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またまた、ずいぶんとご無沙汰しちゃいました〜。アイスランドもすっかり夏らしくなり、20度くらいある今日この頃。日本も夏真っ盛りなんでしょうねぇ。そんな中ウチの猫どもはいつもと変わらず ...

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ばったり出会っちゃうと ...

相変わらず仲の良いと言えない、ののさん(先住猫)とモニク(新入り・牛模様猫)。身体はモニクの方が大きいのに&筋力も絶対に勝っているハズなのに、精神的に負けてるモニクはよく出会い頭にシャシャッとののさんに攻撃されちゃうのよね。たま〜にモニクが物陰から飛び出てののを驚かす事があるからお互い様かもしれないけど、いじめられ回数はモニクが圧倒的に多いのよ。(^^;) なので、この日もののさんにシャシャッと攻撃(写真右)されてました。

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逃げろ〜 とばかりに一目散に左奥にある草の島へ逃げるモニク

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よく見ると、こんな感じに隠れてます。肩身が狭いにゃん?

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方やののさんはモニクを追い払ってご満悦♪
のんびりまったり中 全くいじめっ子なんだから

まぁ、人間からみたら、猫は相も変わらずのんびりしてるようにしか見えないわね。

さて、ここまで書いたら、この後本当は5月末のウェストフィヨルズ行きをアップしようと思っていたのだけど ... 今日ちょっと出かけたらとんでもないものを見てしまったので、まずはこちらをアップしちゃいます。ウェストフィヨルズ(アイスランド西部フィヨルド地帯)も近いうちに書くぞ〜。

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未舗装道は砂埃だらけっ

と言うことで、今日(と言うよりもう昨日か)はゴールデンサークルツアーでお馴染みのLaugarvatn/Thingvellir方面へ行ってきました〜。金曜の昼下がりなせいか、辺りには観光バスやら何やらがたくさん。

大抵「特に未舗装道・ヴィッツ(等小型車)・遅い車」は大抵レンタカーなのね。レンタカーはアイスランドの道路に慣れてないから、アイスランド人なら普通に走る所でいきなり減速したりと、動きがちょっと怖かったりして ... 。(旅行者の皆さん、ごめんなさ〜い。)まぁ、高低のある未舗装のうねうね道が怖いのはよく判るし、知らない所だからこそ安全運転して欲しいし、気持ちも判るからしょうがないのかな。

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うま〜

温泉のおかげで暖かい湖、「Laugarvatn」での写真撮影も無事終了し、夏にしか開いていないショートカットを通ってThingvellir方面へ向かっていたら、途中乗馬ツアーなのか、たくさんの馬にも遭遇しちゃったり。乗ってるのは旅行者の方達だけど、長閑な風景だなぁと思いながらのんびり移動してたのよ。

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Thingvellir国立公園のギャウ(地球の割れ目)
at 16:18 on 10/07/2009

そんなこんなでThingvellirに到着。Cold Natureに遊びに来ている人ならご存知の方も多いだろうけど、ここThingvellir("Th"は本来Pの縦棒が上に突き抜けているアイスランド特殊文字)は西暦約930年頃に世界初の民主議会Althingが開かれた場所なのね。

1930年にアイスランド発の国立公園として認められたThingvellir国立公園は2004年にユネスコの世界遺産リストに登録されたんです。また、ここには世界でアイスランドとアフリカの2ヶ所にだけ見られる(他は海底深く地上では見られないので ... )地球の割れ目ギャウもあり、割れ目は毎年3mmずつ離れているのだとか。

ま、民主議会Althing等の詳しい説明は省くとして、と言うか、そんなコトは気にもとめず、たいちょはとっとと撮影に行き、りゅも普段はたいちょの撮影中は車内待機なんだけど、お天気も良くて寒くないし、体調も良いしと珍しく車から降りてフラフラしたんですよ。

ちなみにデジカメによると、この時点で16:18です。

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みんなの視線の先には ... at 16:14

1つ上の写真から遡る事約4分、16:14にたいちょがギャウの途中で撮影していると、どこからともなく薪を燃やすような匂いがして来たそうな。最初は*たき火かなんかか、それともBBQでもしてるのかと思った、たいちょ。「どこのバカがこんな所でBBQなんてやってるんだよ」とボロクソにつぶやいてたけど、何しろ写真の撮影中なので、動けなかったんですって。ただ、普通どんなBBQでも食欲をくすぐる匂いがするのに「BBQにしては旨そうな匂いがしないなぁ」と思いつつ、ふと脇を見たら、家族連れが前方を見てるのに気付いたんだそう。

 (* 国立公園内でのたき火は禁止されてます)

風もホテルの方から吹いていて、煙らしき匂いもそっちの方から漂ってきたから、ホテルの方で何かやってるのかと思って、ふとホテルの方を向いてみたら、目の前の家族?全員が雁首揃えてホテルを見ていたんだとか。「いくら何でもたかがBBQで家族揃ってガン見はしないだろ」と思いつつ、たいちょもそちら側をふと見たら、白い煙が全体的にたなびいているのを見つけたんですって。おそらくたいちょより30秒くらい先にその家族が火事に気付いたみたい。

で、思わず緑の服の家族連れのおじさんと顔を見合わせた、たいちょ。2人同時に「 ... MY GOD ... 」のコトバが自然に漏れたそうな ... 。う〜ん、ハッピーアイスクリームぅ。(^^;) と言うか、無神論者のくせに「MY GOD」はなかろうよ、たいちょくん。

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煙が広がる前に急いで撮影しないとっ! at 16:22

この時点で16:22 
(魚眼レンズのせいなので、本物の手すりはこんな風に曲がってません)

ただ「あれ?火事かな?」とは思いつつも「まぁ、小火程度だろ」と思った、たいちょ。ちゃっちゃと撮らないと煙で撮影が出来なくなる〜と慌てて付近を撮影してました。写真↑でも煙はそこまで目立たないでしょ? たいちょって普段、なんだと思うくらい運が悪いけど、こういう事の運はホンッとギリギリで良いのよね。

不謹慎で申し訳ないけど、作業進行を思えば、おそらくこれから数日は立ち入り禁止のテープでも張られるだろうし、ホテルの焼け跡も目立つだろうから撮影に向かないと思うもん。今日辛うじてThingvellirの撮影を済ませられたのは、たいちょの悪運の強さのおかげかも。(^^;)

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まだ気付いてる人も多くなかった頃 ... at 16:24

この時点で16:24。

で、撮影完了後途中でフラフラしていたりゅに会った、たいちょが「火事で燃えてるよ」と一言伝えるも、「えぇ〜、BBQでもしてるんじゃないの?」と思わず答えたりゅ。だってぇ、普通夏場の昼間に煙と言ったら、BBQでしょ? でもたいちょが「燃えてる」と言い張るので、そんなに言うなら ... と見に行ったら、ギャウのすぐソバにあるホテル Valholl から煙がモクモクと上がってるじゃないですか!

とは言え、この時点では高台から火は見えず、煙だけがたなびいていたのよね。思わず呆然とその様子を見ていたら、↑写真の1番右にいた旅行者カップルに「写真を撮ってもらえませんか?」なんて頼まれたんだけど ... あまりにも火事をボーッと見ていたせいか、思わず「え?火事をバックに撮りたいんですか?」って聞こうとしちゃった。(^^;) 不謹慎ですみませ〜ん。もちろん、湖をバックに普通の写真を撮ってあげました♪

で、また呆然かつボーッと見ていたら、りゅ(ベージュの帽子)の足下に見える屋根の上では白い服を着た男性がホースで一生懸命水をかけてるじゃないですか。ただ、その内火が大きくなったのか、「ヨーイ(おそらく彼の名前)、なんちゃらかんちゃら」って声が聞こえて、屋根の上の人に降りるように言ってたのが、なんともリアルで生々しいょ〜。きっともう危ないから降りてこいって言ってたんだろうなぁ。最初にたいちょが小火だと思ったように、従業員も自分たちで消火出来る規模だと思っていたみたいだし ... 。

この時点で、どうやら小火では済まなそうに見えてきたので、車にフォトエッセイ用おもちゃデジカメを取りに戻った、たいちょ。おかげで↑の写真から↓の写真まで数分の間が開いちゃいました。しかも待ってる間に最初は煙しか見えなかったのが、炎まで見えるようになっちゃって、それなのに消防車は来ないし、「もぉ、 ど〜なってるの??」って気分でしたよ、ホント。

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16:28 気がついたら火も見え始めて大変なことに

16:28 青い屋根では煙りどころかゴウゴウと炎がお目見えする始末

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ホテルの従業員なのか、青年がどこかに電話してます

観光客がウゾウゾ写真を撮りに集まってます

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16:29 かと思えば、こんなところでビデオを廻している人もいるしぃ〜

16:33 やっと白バイ到着

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近くの人に事情を聞くも ...

白バイでは当然の如く火が消えるワケもなく

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方やギャラリーは増え続けるばかり(^^;) 

16:37 今度は救急車とパトカーが来ても

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それでも火が消えるワケがありません ...  


Fire at the Hotel Valhöll in Thingvellir National Park

Click to enlarge the photo above.

おもちゃデジカメで撮った写真を繫いでるので画質が悪いけど、写真をクリックすると別枠で開き大きい写真を見られるのでクリックしてみてね。写真は上下左右に動かしたり、ズームイン/アウトさせたり、フルスクリーンで見られます。

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16:41 ついに手前の木に燃え移ってます

16:43 この煙の下、ギャウの中を観光する人はさすがにいません ... が、展望台にはギャラリーの影がたくさん並んでます

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かと思いきや、煙の下で見物する観光客がいたり ...

16:46 やっと待望の消防車到着です! 白バイは速いからしょうがないにしても、救急車もパトカーも必要だとしても、みんなが待っていたのは、やっぱり消防車!方向的に見て、Selfossから来たのかな

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16:48 川から消化の為の段取りをつける消防隊員の後ろでボートに乗る女の子3人 しゅ、シュールだぁ

16:51 長丁場の様で展望台では座り込む人まで ...

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16:53 いよいよ消火開始 でも早足や普通に歩く人はいても、駆け足の人がいないのにびっくり まぁ、ストレッチャーも空っぽだし、人的被害がないからなのかな??

17:00 16:28の写真では青い屋根が見えてるのに、ここでは既に焼け落ちてる ...

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17:10 消火活動は続いていました 来た方向的に見て、3台目以降の消防車はReykjavikから来てたみたい

酷いピンぼけでごめんなさい この頃になると報道関係の飛行機らしきものが2〜3機飛んできてました

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またこの頃、Thingvellirの職員がやって来て、「立ち入り禁止」と言われ

渋々立ち去るギャラリー 一同

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17:11 それでも粘り強く撮影してたりして ...  しかもこの時展望台の反対側にある駐車場には観光バスが4台くらい到着して、人がゾロゾロ降りてくるのが見えたりして。

職員が車でギャウへの入り口を塞いでいます 観光客の中には、バスが下で待ってるから行きたい人もいて、困ってました でも、いくら何でも火事なんだから、バスが上まで迎えに来てくれるでしょ? (通常、観光バスはここで乗客を降ろし、ギャウを歩いた客を下で迎えるので ... )


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17:48 湖の反対側からもうっすらと煙が見えてました

いやぁ、世界遺産が燃えるなんて初めて目の当たりにしたので、本当にびっくりしました。普段通りにりゅが車内待機してたら、たいちょは小火だと思ってたし、火事を見る事はなかったんだろうなぁ。おかげさまでどうやらあの後鎮火したようです。辺りの木も相当被害を受けるかと思ったけど、予想したより被害が少なくて、ホッとしました。興味のある人はど〜ぞ。www.mbl.is

- - 追記 - -

たまたま翌日も近くを通ったので、寄ってみました。(おまえら、どんだけThingvellir行ってるんだ、って感じですが ... (^^;))

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前日と同じ展望台から on 11/07/2009

当たり前ですが、火が消えてます。焼け跡になってしまった姿は痛々しいですが、やっぱり燃えている状態を見るのは心苦しかったので、少しだけホッとしました。(これ以上燃え広がらないですからね ... )

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下からも見てみようと行ってみましたが、ホテルの看板のある入り口付近には車がたくさん停まってます

黄色いテープがあり、車は進入禁止のようです。なのでみんなその辺に停めてるんですね 奥に歩いている人のが見えるので、車を置いて行ってみる事に ...

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辺りはいつもと同じ風景です お天気も良いので、散策するのも気持ち良いかな

でも近づくと燃えさしが見えてきます

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なぜか普通の車もあるけど、関係者なのかな? 他はほとんど何かしら仕事中の車ばかりでした

木もすっかり燃えてますね ...

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警官の見守る中、作業したり、重機が瓦礫を集めたり ...

温水のタンク?も物寂しく転がってます そう言えば燃えてる最中は何度もパァーンッて音がしたなぁ キッチンのガス等が爆発しちゃったんだろうね

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集められた瓦礫の山々 ...

警察印の黄色いテープ さすがにコレより先は立ち入り禁止なので一般人はみんなこの辺でウロウロしてました (見に来てるのはほとんどアイスランド人でした まぁ、旅行者はわざわざ来ないかも?)


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全体像はこんな感じ

パッと見一部残っているようですが、修復不可能だそうで ... 全焼ですね。う〜む、痛々しい。早く片付くことを祈っていますです。

と言うことで、次の更新はウェストフィヨルズです。