毎週土曜日更新 -氷国時間- (^^;)

ウエストフィヨルズから送るふぉとえっせ〜。


ーサマーツアー2001其の参ー

其の壱其の弐・其の参・ 其の四

2001年8月18日

 
残念ながらこの日の朝、頑張って6時に起きたにもかかわらず天気は前日以上の曇りだった。さすがに撮影はちとつらい。と言うわけで9時までしっかり2度寝し、近くにある温水プールへ行ってみることにした。しかしそのプールへ行くためには下手な公園の滑り台くらいに急な坂を下りなければならない。もちろん四駆以外不可。でも、そんな坂を下った後は屋外天然温泉プールが待っていた。体を洗ってプールの中に入るとお湯はぬるめだが泳ぐにはちょうどいい温度だっ。もちろん、温泉目的のりゅは温かいお湯の出るところまで行き、へばりついていた‥‥。プールから見える北の海は何とも捨てがたい色をしている。キャンプサイトに泊まらずにポツポツとあるプールに寄るのは、旅の疲れも取れるしいいアイデアかも知れないね。さて、遠くの空が明るいのでもうちょっと待てば晴れてきそうな気配を感じ、この近くでもうちょっと待つことにしてみた。

*注 この国では衛生上、プールに入る前に
全身を洗わなくればいけません。

だが、明るくはなっていくものの、まだまだ時間はかかりそうだ。しょうがないので以前書いた 「廃屋」近く迄行くことにした。実は前回は行けなかったが、地図に寄ればかなり道は悪そうだが、まだ先がある。前回は暗かったのと時間もなかったせいもあって道を見つけられなかったが、今回は天気待ちということもあり時間はあるのでいい機会かも知れない。さっそく、廃屋のあるIngolfsfjordurへ向かうと前回見つけられなかった道らしい道から車が来るのが見える。これは道を見つけるいいチャンスだと思ったら、なんと工場と別館の隙間から車が出てきた。これじゃ、初めての人には解らないはずだ。

なんて、思っていたら、その車が脇で止まった。よ〜く中をみると‥‥‥‥中にいたのはベイガというおばちゃんにアウサとその旦那さんと子供。全員うちの村の住人だ。実はベイガがこの辺の出身でサマーハウスを持っているという話は聞いたことがあったし、アウサはからは「おばぁちゃんからサマーハウス譲り受けてね」という会話をしたことがあったから”ひょっとしたら会ったりして”なんて思ったこともなかったわけじゃない。でも、まさか同時に会うなんて思ってなかったのよね。んで、ひょっとしてついでにアウサに「ベイガってあなたのお母さんなのかい?」って聞いてみたら‥‥「うん」だって。おぃおぃ、りゅはどちらとも一時期毎日顔を合わせていたし、2人同時に会ったことも、もちろんある。でも、そんな素振りは見せてなかったぢゃん。彼らにとっては「何を今さら」なのだろうがこちらは驚いてしまう。でも、うちの村にいるとこ〜ゆ〜の良くあるんだよね。何しろ小さな村だから誰かと誰かが親戚関係にあることを知るのは日常茶飯事。一度など友人を脇に乗せて走っていたら前を知ってる女性が歩いていて「あの人知ってるよ。彼女いい人だよね。」って言ったら「あれ、うちの母親なんだよね」ってこともあった‥‥。こんなんばっかしだ。

さて、彼女たちの家はもう少し先にあるらしいので先の道について訪ねると「四駆なら大丈夫なんじゃない?」とのお返事。と言うわけで早速その道を行ってみたぞ。結構楽勝なんて思っていたのもつかの間、彼女たちの家の手前に100メートル幅くらいの浅瀬が広がっている。まぁ、フィヨルドの淵で川の河口と思ってもらっても差し支えないんじゃないかな。んで、そこには当然橋がない。この国で橋がない川は良くあることだが、これだけ距離があると途中で深くなっていたらどうしようかと小心者のりゅはドキドキ(汗)。「四駆なら大丈夫」の意味を改めて理解したし、そ言えば電気もないって言ってたけどそれも納得できてしまう。

でも、その後に続く漬け物石道路を彷彿させるような道をガンガン行った時の体が跳ねたことや、荷物が飛び散らかると大騒ぎだったことを思えば100メートル幅の浅瀬なんてまだマシだったとおも〜ます。




 
途中、何度か川を越え、人知れず打ち上げられている流木を横目に、草木の数が減っていくという気候の変化も感じながらついに道の終わりまで辿り着くと、そこには滝があった。ウエストフィヨルズで一番大きな滝ではないが、形状で言えばここの方が日本人好みな筈。ちょうどここに着いた頃から天気も回復してきてとりあえず、ホッとしたりゅでした。

滝へ行く途中、珍しいところを歩く女性を見かけたので話を聞いてみると5週間前にいなくなった猫を探しているとか。「ここの冬を猫が越せるはずはないから冬の前に見つけなくちゃ」と言っていた。確かに冬越えはちょっと厳しいかも。「見つかるといいねぇ」なんて言って分かれたんだが帰り道にまた遭遇し彼女の家まで送っていくことになった。

続きは次回で‥‥。


現地語特殊文字が使われているけど表示できないのでここでは、見目の似た英語のアルファベットで対応。ただのフォトエッセイだと言うことで、地名を書いているくせに地図に地名は載せてません。詳しく知りたい方は掲示板かメイルにて連絡下さい。 (いずれ作るかも)


もっと見るっ


アイスランドで作った「さばいばる日本食」は ここ からどぞ