毎週土曜日更新 -氷国時間- (^^;)

ウエストフィヨルズから送るふぉとえっせ〜。


「誰もが知ってる世界の秘密」

2001年7月14日

 
この国のことを調べるとアイスランドは軍隊を持たないことになっている。うん、平和な国やね。・・・なんて世の中甘くはないっ。しっかりあるのだよ、NATOの基地が。しかも今年で50周年だとか。(とどこかに書いてあったような気がする)なんか日本みたいねぇ。おっと。 主要基地はケフラヴィックにあるんだがそこはウエストフィヨルズじゃないんで今回はパス。んじゃどこ?ていうと・・・うちの村の近所。

ところでりゅの住む村の3方向にある山のそれぞれは650m程度なので高さはそれほどでもないけど、なにせ登山道ってのがない。ま・・それが自然だ。 一本の木もない荒れた山肌を時には四つん這いになって登らなきゃならない。 両手が使えない姿勢のまま頭上に鳶が飛んできた時にはど〜しようかと思ったね。うっかり手を離したら数百メートル下まで十分に転がれる斜面だし・・・ かと言って生きたままの鳥葬なんか絶対ヤダぞ・・実は、お年寄りでも頂上まで登れる方法が1つだけある。 それがうちの近所の立入禁止のNATOレーダー基地への分岐路を構わず登って行く方法。



分岐点。右がアップで見た図。

 
この道は車で登れるように出来ているので多少急だけど確実に登頂できます。ただ距離はかなりあるよ。直線で3キロ程度の距離を15キロ位歩かなければならない。以前近所に住んでいたスウェーデン人の女の子は(21才)雪が積もっているのをいいことに、究極のショートカットをして崖でもなんでも雪の上からメリメリ登っていった強者です。ちなみに彼女はスウェーデンで97年度水泳チャンピオンでした。さすが体力が違う。さてこの道が立ち入り禁止なのかどうかは定かじゃない。看板は物々しいんだけど、英語で立入禁止の表示がないからOKなんでしょ。(ホントか?)りゅが登った時に基地内の人間に姿を見られているけど、何も言われなかったので いかにも民間人してれば大丈夫なのかも知れない・・保証はできないよ。

で・・これが基地だ。↓



 
未だ続く雪景色かと思いきや・・・こんなのがある。ひょっとしてこれって掲載不可かもしれない。一応軍事施設だしね。NATO関係の方、不都合でしたら連絡下さい。
(・・って誰も見てない)

ただ景色は絶景・・・6月末の時点でもかなりの雪が残って地盤がやわらかくて危険だったけど、360度大パノラマの世界が堪能できるでしょう。ちなみに間違っても頂上に茶店や民芸品店なんぞはありませんので・・オマケにトイレもないし手すりもない・・強風一発で確実に死ねます。 山が辛そうだからって海水浴はいけません。心臓麻痺ですぐに楽になれます。


絶景。 だがマヂ恐い。

 

しかもこのエリアって場所柄レーダー基地が多かったみたい。ウエストフィヨルズの上部の無人地帯に今は使われていないがアメリカとイギリスのレーダー基地が各々あったらしいのだ。今は亡き対ソ連ってことかしら?一見のほほーんとしたアイスランドの隠された一面でした。でもこれってお約束だよね。


 
実は基地周辺でこんなの見つけた。やっぱり軍事施設ってきなくさいね。ちなみにこれ使用済みの手榴弾型発煙弾です。(煙色黄色なんだって)




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