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「Made in Iceland」
ー食料編ー

2001年11月19日

 
アイスランドの総人口は約27万程度。ほとんど日本の中都市くらいしかおりません。しかも小さな島国となれば、国内にある物のほとんどは輸入に頼る事になります。まぁ、それでも全ての物を輸入に頼っているわけぢゃ〜ないのよ。自給自足している物、もしくは原材料を輸入して、アイスランドスタイルに生産しているものもかなりあります。という訳で、今回は、うちの近所で見られる、数少ないアイスランド製品を探してみたよ。


牛乳(左)とヨーグルト飲料(右)

 
さすがにこんな物は輸入に頼るわけにいかないでしょ。毎日の食卓にのる物だしね。青いパッケージの牛乳は普通のやつで黄色の方が低脂肪牛乳。コレの他に常温保存牛乳や超低脂肪牛乳もあります。さすがヨーロッパ、脂肪に関しては神経質 ま、太る人多いしね。右は日本でもおなじみの飲むヨーグルト系。日本のそれよりモッタリした感じがあります。日本人が飲むのなら牛乳で割る方がいいかもしれない。どうも胸につかえる感じがする。この飲むヨーグルトには色々な風味があり結構おいしい。日本のそれより濃厚な味がします。ちなみに写真右端にあるのは「スポーツヨーグルト」。飲んだ事はないんだけど、一体どんな味がするのでしょう‥‥まさか、ポカリスウェット風味だったりして。


チーズ(左)とバター(右)

 
乳製品はかなり種類が豊富です。普通のスーパーでもチーズは数十種類、バターでも十種類くらい見かけます。日本とは食文化が違うから当然とも言えるけど、買ってみたら山羊のチーズだったり、バターじゃなくてラードだったり、口に入れてから後悔するような物もありますよ。すでにクリスマスパッケージになっているバター(写真中央)の左脇に少しだけ見えているマーガリンは、1回塗った後、ゴミ箱へ行ってしまう程、りゅの口には合いませんでした。もちろん普通のマーガリンもあるので、ご安心を。(笑)チーズも各種一般的なチーズから、オレンジ風味のチーズまであって、結構美味しい。機会があったら、試してみてね。



マヨネーズ(左)とアイスクリーム(右)

 
乳製品の最後がマヨネーズとアイスクリーム。マヨネーズは瓶入りの輸入物もあるけど一般の家庭で使うのがコレ。極めてマヨネーズの基本に忠実で(笑)要冷蔵です。さすがに「なまもの」らしく賞味期限が数週間と他の乳製品並みに短い。味は日本のマヨネーズより酢の量が少なく、味が濃厚です。アイスクリームは、ほとんどが1リッター以上のパッケージ。やっぱり食べる量が違うんだろうなぁ。各社数種類のアイスクリームを販売していて、種類は豊富です。ただ、日本のように棒つきや小さなカップの種類は極めて少ないし、値段も高めの設定です。



スナック菓子

 
国の東西を問わず子供達はスナック菓子が大好きなようです。かなりの種類は輸入製品だけど、これらは純然たるアイスランド製。気のせいかパプリカ風味が多いような気がする。写真左がねじれたマカロニを揚げて味付けしたようなモノ。右は味、形ともベーコンに似せてあります。いずれにしろ日本のモノよりは塩分が多く、化学調味料の味がし過ぎるような気がする。まぁ、それでも美味しい類に入るかな。機会があったらお試し下さい。



缶詰・瓶詰

 
この国にある缶詰と瓶詰のほとんどは輸入品です。特に野菜や果物を主体とした製品は、原産のほとんどが輸入に頼るため、国内需要を考えると仕方ないのかも知れない。写真のメーカーは国内でも有名どころ。種類が豊富とは言えないけど、頑張ってる感じがあります。缶詰のラベルに紙が貼ってあるってのが昔っぽくていい。



 
このくらい自給しなくてどぉする。海が多いんだから。(笑) 実はアイスランド産の塩はそれほど多くありません。特に食品加工用(塩漬け魚やゆでエビ)に使われる塩のほとんどが輸入品。食料品店でも並んでいるのは輸入品の方が多い。ま、それらは99.9%塩化ナトリウムという、いわゆる精製塩であります。そんな中で写真の塩はミネラルを豊富に含んだ塩。味が全然違う。特に右の塩は顆粒状になっていて溶けやすく、食卓で使うには贅沢な仕上がり。りゅのアイスランド製品ベスト3に入ってます。ただ湿気やすいのと、同じ分量でも塩分が少ないので、調理に使う時は慣れないと塩加減を決めるのが難しいかな。



マスタード・ケチャップ・カクテルソース

 
この国の食文化の代表格(笑)ホットドッグとハンバーガーのソース。もちろん輸入品もあるけど、アイスランド製も結構あります。特にBBSでも話題になったマスタードは他の国のマスタードと違って辛くない独特のモノです。どちらかというとフレンチマスタードをマヨネーズで割ったような味。種類によっては異常に甘いのもあります。(どこがマスタードやねん)写真右のソース類はカクテルソースの類。どういう訳かこの国でハンバーガーを頼むとケチャップではなく、このソースが入っている事が多い。多少甘めですが‥‥ビッグマックに入っているようなソースと言った方が解りやすいかも。もちろんマクドナルドではアメリカ規定のモノが出てきますよ。



チョコレートと寿司(笑)

 
いきなりすごい組み合わせだけど、今回は写真が多く組み合わせに苦労した結果こうなりました。はい。まずは左のチョコレートから。このメーカーはおそらく最大手(笑)のチョコレート製造メーカーだと思う。種類的には数多くないけど、クリスマス時期になると「どこから出現したんだろう?」ってほど種類が増える。(笑)チョコレートの大多数が輸入製品なのに対して健闘している感じがありますね。味はイギリスあたりの輸入品よりは格段に美味しいです。写真は通常に売られている素朴なパッケージのモノ。さて、多少キワモノっぽい気もするけど、寿司です。隣町にある冷凍寿司工場で作られたモノで、ヨーロッパ各国に輸出されているそうです。以前は透明のパッケージ(コンビニのお弁当みたいなやつ)に入っていたんだけど、あまりにも売れなかったのか、中が見えないように箱入りになってしまった。機会があって1度だけ食べた事があるけど、なんと申しましょうか‥‥別の食べ物みたい。小さな握りが6つと巻物が6つカチカチに凍って入ってました。(太巻きの入ったバージョンもあり)食べ方のところに「4〜5時間放置する事」ってのが笑えた。ちなみに米はアメリカ産の日本米。ショウガと醤油は日本の寿司弁当に入っているような、ビニールの小袋入り。ネタはカニ棒・タマゴ・サーモン×2・タラ×2(まぢか?) 巻物はキュウリでした。以前キュウリの代わりにブロッコリーが入っていたけど‥‥(笑)これもアイスランド製‥‥?なのかな?



清涼飲料水

 
この国にも少ないながら清涼飲料水メーカーが存在します。おそらく市場に出回っているモノの大多数がここのメーカー。独占的な立場からか種類も豊富です。味はまぁ〜それなりに‥‥可もなく不可もなく‥‥どうも日本人はこの手の味に飽きているので、特に感動するほどではないかな? でもこの国は水自体が美味しいので、他のヨーロッパ製品よりは美味しいはず。



コカコーラ(笑)ちゃんとアイスランド語の記載あり。

 
コレを掲載するかどうか迷ったんだけど、ついでだから載せてしまえっ。日本もそうだけど、アメリカ以外の世界にあるコカコーラは「コカコーラボトラーズ」の名称通り、コカコーラ瓶詰め会社なのであります。ご存知の通り、アメリカからコカコーラの原液を輸入して、炭酸水で割り瓶なり缶なりに詰める会社です。んじゃどうしてここに載せるかって? それは美味しいから。(笑)個人的には、アイスランドで一番美味しいモノに入れてもいいくらい気に入ってます。クラッシックのような味です。特に缶入りが炭酸がきちんと出ていて、甘さを感じさせないから、オススメかな。


↑コーラは2003年?月頃から、味が変わってしまいました。個人的には甘いだけで前よりも薬臭く感じます。美味しくないので、最近は買いません。


実はコカコーラに限らず、この国の輸出に関しての法律の一文に「原材料を海外から輸入しても国内で加工されたモノはアイスランド製と記載できる」というのがあります。この解釈通りだと、この国のコーラはアイスランド製になる訳です。ただこの法律を説明するにあたっての例文に「木材を輸入して家具を作り、それを輸出する場合」なるものがあって、おまけに水産業者のいくつかが、海外から魚を輸入して、切り身にし、冷凍したただけで「プロダクトオブアイスランド」と名乗って輸出している現状を見ると、木材を輸入して、角材にするだけで輸出しても「アイスランド製」と名乗れてしまう、かなり曖昧な法律でもあるみたい。まぁ、問題は「アイスランド製」か「アイスランド産」かって事でしょうかね。これが国際社会で問題にならないのは、国が小さすぎて気にされていないのかも‥‥








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