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「秘境温泉」

2001年12月9日


人知れず存在する小屋

 
前回のエッセイの通り引っ越したばかりなので、人と知り合うには時間がかかるなぁ‥‥と思っていたら、出会う人みんないい人ばっかりで、時間さえあれば色々な話を聞かせてくれます。その中で自分の住む地域から7〜8キロ離れた所に、地元の人しか知らない温泉があると言うのでビックリ。も〜絶対いくもんね。と言うわけで、友人のリンダちゃん(19歳のスウェーデン人)と一緒に行ってみました。最近このエッセイに良く登場する隊長1号も雑用係で付いてきてますが‥‥(ー_ー;)



こんな中を歩いて行くと‥‥

 
実は出発前に彼女と水着の話をしていたら「え?別に着なくてもいいわよ」という大胆なご意見。ひ〜さすが文化が違う。やっぱりヌーディストビーチは白人の文化だね‥‥。大喜びしたのは隊長1号だったけど、「写真を撮るなら水着にするわ」の一言で、水着着用になりました。当日の天候は雨。この地域は比較的暖かいらしいです。車で近場まで行き、そこから数百メートル歩いて目的地へ‥‥。途中、小さな丘と川を越えなければならなかったので、膝まで雪に埋もれたり川幅の狭い所を探したり、多少苦労したけれどなんとか目的地に到着。



普通の小川に見えるけど実は温泉

 
辿り着いた所には小さな小屋がポツンと建っていて、周りに川が流れてました。でもよく見ると川から湯気が‥‥。おお、これが全部温泉なのぉ。リンダちゃんは一度だけ来た事があるらしく、浮かれるりゅに色々説明してくれました。ここでのルールは小屋の屋根にタオルをかけておき、それが見えたら人がいるという合図で、後から来た人は引き返さなければなりません。再度時間を空けて訪れるというなんともほのぼのしたものです。と言うのも、水着を着てホットポットに入らなくてはならないこの国で、ここは例外的に裸で入浴するから。もちろん、脇に車が止まっていても、引き返さなければなりません。



中は薄暗い。もちろん電気はなし。小屋の中に温泉が流れてます。

 
小屋では中で着替えが出来るようになってます。とは言っても、傾いた木製の長椅子(ベンチとは呼べないなぁ〜)があるだけで、他には何にもありません。もちろん料金箱なんかもないです。はい。小屋の片方は壁がなく、そのまま温泉に入れるようになってます。ここには2カ所だけ肩まで入れる深さの温泉があり、小屋から入れる方は深い方の温泉です。深さは大体120センチ程でしょうか。



本邦初公開、りゅの水着姿(笑)

 
女2人だけで速攻で水着に着替えて、いざ温泉。う〜ん、気持ちいい。でもリンダちゃん。少し胸が大きすぎるわよっ!(笑)。ここは天然の温泉場なので湯船の底は岩。深い方の温泉は縁だけコンクリートらしき作りになっています。まぁ、少し苔とか生えていて滑りやすいけど、雪の山を観ながら入る温泉って最高〜。そう言えば、アイスランドもこのエリアだと温泉に硫黄の匂いがするけど、ここの温泉は無臭。強いて言えば草木の匂いがするかな?



温度チェックしてる。(マメなやつ)

 
水温は38.5度と(隊長1号談)日本人には少し低めだけど、かなり快適です。なんと言っても他に人がいないのがいい。日本でも人のいないひなびた温泉を探すのって結構大変だもの。実はこの温泉、元々は人間の為のものではなく、野山に放牧してある羊を集めて洗ってあげる場所だったみたい。どうりで日本っぽい温泉なわけだ‥‥納得。放牧してある羊の為のモノだから、人里離れているのもうなずけます。



こちらが浅い方の温泉。

 
浅い方の温泉は深さが50センチくらいで、大人だとちょっと身体を横にしないと肩まで浸かれません。ただこちらは底が粗めの砂。やっぱり座り心地は岩より遙かにいい。よく見ると底から気泡がブクブク出てます。ここのお湯は砂の下から湧き出ているのね。周りは2mくらいの高さの石垣に囲まれていて、気分はすっかり秘境。これなら風が吹いても寒くないよね。さすがに暖かいのか、真冬なのに周りの草が青々してます。



何とも極楽です。

 
1時間くらい入っていたので、結構身体が暖まってしまい喉が渇いたけど、ポットに持参した熱いお茶を飲む気になれず、リンダちゃんが持ってきた水をグビグビ飲みながらしつこく温泉に浸ってました。もぉ〜 心も体もすっかりふやけきったとっても良い1日でしたねぇ〜。次に来る時は絶対にエアー枕と冷たい飲み物を持参しよう。うん。ちなみに上の写真はリンダちゃんのおみ足。お〜い発育いいぞぉ〜(笑)








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