毎週月曜日頃更新 -氷国時間-(^^;)

アイスランドから送るふぉとえっせ〜。 ばっくなんば〜は こちら


「若者たち」

2002年3月20日

 
たとえ住んでいるのが300人弱の農村とは言っても、何げにけっこう若い人はいます。今回はりゅがここに引っ越してきてから知り合った、若い人達をちょっと紹介しちゃいます。本当は、スーパーマーケットの前で張って、もっといろいろな若い子の写真を撮ろうと思ったのだけれど、スーパーというのが情けないので、やめちゃいました。突撃インタビューは、そのうち、気が向いたら、ね。




Einar

 
エイナァ(ル)は20歳の青年です。うちの村から10キロほど離れた農家で生まれ育った彼は、早くからトラクターなどを乗り回し、すでに運転歴○○年の強者。(笑)しかも、運転もうまいし、大抵のトラブルは自分で直せちゃいます。実はうちの引っ越しの時の事故でへこんだ車を直すのを手伝ってくれたのも彼なんですよ。

そんな彼の趣味はお酒と車。週末はいつも、どこかで飲んでいるか、ガレージで車をいじっています。彼の車の所有台数は7〜8台。ぼろぼろの車でも引き取って、直しています。ちなみに写真はないけれど、彼が現在使用している車はフォードのブロンコ、1974年車です。でも、ピストンもぜ〜んぶ、キレイにして、新品同様のパワーがあるし、外見もキレイで、とてもそんなに古い車には見えません。手入れが行き届いてるのね。

現在彼女はいないけれど、「これが僕の生活だからね」だって。りゅが何度も言っていることだけれど、本当にこの村の人は、人が良いんです。エイナァも本当に、すくすくと育ったんだなぁ、という感じのいい青年で、彼女がいないのが不思議なくらいなんだけど、彼にとっては、車の方が魅力的みたい。

う〜、もったいないぞ。(笑)そんな彼の将来の夢は運送会社を作ること。自分で毎日運転できるし、車もいじれるし、それに、自分の会社なら、面倒くさくないでしょ?と言っていました。




Anna Heida

 
アンナヘイダ(ラに聞こえるんだけど・・・)は22歳。彼女に話を聞かせて〜と言ったところ、「私はあんまり、参考にならないかもしれないけど」と言いながら、いろいろ話してくれました。実は彼女、2ヶ月前にフランスから帰ってきたばかりなんです。フランス語を4ヶ月ほど勉強していたのだけれど、もっと、話せるようになりたいから、今、フランスでの仕事を探しながら、アイスランドで働いてお金を貯めています。

以前は英国に短期留学して、その後ウェールズ(イングランドの隣)のホテルで6ヶ月ほど働いていた彼女は、「とにかく旅行がしたい。6歳の頃からの夢なの。あちこちが見たいわ。」と言い、確実に実行しているみたいです。アイスランド人は一般的にすごくシャイなのだけれど、彼女は最初からオープンマインドだった訳は、あちこち旅行しているからなのね。納得しちゃいました。



仮装パーティ(一番右がアンナ)

 
アンナがいろいろと写真を出してきてくれたので、ちょっと拝借。これ↑は彼女が高校生の頃の写真。2月にある「春の訪れる日」頃に、子供達は仮装パーティーをする習慣があるそうです。アメリカのハロウィンみたいなモノなのかな?この時の彼女は「オーシャン」。でも、実はこの衣装、青のビニールを使って自分で作ったんだって。ついでに、右から二人目の子は「マーメイド」だったそうです。決して、ただの下着姿ぢゃ、ありませんよ〜。



ウエストマニアで

 
8月の第一月曜日は祝日なのですが、この日、若者はアイスランド全土からウエストマニアに集まり、テントを張って、過ごす習慣があるそうです。なんでも、100年ほど続いているらしいのだけど、「何の日なの?」と聞いても、「さぁ、国民の祝日なのはわかるんだけど・・・よく覚えてないのよ。でも、結局、みんなお酒を飲んで大騒ぎがしたいんじゃないかなぁ」と言います。

りゅのつたない記憶によれば、確か昔、外国といろいろあった後、アイスランド国民であることを祝して、全土に数カ所ある○○ポイントに人が集まるイベントだった気がするのだけれど・・・。その中で、特にウエストマニアに若者は集中するんじゃなかったかなぁ。う〜ん、うろ覚えだ。(笑)でも、現地人が覚えてないのじゃ、りゅが覚えてなくても、しょうがないよね、うんうん。(←言い訳)そんなこんなで、その日はこのようなテントが延々と見えるそうです。

余談だけど、去年、その祝日にりゅもうっかりと、ウエストフィヨルズの集合ポイントに泊まってしまったのだけれど、キャンプ場にテントがずらりと並んでいて、正直、ちょっと興ざめでした。一緒にイベントを楽しむ目的なら良いけれど、旅行者でキャンプしながら景色を楽しみたい人は、8月の第一月曜日前後は、場所を選んだ方がよさそうです。



民族衣装を着たアンナと(左)と高校の卒業式

 
この国の養育システムは6歳から16歳までが義務教育で、その後の選択肢は2種類の高校(3年半〜4年制と4年制の2種類)か職業専門高校(大抵4年制)へ行くか、就職になります。アンナはレイキャヴィク(首都)の高校へ行っていたのだけれど、そこでは2種類のトラディッショナルダンスが必修だったんだそう。そして、学習の成果をダウンタウンのメインストリート(Laugavegur)をHlemmur側から練り歩き、先にある広場でお披露目したそうです。

アンナの時は200人の学生がこのような民族衣装を着て、歩いてたんだって。普段民族衣装を着て生活している人はいないから、この行列を見られた人はラッキーだね、と言うことで、運良く見られた人は、ぜひ、報告してくださいね。って、難しいか。

右はアンナが高校を卒業した時の写真。彼女が被っている帽子は職業専門高校以外の高校の卒業試験に受かった人だけが、被れるそうです。そして、この帽子を被った人だけが、大学(3年〜5年)へ行くことができます。アンナに「大学へは行かないの?」と聞いた所、まだまだ、旅行もしたいし、やりたいことがたくさんあるから、大学へは後で行くと思うと言っていました。ヨーロッパでは、一旦社会へ出た後に復学するのがすごく、簡単なんです。だからこそ選べる選択肢なんでしょうね。日本じゃここまで気楽にはいけないもん。

でも、そのせいか、若い人はよく仕事を変えます。アンナいわく、40歳以下の大学出の人達は5年おきくらいに、それ以外の人はもっとしょっちゅう職を変えると言っていました。やりがいのある仕事に出会えないのか、それとも好奇心が満たされて、他の職種に移るのでしょうか。個人の自由度は高そう・・・。

実はアンナが高校を卒業した時点ですでに20歳。これは諸外国と比べて遅すぎるというので、近い将来、教育システムが変わるかも知れないそうです。「でも、学生は夏は3ヶ月半の夏休みに、冬のクリスマス休暇、それに春のイースター休暇があるからしょうがないのかも」と言っていましたが。

色々お話をしていたら、アンナのお母さんと弟たちが帰宅したのだけれど・・・。実は引っ越してきたばかりの頃、セルフォスで、りゅは「KFC」が食べられると聞いて、ど〜しても、食べたくなったのだけど、探しても、探しても、見つからなかったのよ。困って、スーパーまで行き、場所を男の子に聞いたのだけど、なんと、その男の子がアンナの弟で、その時説明してくれたのが、彼女のお母さんだったのでした。

あ〜、びっくりした。世の中って、アイスランドって、狭いのね。(笑)ビックリついでに、みんなの写真を撮ったのだけれど、・・・りゅがデジカメを彼女の家に忘れて来ちゃったので、今日は載せられないんです。もぅ〜、ボケてるんだからぁ。その写真は明日にでも、ここに追加しておきますね。m(_ _)m

というわけでその写真↓。



アンナの家のリビングで

 
この男の子、「KFC」を聞いた時は、英語が分からなくて、お母さんに聞いていたけど、実は、恥ずかしかっただけで、ぽつりぽつりとですが英語を話せます。多分、りゅに慣れたら、もっと話せるはず。まったくもぅ、シャイなんだからぁ。(笑)

















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