What's new?にも載せましたが、フォトエッセイに限らない形での毎週1回更新にして、データなどをもう少し充実させたいと思っています。多分、年内いっぱいか、もう少しの予定です。何が更新されるかは、What's new?をご覧下さい。


アイスランドから送るふぉとえっせ〜。 ばっくなんば〜は こちら



「秋の風物詩」

2002年9月 17日


秋色

 
この辺は、個人宅や農地や村の周り以外に高木がなく、牧草地は緑が強いので、余り紅葉を感じなかったのだけど、最近、ようやく色づきを見られるようになりました。とは言っても、この辺は他の地帯と比べたら、まだ、木がある方みたい・・・。さて、オーロラも現れる今日この頃、本格的な秋が訪れてきたようです。・・・やっぱり、秋や冬の方が好きだぁ。



こ〜んな道を走っていくと、なにやら人の集まる気配が・・・

 
先週の金曜日にちょっとふらふらと、近場を走ってみました。いつのまにか、牧草地以外、すっかり緑がなくなっていて、コレはコレで、秋っぽくっていいかんじ。少し前と比べて、キンキンに寒いなんてこともなく、ちょっと曇ってはいるけど、気持ちがいいよ。で、みつけたのが、右の写真。なんだか、人だかりみたい。



おるわ、おるわ、人もたくさん、羊もたくさん、オシリがかわいい〜、でもうまそ〜(笑)

 
普段、小さなうちの村では、見られないくらいに、人や車が集まっています。下はお父さんに抱かれた幼児から、上は結構年輩の人まで、勢揃い。しかも、大人は大抵がなぜか、酔っぱらい。ぉぃぉぃ、まだ11時だぞぉ・・・。(笑)おまけに、なんじゃこりゃ、ってなくらいに羊がいます。こんなにいっぱいの羊、初めて見たよ〜。もちろん、近いので触れちゃいます。

実は、金曜日の前日から、妙にアイスランド人がそわそわしていたので、なんでかなぁ、と思っていたけど、これだったのね。(笑)羊を集めた日は、アイスランド式ラムスープを作って、パーティーするって言ってたから、「わ〜い、今日はごちそうだ♪」、なのかな?

アイスランドでは、夏の間、羊を山に放つんだけど、羊が山を駆け上って運動し、天然の草を食べるから、肉が、おいしいんだと言います。事実、それでかどうかは知らないけど、アイスランドのラム肉は臭みが少ないので、当たりはずれの大きい、この国の下手な豚肉や牛肉を買うより、よっぽど正解なのですよん。(ただし、レバーはやっぱり臭い・・・)



馬も犬までいる

 
と、思ったら、馬や犬まで、たくさんいます。犬はこれ以外にも、あちこちでたくさんフラフラしてたよ。前日から犬を使って、羊を集めているそうだから、この犬も働いてたのかな?馬は・・・ひょっとして、車で入りにくい所は、馬で集めに行ってるの?馬の多い地域とは言え、こんなにたくさんいると、臆病なりゅでも、つい触りたくなっちゃいます。



売店

 
しかも、即席の売店まであります。(笑)ちなみに、このテントっぽいモノは、その辺で売っている、日・風よけ。誰かが家から持ってきたのかしら?



馬小屋にキャンピングカーまで!

 
左の写真は、本来は馬を運ぶための入れ物。車にひいて、運びます。だけど、テーブルや椅子まであって、簡易休憩室になっているみたい。しかも、キャンピングカーで来ている人までいるし・・・。確かに、中でのんびり出来ていいのだろうけど、ここまでくると、もう、すっかり娯楽のよう。まっ、1日がかりの作業だし、必要なのかな?



(左)タイヤがぁぁぁ・・・もちろんトイレもある(右)

 
これもキャンピングカーなんだけど、タイヤがバーストしちゃったみたい。お父さん、大変で、見物どころじゃなさそう。それにしても、見事に裂けたなぁ。お気の毒です。

そして、もちろん、簡易トイレも必需品です。確かに、アイスランドにおいて、人のいない所では、大地で用を足さなきゃいけないことも、よくあるけど、これだけ人がいたら、ちょっと避けたいもんね。とは言え、2コで足りるなら、平和的な混み具合でいいかな。



馬で来ている人も(笑)

 
馬が多いなぁ、と思ったら、やっぱり馬で来ている人もいました。この辺では、馬も普通の交通手段の1つらしいけど、やっぱり、それって、すごいなぁと思ってしまいます。確かにここは田舎だけど、日本じゃ、公道を馬と一緒に走るなんて、考えられないもん。アイスランドはのんびりしているせいか、馬が道をふさいでも、みんな、ちゃんと待ってますよ。



ひつじのぎょ〜れつ♪

 
野山から集められた羊は、まず、左上のような牧草地に集められ、ここで、待機。奥の方にホントにたくさんいるけど、見えるかな?そして、数十頭ずつ、連れてこられて、オーナー達によって、それぞれの持ち枠の中に選別されていきます。



羊の運び方

 
おじさんが慣れたかんじで、角をつかんでいます。やっぱり、こう運ぶのが1番安全なのかもね。とにかく、羊がたくさんいるから、羊農家の人が総動員で働いているみたい。子供にとっては楽しいイベントなんだろうなぁ。しかも、小さなうちから、気が付かずに楽しくお手伝いしてるのって、いいねぇ。



めぇぇ〜

 
えっ、どうやって、見分けるのって?もちろん、みんな自分ちの羊の顔を覚えてるのさっ、な〜んてコトはなく、どうやら、角についた番号で見分けているようです。それにしても、目つきがコワイぞぉ・・・。



 
で、次の組の羊が待っていたりします。これの繰り返し。朝9時から始まって、延々と夕方まで続く模様。ちなみに、左上に見えているのは、観光バスです。わざわざ、観光バスを仕立てて、来る人もいるんだぁ。なるほど。



こんなちっちゃい子供もお手伝い?

 
女の子も、羊サイズの男の子も、み〜んな、働く、働く。こんな子供のうちから、羊と接していれば、羊の扱いにも慣れるんだろうね。この辺の人は子供も大人も、妙に動物に慣れてるのは、やっぱり、普段から接してるからなのかしら?



 
なんと、テレビ取材までっ。(笑)カラフルな洋服を着たおじいちゃんの、向かいにいるのがリポーターです。でも、おじいちゃん、かなり酔っぱらってるよ・・・。実は、何かイベントがあるたびに、テレビクルーを見かけることがあります。小さな国だからなのかな。



田舎のせいか、この日は、本当に、親子連れ、家族連れをたくさん見かけました。日本だとお父さん達は忙しくて不在になりがちだけど、アイスランドでは、プライベート優先の人がほとんどなので、「父親の顔をめったに見ない」なんて話は聞いたことがありません。仕事は食べていくための手段で、誇りではない場合も多く、お給料なども、日本と比べると格段に低いとは言え、ストレスも少なく(責任の所在を問われないからね)、のんびりと暮らし、趣味に走ることも出来る、アイスランド。

もちろん、どちらが良いとは一概には言えないし、簡単に比べられるコトではないけど、本当に豊かなのは、どちらなんだろうと思ってしまいました。まっ、結局は本人次第なんだろうけどさっ。



------------------------------------------------------------

おまけ

この日、うちは途中で早々に切り上げて、セルフォスへ買い物に行っちゃったんだけど、途中で、突然イーサフョーダーで公務官をしていた人にお会いしちゃいました。彼はすごく感じのいい人で、時々出会うと挨拶をするくらいだったのだけど、まさか、セルフォスで会うとは思ってもおらず、本当にびっくりしました。彼も今年の1月からセルフォスに転勤になったそうだけど、・・・アイスランドって本当に狭いですねぇ。(笑)










もっと見るっ


アイスランドで作った「さばいばる日本食」は ここ からどぞ