食材は豊富でした。)

おまけで ...

今回はどさくさに紛れて?りーたろうさんにお会いしちゃいました♪実は初対面なのに、掲示板や りーたろうさんのブログ でさんざんお話しているせいか、あまり初対面と言う気もせず、とても濃い26時間半(その内睡眠時間4時間半くらい(^^;))を過ごしましたよ〜。

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Nesjavellirnの発電所で脇で ... 満面の笑みです♪
りーたろうさん写真を拝借

Nesjavellirnの発電所に着き、車から降りた途端いきなりキョロキョロしてキョドり始めたりーたろうさん。「ぉぃぉぃ、挙動不審だぞ」とたいちょが言っても、満面の笑みを浮かべてたそうな。よほど温泉がうれしかったんですね〜。熱を取った後の排水がシャワーのように流れ出る所↑をみつけ、早足でかけつけると、手をお湯に突っ込み「良いお湯♪」と言うので、冗談めかして「入って良いよ」とたいちょが言ったら、「うん、入る♪」(゚〇゚;)。たいちょは、「ま、まじっすか」と驚いたけど、この図の運びとなったのでした。(詳細はもっといろいろやり取りがあったみたいだけど、省いちゃいました)

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ハーメルンの笛吹き状態♪

次に向かったのは最近のウチのお気に入りの谷&滝。途中馬が放牧されていて、柵を超えたりーたろうさんとたいちょの後ろをなぜか馬がずらずらとついて行きます。たいちょがふと振り返ったら、りーたろうさんがすごく離れていて、何をしてるかと思ったら、撫でながら馬の臭いを嗅いでたそうな。普通馬は人が寄ると怖がって逃げるのに、撫でさせてくれるなんて、ここの馬は相当人慣れしてるのね。

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ちょっと水滴が飛んでますが ...
りーたろうさん写真を拝借

ぬかるんだ崖みたいな急な坂をおりて、川沿いから滝に降りていった2人。(りゅはもちろん車内待機♪)川の水に手を浸しながら、りーたろうさんが「そんなに身を切る程冷たくないよね」と言ったので、ここでもまた、たいちょが冗談めかして滝を見ながら「入ってもいいよ」と言ったら、りーたろうさんってば「うん、入ってみるっ♪」とあっさり。(笑)

 「ま、まぢっすか。ぃゃ、でも手で触ってるから冷たくないだけで、足だったら、冷たいと思うよ」と慌ててたいちょが止めたけど、なんだかんだで、結局入ることになり、せっかくだから最中の写真を撮るためにカメラを預かった、たいちょ。

ところが、入ったはいいものの、写真を撮ろうとすると、寒くて動いてしまうりーたろうさん。(^^;) やっぱり、寒いでしょ?? ぷるぷると我慢しながら、たいちょに「ちょっと止まって。写真撮れない。」とじっとさせられ、撮り終わった時には、「もぉ、ムリっ」と叫んで出て来たのでした。う〜ん、この時期の滝は相当冷たいですよ〜。りゅには足をつける勇気なんてないもの。でも、満足気だったから良いのかな?

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霧が地面を這ってます

りーたろうさんの出国2日後は普通に晴れて、その後の午後にこんな霧が出てました。夏だと4〜5時くらいの明け方に地面を這うこんな霧が良く出るけど、冬だからこんな時間なのかしら?

それにしても、今年は元旦から消費税が増税(24.5%→25.5%)したり、酒・タバコ税も10%上がったり、ガソリン・電気・温水も増税したり、気付いたら累進課税がなくなっていたアイスランドだけど、所得税も収入に応じて3段階の税率システムに変更したり、と税絡みの変化ばかり。(^^;) アイスランド在住者としては、暗くなる話題だけど、まぁ、国としても借金を返さなきゃならないから、しょうがないんでしょうね。

とりあえず、今年は去年よりいろいろと落ち着いて進むといいなぁ。あ、進めるかどうかは自分次第か。(^^;)

2010年がみなさんにとって素晴らしい年でありますように!