毎週土曜日頃更新 -氷国時間-(^^;)

ウエストフィヨルズから送るふぉとえっせ〜。
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「車事情1」

2001年10月7日

 
いきなりですが‥‥実はこの国に鉄道というモノは存在しません。はい。まぁ、首都からこの国第2の都市(町)までの道のり389キロに鉄道を引いた所で一体何人が利用することか。直線距離ならもっと近いけど、前人未踏の山や(大げさ)荒れ地、はたまた火山を無視して鉄道を引くのは現実的じゃないよ。冬は吹雪のオンパレードだし、間に町がない。おまけに目的地の人口が2万人くらいだし‥‥採算のとれない事業だから鉄道を引かないのも納得なんだけどね。という訳でこの国では車の所有率は極めて高い。

‥‥とゆ〜か、車なしだとどこにも行けません。りゅが住むような村だと村中を走るバスなんて存在しないし、(←必要ないとも言うが・・・)隣村へのバスは一日3本、平日のみだしね。でも、この国で車は泣きそうな程高いのです。特にりゅから見た日本車の高いこと!数万キロ走った中古車でさえ、日本の新車の倍近くする。日本の価格を知っている人にとって購入に踏み切るにはちょっとツライ価格設定です。結局貧乏なりゅが買ったのは超古〜い中古車。1○年落ちの多分日本では車検に通らなさそな日本車ですが、暴風に飛ばされながら(本当に死ぬのよ‥‥これで)歩くことを考えればマシってもの。でもそのためには厳しい「車検」という試練を受けなければならないのでした。(謎)



車検場に貼られてあったなんば〜

 
この国では車のナンバープレート末桁の数字が車検を受ける月を表しており、ナンバーに貼られた縦長のシールによって年次期限が示されます。うちの車は8が最後なので本来なら8月に受けるべきなんだけど、7月の時点でよく行くガレージのおじさんに聞いた所、「8月?それなら2、3ヶ月以内に行えばいいから10,11月中に行けばいいんじゃない?」とのこと。

ちなみに、この国では自動車修理工場が車検を代行してくれたりはしません。国に認可された車検場が全国にあるのでそこへ行く必要があり、この辺ではイーサフョーダー(ウエストフィヨルズの中心地、人口3000人程度)でのみ受けられるそう。期限の曖昧さに驚きながらもおじさんの言うことに従い、1ヶ月ちょっと遅れて車検場へ‥‥罰金だったらやだなぁ〜と思いながら聞いてみると「まずは予約を取ってね・・」だって。車検が切れて1ヶ月も経っているのにお咎めなしとは‥‥すごいぞアイスランド。

とりあえず予約を取り・・とは言ってもその場で翌日の時間だけを決め、名前を残すことなく終了。東洋人なんてそんなに多くないからいいのか、そもそも来る人が多くないのか。まぁ、何も解らないりゅにとって順調に進むのはいいことだぁ。ふむふむ。所要時間も20分くらいだって言うし・・・



Johan Magnussonさん

 
ところでこの国の車検は新車を購入した場合は3年後と2年後にあり、購入後5年を過ぎた車は毎年車検を受けなければ成りません。りゅの車は古〜いのでもちろん毎年。でも、古い車ってなんか色々言われそうでイヤだよね〜。ドキドキしながら(←小心者)車検場へ着くと、おじさんがカチャカチャと車のナンバーをコンピュータに打ち込み、年式やら何やらを確認する。最初色まで言われた時はびっくりした〜。ってことは色を塗り替える時は申請しなきゃいけないのかな?とりあえず、おじさんに撮影の許可をもらって中に入ってみたよ。しかしこのおじさん、英国紳士を思わせる物腰でなんだか厳しそう。す‥‥隙がない。ニッコリ笑って甘くしてよぉ〜



車検用紙に記入っとぉ

 
車検用紙にある9つのカテゴリーに沿ってチェックしていきます。今年の総数は161箇所。それぞれの項目の左側には三段階のチェック欄があり、一番左は合格、真ん中が要修理、右は深刻な問題で、たとえばタイヤなど箇所によってはそのまま運転を禁じられてしまうモノもあります。「撮影でおじさんの気を紛らわしちゃえっ」と姑息な手にでるりゅ ・・・ いえ、そうゆ〜訳ぢゃありません。安全第一です、はい。 (ー_ー;)



ちょっと解りにくいけどタイヤを揺らしてます

 
日本の車検制度の場合、「元と違うモノはぜ〜んぶダメ」という厳しさですが、ここではチェック項目さえパスすればよいので、ある意味日本よりはるかに緩いのです。隊長1号=元日本のドライバーという訳で、やっぱり普通の日本人の車検に対する目は現地人より厳しかった〜。おかげで、古い車であるにもかかわらず、問題は見つかりながらも、それほど深刻ではなさそう。ほっ。



下もちぇ〜っく

 
最終的に見つかった修理必要箇所は5カ所。そこでおじさんに「どうしたらいいの?」と聞いた所、「30日間の猶予があるから、ガレージに持って行って直してもらってもいいし、自分で直してもいいよ。直ったら持ってきてね。」だって。自分で直してもいいなんて!でも、びっくりしながらも、やっぱりガレージへ持っていくことを決めた日本人のりゅでした。だって、自分でするなんて(この場合、りゅじゃなくて隊長1号だけど・・・)直らなかったら大変だもん。←おいっ!(隊長一号談)

というわけでうちの村のガレージのおじさんの所へ向かうりゅでした。

今週ちうにつづく





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