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アイスランドから送るふぉとえっせ〜。 ばっくなんば〜は こちら



「サマーツアー2002 後編」

2002年8月 5日

前編中編後編

 
3日間スカゥラヴィックに滞在し、そろそろ移動でも、という4日目。どうも天気は曇ったまま。相変わらず、何も出来ないりゅは、テントを畳むのも、たいちょとゲストのたけさんにお願いし、最後の景色を車の中からボーっと眺めてました。この景色も当分みられないのね・・・。な〜んて、感傷に浸る?りゅの脇でせっせと片付ける、たけさんとたいちょ・・・きゃぁ〜、ごめんなさい+ありがと〜。

さてその後、3人ともボルンガヴィックでちょっとのんびりし、友人宅でしっかり、たっぷりのクリームと自家製の甘酸っぱいルバーブのジャムで、アイスランド式パンケーキを堪能しました。おみやげにジャムまで貰っちゃって、りゅはもう幸せ。おいしかったですぅ。ありがとう〜。それから、名残惜しくも、夕方にウエストフィヨルズ1大きいDynjandiという滝を目指して出発しました。また来るぞぉ〜、ボルンガヴィック・・・。



ウエストフィヨルズ1大きい滝・・でもちっちゃく見える・・・

 
こんなお天気ぢゃ、あんまり良い写真も撮れないもんね。急いでもしょうがないのだ。途中友人をばったり見かけて、車で追いかけてみたら、サーモンと冷凍寿司をてんこ盛りにもらってしまうと言う、うれしいアクシデントに合いながら、そのまま、のんびり走っていたら、目的地に着いたのが21時頃。でも当然おもては明るいのがうれしい。

ここDynjandiには、キャンプサイトがあるのだけど、あまり地図に載っていないので、そんなに込んでいないのもいいかな。この日はうち以外に3〜4件いたけど、広いのでそんなに込み入った感じはしなかったよ。シャワーもお湯もないけど、数々の滝のふもとに広がる景色の中で、向かいにフィヨルドを見ながら、ゆったりと過ごせます。

ただ、下が草むらなだけに、場所探しをしていたら虫が寄ってきて参ったぞぃ。(ー_ー;)でも、BBQを始めたら、煙に燻されて消えてくれました。ほっ。ちなみにこの日の食材は初日用に買ったもの。買ったはいいけど、毎日食事に呼ばれていて、食べる暇がなかったのよね・・。本当にこの旅は、ごちそうになったり、もらったりが多いなぁ。(笑)大量のサーモンは1日で食べきれないくらいでした。くるしいぃ。

ここでも、りゅは動けないので、たけさんとたいちょがテントを作るのを、見てるだけ、と言うおいしい申し訳ない状況・・・。本当にごめんなさ〜い。m(_ _)m この日も、本当に話しました。気が付いたら、りゅは寝ちゃってたけど、男2人は話す、話す。翌日も、起きたはいいけど、あまりの天気の悪さに、回復をまちながら、お昼過ぎまでず〜っと、テントの中でしゃべってました。こんなにたいちょ以外の日本人と話すのって、久々だぁ。それに、いくら景色が良くても、見えなきゃ、しょうがないもんねっ。



落石注意って言われても・・・。

 
とは言え、このキャンプサイトにいつまでも居る訳にもいかないので、ヨーロッパ最西端の崖Latrabjarg目指して、動き出したのが、午後も結構いい時間。でも、お天気は相変わらずのまま。途中、「こんなに曇っていなかったら、○○なんですよ〜」と言う会話を何度となく繰り返しながら、進みました。たけさん、本当に残念でしたね。道中、上のような標識を何カ所も見かけるのだけど、こんな道でもウエストフィヨルズでは、悪くない道なのです。穴が開いていないだけ、マシと言うもの。

そう言えば、今回でウエストフィヨルズを廻るのは3回目なのだけど、今年は今までで1番道が良かったよ。例えば、ヨーロッパ最西端の崖への道なんて、狭くて際どい所を走ってるのに、今までは穴のおかげで、イヤでも車が飛び跳ねてたのね。もう、コワイったらなかったのだけど、今年は道幅は広がってるし、穴はふさがれてるし、道はならされてるし、と数段進歩してました。

やっぱり、スカンジネビアンアワードを取ると、違うね〜。これで、出せるスピードが10〜15キロだったのが、30〜40まで、あがったんだよっ。(←すごい話だけど(ー_ー;))あとはアスファルトを敷いて、ガードレールを付けてくれれば、問題ないのだけど、アイスランドだから期待しないでおきましょ。(笑)こんな所に道を造っているだけでもすごいと言うものっ。うん。



ミュージアム

 
Hnjoturと言う所にあるミュージアム。今までいつも時間が遅すぎて、諦めてたけど、今回は車も止まってるし、開いてるのかな?と入口を覗いてみました。だけど・・・ドアが閉まってる〜。(≧∇≦) しかも、営業時間は18時までと書いてある。ちなみにこのとき19時・・・。ダメかなぁ。中に人が見えるから、諦めきれずにうろうろしてたら、管理人っぽい人がやって来ました。ダメ元で「あのぉ、もう閉まってるんですよね?」と聞くりゅに「多分ね」と答える彼。ん?多分ってどういうコト?と訝っていたら、「入りたいならいいよ」と言ってくれました。わぁい。ありがとう。

中には、主産業である漁業用の道具は多く、鯨の解体棒やら、舟などを始め、いろいろありました。他にも虫取り網のようなモノがあって、何かと思ったら、パフィンの捕獲用。そうだよね、食べちゃうんだよね・・・。実は何を隠そう、りゅの初パフィン対面は冷凍された状態だったのです。(ー_ー;) でも、そのままの鳥をむしれるはずもなく、袋に入れたまま、冷凍庫にキープ。しかも、そんなのが入ってると思うと、冷凍庫を開けられなくなっちゃって、中も見ないでたいちょに捨ててもらいました。エゴだぁ。ちゃんと食べてあげなくて、ごめんなさい。あ〜、思い出しちゃった・・・。

もちろん、狩猟、漁業物以外にも、昔のレスキュー用の銃やら(ヒモがついていて、それを銃で撃って届ける)、印刷の道具などなど、中は思っていたよりも広く、興味のある人には本当に見て楽しめる物がたくさんありますよ。



120年前のドレス(左)と岩に描いた絵

 
このドレスは日曜日の教会へ行くなんてものよりもっと、ず〜っと、特別の機会用だったようです。結婚式だったかなぁ。忘れてしまった・・・。でも、一般人用ではなさそう。脇の棚には手編みのレース品などが並んでいました。中には出産用と思われる器具もありましたよ。

右の絵は昔の「サマーツアー2001其の壱」に載ってる、Raudasandur(Red sand)を描いたもの。当時は農家が7つあったのに、現在残っているのは2つのみ。すご〜くきれいな所なので、勿体ない気がしちゃいます。でも、坂の勾配がきついし、冬などは厳しいのでしょうね。この絵を描いた女性は現在Kollsvik(これまたすごくきれいな所)に住んでおり、写真を持っていくと、岩板に描いてくれるそうです。欲しいなぁ。機会があったら、ど〜ぞ。ちなみに今回、Raudasandurはお天気が悪くて行きませんでした。



ヨハンとその家族

 
さて、かる〜く内部を見た所で、入口近くに戻ってくると、ヨハン一家が勢揃い。これで3回目のウエストフィヨルズ巡りだよ、と話すとびっくりしてました。そして、うちはSeydisfjordurから始まり、AkureyriやReykjavikにVatnajokullまで見たけど、ウエストフィヨルズが1番きれいだと思う、と伝えた所、奥さんに「あら、それは、南部のLandmannalaugarとPorsmorkを見てからじゃなきゃ、ダメよ」と言われてしまった・・・。「アイスランドはどこもきれいだけど、おらが村が1番」と言うアイスランド人が多い中、とっても珍しい+正直な人です。

でも、個人的には本気で、うちが今まで見た中で、ウエストフィヨルズが1番と思ってるんだけどなぁ。(笑)確かにLandmannalaugarもPorsmorkも「すごいっ」と思うだろうけど、ず〜っと見てたら、どうなんだろう。あっ、でも奥さんを見習って、一目見てから発言しようっと。ここはうちが見た中で、ウエストフィヨルズで1番面白いミュージアムでした。入場料は400クローナ。このチケットでPatreksfjordurとTalknafjordurのプール料金が半額になるそうです。



飛行機

 
最後に、ミュージアムを出ようとすると、「君たちの写真の最後の1枚を見せてあげるよ」、と言ってヨハンに連れてこられたのが、格納庫のような建物。??と思ったら、中に古いアエロフロートがありました。このデザインはロシアで194○年に考案され、この期待が作られたのはポーランドで196○年。○の中は忘れちゃった・・・。で、アメリカ人がコレを買って、アイスランドまで飛んできたのはいいけど、問題が起きて、この近くに着陸するのが精一杯で、飛べなくなってしまったそうな。修理すれば、また飛べるらしいけどね。残念ながら、雨が降っていたので、外からの写真はナシ。


 
思いの外、ミュージアムに時間を取られちゃったけど、面白かったからよしとしましょ。表は相変わらずの雨だけど、Latrabjarg目指して、走ります。途中こんな砂浜を見ながら行くんだよ。個人的に何がいいかって、崖目指して走っていると、突然現れる白い砂浜。こんな砂浜があるなんて予想していないだけに、景色にボーっと見惚れられます。ここも本当に晴れてると、問答無用できれいなんですよ〜。蒼い海と白い砂浜(特にKollsvikの上はきれい)は、自分がどこにいるのか、一瞬分からなくなっちゃいます。さて、途中一部砂浜を通過して、細い道をしばらく進むと、崖につきます。



ぱふぃんを蹴るのかっ?たいちょの足(右)

 
いるわ、いるわ、本当にパフィンがたくさんいます。しかも、とろいっ。Hnjoturのミュージアムにあったパフィン用の網があれば、絶対に捕まえられるはず。(笑)手の届きそうな距離までは逃げません。あと一歩と言う所で、トタトタ助走を付けてから飛んで逃げていく、くらいだもん。しかし、この日は雨に加え、崖に向かって吹き下ろす風付き。さすがにそんなに崖際には寄れないのでした。なのでりゅは安全圏に待機。だって、本当に吹き飛ばされちゃうよ・・・。この後、2人が上に歩いていくのを横目に、とっとと車に戻っちゃったりゅとは違い、帰ってきた2人はびしょ濡れでした。お疲れ様っ。

この日は結局Krossholtのゲストハウスに泊まりました。ここはウエストフィヨルズでは数少ない温泉が出ているんですよ〜。23時近かったのに、予約もなしに扉をノックして、部屋を確保。遅くに失礼しました〜。m(_ _)m 



すてぃっきしゅほるむ

 
6日目は、Brjnslaekurから12時30分発のフェリーに乗って、Flatey島経由でStykkisholmurへ。ウエストフィヨルズはもう終わりです。Flatey島は一応ウエストフィヨルズなのだけど、ど〜も扱いは他なのよね・・・。フェリーは1日に2便あり、12時30分のは1便目。なので、Flatey島で途中下車して、5時間過ごすことも出来たのだけど、おそらく何もない所でこの曇り空ではきつかろうと、そのままStykkisholmurへ向かいました。参考までにフェリーの料金は1人1600クローナ。車も標準サイズなら1台1600クローナです。

で、左が船着き場からの景色。Stykkisholmurは人口1200人程度の村で、400年前より貿易港として発達し、現在ではホタテの養殖をしたり、鯨の観覧船を出したりしています。Stykkisholmurの島のような地形は天然もの。周りには小さな島がたくさんあり、晴れているときれいだとか。ちなみにビョークがもらった島も、StykkisholmurとBrjnslaekurの間にちらばる島の1つです。

この日はこの後、レイキャヴィクでかる〜く買い物をし、ケフラヴィクにたけさんを送っておしまい。早朝のフライトだと言うのに、1時過ぎまで、たけさん宿泊のゲストハウスでおしゃべりしちゃいました。なんだか、濃い6日間だったけど、でもあっという間でしたよ〜。3日目からお天気が崩れたのが残念でした。でもね、数日後ラグナーから電話があって、うちがいた数日間以外はず〜っと、晴れてるんだって・・・。こっち(南部)は毎日雨なのにぃぃぃ、なんで??やっぱり夏はウエストフィヨルズの方が気持ちいいかも。


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