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今回使用されている写真の転載は固くお断りいたします



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朝から吹雪なんですけど‥

昨日夜半から天候が悪くなっている様子で、朝外を見たら思いっきり吹雪いてます。こんなんで今日の撮影は大丈夫なのかなぁ〜。朝食時、みなさんお疲れにもかかわらず外の様子を気にしてました。それでも小松さんは食パン6枚を安定して食べてますけどね。

でも本日最初は水素バスだから野外なのよね…。

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3台だけ試験運行してる水素バス

ちゃんと化学記号も書いてあるよ


この日の午前中は、全て水素バスの取材用に時間を取ってあります。と言うのも、このバスは通常の運行ルートがあるわけではなく、毎朝その日のルートが決定されるようで、当日の始業前に連絡をとって、ルートの確認をしなければならないのでした。

一番最初は、水素エネルギーを扱っているエネルギー会社に用件を伝えて返事を待っていたところ、直接バス会社と話をしてくれとの回答。で、バスドライーバーを紹介してくれました。が、さすがに撮影許可をドライバーの一存に任せるわけにいかないので、バス会社に連絡すると、ものすごくたらい回しにされた挙げ句、なんとか担当者(仮にピーターとしよう)らしき人と連絡を取れたのよ。その後はピーターやバスドライバーと話を詰めて、当日の朝に連絡し、運行ルートを聞いて取材する運びになったのだけど…。

が、しかし…。当日始発地に行ってみると、誰もそのバスがどの方面から、どこのターミナルに入るかすら知らない。撮影の予定としては、バスがターミナルに入ってくるところから撮影する予定だったので、それが分からないと話になりません。大騒ぎしたあとにターミナルにいた人が、「こっち方面から来て、ここに入ってくる…」と教えてもらって、カメラスタンバイ…。

でも、待てど暮らせどやってこないじゃないの。と思ってふと見ると、その向こうのレーンに「Hydrogen」と書いたバスがすでに…。萩原さんと小松さんも困っているので、ターミナル内をもう一周してもらえるか頼みに行ってみたら、ドライバーは女性。電話で話したのは男性だったのに…。

しかも英語を理解しないようで、怒ったような雰囲気で逃げるようにバス事務所に入っていってしまいました。ここはアイスランドだから、英語を話さないのは構わないよ。でも、なんであんなに感じが悪いんだ? りゅは女性だけど断言します「女性の方が心が狭い」(ことが多いよっ)。こういうコトは以前にも随分あったけど、トラブルになるのはほとんど女性。良く日本で「だから女はダメだ…」みたいな発言があるけど、その気持ちが分かったような気がしましたね。

とは言っても、撮影しないことにはしょうがない。速攻で例のドライバーと紹介された人物に電話すると、彼はドライバーじゃないって言うじゃないのっ。お〜ぃ、初めて電話した時に「エネルギー会社に紹介されたんだけど、あなたがドライバー?」ってきいたら、答えを濁してはいたけど、違うとは言ってなかったじゃないのさっ。だから、話の流れと内容からいっても、ドライバーとして接していたのに…。しかも、英語は普通に流暢だから安心してたのに … 。はっきり言えないアイスランド人の性格を見抜けなかった、りゅも甘かったけどさ。

しかも今回の撮影に関して、あれほど現場に伝えてくれるよう頼んで置いたのに、バス会社の方から一切伝わってないってどういうことよ、ピーターさんよっ。(お怒り全開) しかも、ドライバーだと思っていた相手に電話でバスの運転手にターミナル内をもう一週してもらえるか尋ねたところ「規定以外の労働をさせるわけにはいかない…」だってさ。しょうがないので、急いで、テレビの撮影と言うことだけ、彼から電話で説明してもらいました。

あの死ぬほどのメールと電話のやり取りはなんだったんだぁ〜!!

結局撮影は、止まっているバスを撮るところから始まりました。ごめんなさい。

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排ガスの水蒸気が出てるのわかるかなぁ?

無事到着‥でも雪に‥


撮影するのは構わないけど、規定以外の労働をさせるなと言うことで、一般乗客として大西さんとたいちょを除いた4名は、バスに乗り込み終点まで行くととになりました。たいちょはバスを追いかけて終点で合流する予定だったのよ。

で、ここからたいちょ。

発車を待とうとバスターミナルの隅の方に停車していたら、係員がやってきて「ここに止めちゃダメだ」って、そりゃ分かるよ、でもこの敷地どう見ても邪魔にならないよ。バスなんか5分に1本もないじゃない。「日本のテレビ取材で、あのバスが出るまでの数分だけ」と言っても、ダメの一点張り。アイスランドでは珍しく日本並の融通のきかなさ。

しかたなく駐車場に車を止めると、今度はバスを追いかけるのに一苦労。バスはそのまま公道に出て走り去るけど、こっちはまず駐車場から車を出さなきゃならないし…。公道に出る前に車が一台間に入ってしまった。バスがどういうルートで走るのかを知らないから、見失うと終点で4人を待たせることになってしまう。

しかもこんなレイキャヴィクのはずれなんか、こっちが迷子になってしまうって。結局シャーベット状の悪路を飛ばすはめに。しかもデジカメ撮影しながら、トランシーバでりゅからの状況説明なんかもあって、苦労しました。途中の上り坂の信号では、タイヤが滑って後続車をかなり待たせたしさ。

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途中の高台から

風と戦う勇者約2名‥


お怒りのバス取材を終えて、今度はセーター屋さん。実はアイルランドの取材で、セーター屋さんを予定していたらしいのだけど、都合によって取材できなかったみたい。で、急遽アゥラフォスに行くことになりました。やっぱり他のセーター屋さんは、値段から言って紹介しにくいのよね。

アゥラフォスはレイキャビク郊外にあるので、車を走らせると途中で「あ、ちょっと止めてもらえます?」と小松さん。見るとちょっとした高台で、海の向こうにエイシャが見えて、けっこう見晴らしがいいじゃないの。う〜ん、やっぱりキャメラマンの目は鋭い…。でもね、風がすごいのよ。里香さんも一緒に降りて写真ををパチパチ。里香さんと小松さんは、強風にもかかわらず撮影です。もちろん里香さん、写真取り終わったら速攻車に戻ってきてましたけど…。だって寒いもんね〜。りゅなんか、ず〜っと車の中だったよん。

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普段は100キロくらいで走るんだけど、ちょっと怖いかも‥

高台からの撮影も一段落。車はアゥラフォスに向かいます。でもこの辺からまた吹雪。まぁ昼だから昨夜の山越えみたいな状況にはならなかったけど、普段通りのスピードで走るとかなりコワイよ〜。おまけに路面は滑るし…。

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セーター屋さん、アゥラフォス

アゥラフォスに到着してカウンターの女性に取材の話をすると、え?聞いてない?…ガーン。ま、まぁ、バス会社と違って、昨日電話で急遽お願いした話だから良しとしよう…。でも許可をくれた人の名前を出したら、お店の皆さんはとても協力的で、色々助かりました。感謝感謝…。

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店のヨハナさんへインタビュー

彼女が着ているのも手編みです


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一通り店の様子なんかを撮影していると、奥の方で編み物をしている女性が…。りゅは何度もこの店に来ているんだけど、初めてお見かけする女性。折角だからと、インタビューをお願いすると気持ちよく引き受けてくれました。この女性ヨハナさんって言うんだけど、品があって綺麗な女性で、ちょっと憧れてしまったなぁ〜。すごいと思ったのは、よそ見しながら話をしていても、ちゃんと編み物してるのよ。1着編むのに2〜3日なんだって。

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2人用手袋につき、萩原さん登場

「そんなに逃げないで下さいよ〜」


インタビューも終了したところで、店内を見て回っていると、里香さんが何やら変なモノを発見。何かと思えば2人用の手袋でした。左手用と右手用が1つずつと、両手用が1つ。どうやって使うかって? 2人で片方の手にはそれぞれ右手用と左手用をはめ、両手用に双方が手を入れて、中で手を繋げるようになってるのよ〜。

変わったモノなので、早速撮影。でも2人用だからと萩原さん登場です。展示されていたのは3組だけだったけど、どれも里香さんがお土産用に買ってました。日本じゃお目にかからない代物だよ。これって。

でもね、白状します。この時の撮影で、あまりに楽しそうに笑っていたので、撮影が終わったのかと思って、りゅも声を出して笑っちゃいました。音が入っていたら、ごめんなさいです。ペコリ

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これ1つで羊170頭分

カメラも構わずマイペースでお仕事


さて店舗を撮影終了後、近くの工場へ向かいます。今回はその場で連絡を取ってもらったので、到着するとちゃんと話が伝わってました。で、入ったところで案内の人に「ここのセーター工場って…」と話し始めると、「ここセーター工場じゃないよ」って…。お〜い、誰だぁ〜 セーター工場とか言ってたのは〜。

アゥラフォスの店舗内には、昔使っていた業務用の編み機などが展示されていて、話を聞く度に「以前、隣の工場で使ってた …」って教えてくれるのよ。セーターの話の中でも「近くにある工場で…」みたいな話になるので、セーター工場だと思うじゃない。普通…。工場へ向かう道すがら、「セーター工場って、おばあちゃんが100人くらいならんで編み物してるんじゃないの?」ってな話もでていて、多少期待していたのに〜。

で、結局なんだったのかと言うと…「毛糸工場」でした。まぁとりあえず…と言うことで中に入ってみると、独特の匂いがします。なんていうのかなぁ〜動物臭い感じ。動物の毛を加工しているんだから当然なのかも知れないけど…。案内の人は、羊毛から毛糸になってゆくまでを、工程ラインに沿って説明してくれました。

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羊の毛から毛糸になってゆきます

社会科の工場見学みたい


ラインの最初には、事務机くらいの大きさの塊があって、中には羊毛がぎっしり。かなり圧力をかけて梱包してあるので、小さく見えるけど梱包用のベルトが外れると、3倍くらいに膨れるのよ。なるほど〜、つまりセーターにすると、それだけ空気を含むから暖かいってコトなのね。

ラインに沿って見てゆくと、羊毛がほぐされて、絨毯のような帯になり、さらに薄くしたあとに、太さに応じて分割。その後は機械でよって毛糸になってゆきます。

帰り際に案内の人から「キミはどうしてそんなペットボトルのクズなんか着てるんだい?」って聞かれたけど答えられなかったよ〜。だってりゅが着ているジャケットって、ここのセーターで10着近く買えるもん。

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里香さん大好きなKFC

さ〜て、何にしましょ〜


毛糸工場の取材が終わったあたりでちょうどお昼時。さて何を食べようと思案していると、近くにKFC発見。実は里香さん、KFCファンらしく、世界中のフライドチキンを食べ比べているそうです。

アイスランド到着時からKFCの話が出ていたので、このスケジュールのどこにKFCを入れようかと考えてはいたのよ。でも、大西さんに相談したら「そんなコトは気にしないでください…」とのお言葉…(笑)

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お次はクリングランショッピングモール

さて、日本食材を扱うニングスの取材を2日前に前倒ししたため、時間的には多少の余裕ができたので、スケジュール通りの時間で進行中。次の取材はクリングランショッピングモール。

今回の話を大西さんからもらった時点では、アイスランドの食料品店、いわゆる魚屋さんとか、お肉屋さんとかを予定していたんだけど、よく考えると、問屋以外ではパン屋さんを除いて、食品はほとんどスーパーマーケットだけしか思い当たらない。魚の小売りはレイキャビクで数件あるのは知ってるけど、肉屋とか八百屋みたいなのって見たことないなぁ〜。

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後ろのお兄さん、表情が堅い(笑)

へ〜モニターだとこう見えるのね


ということでクリングランと、その中に入っているスーパーの取材になりました。まず入ってすぐのところにあるエスカレータで里香さんが降りてくるところから撮影。でも、エスカレータの降り口には、足の不自由な年輩の男性が車椅子に乗った状態で、自分の為の募金を集めていて、どうしてもカメラの真ん中に入ってしまう…。事情を話して(こういうのはたいちょの役目)少しの間、移動してもらおうと思ったら、振り向きざまにカメラを見て、自ら移動してくれました。ごめんね〜。

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セキュリティーの人が‥苦情かなぁ?

「へ〜こうやって撮るんだねぇ」


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人混みでの撮影は目を引きます

さて、スーパーマーケット〜


エスカレータでの撮影が終わって2階へ移動。小松さんが延びる通路を撮影していると、セキュリティーの人が近寄って来るじゃないの…。あちゃ〜またかぁ〜、どうしてアイスランドってこうも連絡が行き届かないのかしら…めんどいなぁ。実はアイスランドの連絡不行き届きを心配していたりゅは、取材許可をもらうまでのメールによる全てのやり取りを全てプリントアウトして用意していたのよ。だっていい加減だから信用できないしさ。

プリントアウトしたメールの束を用意して、話しかけられる前に「テレビの取材で許可はもらってるんだけど…」と言うと、「うんうん、聞いてるよ」だって。すご〜い!さすがクリングラン、見直したよ〜。疑って悪かったよ〜。国会議事堂に次ぐ快挙だよ〜。って当たり前のことなんだけどさ…。でも一応メールの書面を見せると、ちゃんと宛先とかを確認していたよ。うん、それでこそセキュリティーだよ。

で、なんだったかって言うと、只単に撮影風景を見たかっただけみたい。(笑) しばらくしげしげ見てました。(笑) でもりゅの中でクリングランの評価は急上昇。

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アイスランドのコインを紹介

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「これは大体日本円で‥‥」 

「いくらだっけ‥」


さてさて、モールの撮影が終わって、今度はモールの中のスーパーマーケット「HAGKAUP」。入り口のところで、アイスランドのコイン紹介です。アイスランドのコインには魚介類が刻印してあって、それの紹介です。平日のそれほど遅い時間じゃなかったので、人混みに翻弄されることもなく撮影は順調。コインの説明を撮影後、青果売り場から奥に入ってゆきます。

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「あ、それ輸入品ですよ〜」

‥でも国産は死ぬほど高かった‥


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お肉屋さん前

大西さん何かを物色中


途中レタスを手に取る里香さん、でも輸入品だったので、「こっちに国産がありますよ〜」とたいちょが告げると、どういうモノが売られているか? の取材なので、輸入品でも良かったみたい。でもそのあとに手に取った国産のサニーレタス、一束370円くらいするぅ〜。いきなり「生きやすい」というテーマから離れてゆきそう…。

青果コーナーを過ぎて食肉コーナーを撮影中に、お客さんが通るのを壁側に寄って通り過ぎるのを待っている女性の店員さんを発見。日本じゃ当然のコトなんだけど、アイスランドではかなり珍しい光景。普通は双方が、歩きながらぶつからない程度しかよけないので、彼女みたいに立ち止まって、しかも壁に張り付くようにお客さんに通路を譲るていうのは、りゅの目を引きましたよ。雰囲気もちょっと他の店員さんとは違っていて、管理職なのかも知れないなぁ。

で、りゅが見ていたら彼女が近づいてくる…。ここも許可を取るまでかな〜りたらい回しにされたので、ありゃ〜また職務質問かなぁ〜と思い「テレビの取材で許可はもらっているんだけど…」と言うと、「ええ、聞いているわよ」だって。すご〜い、さすが「HAGKAUP」〜。ちょっと高いけど、これから出来るだけ利用するようにするからね〜。これをもって午前中のバス会社での不機嫌は完全に払拭ぅ〜。

クリングランとこのスーパー、りゅ的にストップ高の高評価で取材終了。 次は、藤間さんに次ぐもう一人の日本人取材で、朝子さんのお宅へ向かいます。

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明るいうちに外の風景を‥

お子さんを交えてのインタビュー


朝子さん宅に到着したのが夕方。でもまだ日が短いので小松さんと萩原さんは外観から撮影です。寒い中ご苦労様です。この朝子さんは在住11年ほどで、アイスランド人のご主人であるヨンさんとの間に、2人の娘さんがいらっしゃいます。訪問時はまだご主人の帰宅前だったので、お子さんを交えての取材から…。

途中一度カメラを止めて、どういう質問にしようかと、話し合っていたところ、今まで部屋の隅で様子を見ていた大西さんから、今回の取材の趣旨と具体的な質問について、簡潔かつ的確な発言が…。やっぱり場数を踏んでいる人は違います。取材の趣旨に沿った冷静で的確な判断。たいちょにも見習って欲しいものだわ。

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ご主人のご帰宅〜

ご夫婦でのインタビュー


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万里菜ちゃんと虹菜ちゃん

なぜかりゅは、子供部屋でハムスターを‥


程なくしてご主人のご帰宅です。玄関先でカメラもお迎えしてます。話は聞いていたと思うけど、きっとビックリしたよね。いきなりカメラだも。ご主人が帰宅して2人のお子さんは子供部屋に移動。その後は、朝子さんとヨンさんからお話を伺います。なんだか出会いの時のコトとかも話してくださって、微笑ましい取材でした。

でもね、なぜかりゅは2人のお子さんに気に入られたみたいで、子供部屋でゴソゴソと…。ハムスターを見せてくれたのよ。きっとチビッこいから同年代だと思ってるんだろうなぁ〜。(笑)

本日最後の朝子さん宅での取材も終えて、食事をしてから宿に帰ります。皆さんそろそろお疲れだと思うからゆっくり休んでくださいね。

…と、思いきや… 宿でも作業があったのね…。本当にお疲れさまです。

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宿に戻っても作業は続く…

さて、明日は最終日〜。もちっと続くよ〜♪