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「トホホな日々2」

2006年4月22日

去年の9月頃から、たいちょが忙しくてりゅのコンピュータ不調を直せない〜っと散々書いてたんだけど … 実はその頃、たいちょったら、車の修理に忙しかったのよ。

というのも、昨冬(04〜05年にかけての冬ね)が今の家に越してきて最初の冬だったんだけど、大雪のおかげで、ウチのオンボロ・セダン(以下=セダン)は雪にハマって、こんな感じ↓に立ち往生すること何十回。



埋もれかけ … (左)とレスキューされてます(ー_ー;)

↑すごいでしょ?まぁ、家の周りに建物がないから、街場よりすごいことになっちゃってるんだけど … と言うことで、これは四駆を買わないと、冬は日々の買い物すら行けないどころか、家から全く出られない、と言うことに気づいちゃったのよ … 。

だけど、相も変わらずビンボなウチなので、必要経費は少ない方がいいし、ローンでは買いたくないと言うか、怖くて買えない。だから、製造から25年以上の車には道路税がかからないこともあって、オンボロでもいいから、とにかく雪から脱出可能な四駆車を探していたのよ。で、見つけたのが、コレ↓。



ソビエト製なのだっ

1979年のソ連製LADA NIVA(以下=NIVA)。はい、ロシア製ぢゃ、ありません。(^^;)。ちなみに走行距離は8万7千キロ。って日本だったら、ほとんど10万キロだから後少しで廃車ぢゃん、って思う所だけど、ここアイスランドでは10万キロなんてまだまだ余裕。車種にもよるけど、中古車なのに日本の新車並みの価格で売られているのが実状なのだ。

だから、8万7千キロってのは、廃車にはまだまだ、な走行距離なのよ。なんたって、ウチのセダンは26万キロ走ってるんだもん。(_ _;) まぁ、コレはちょっと多い方だけど、でもこの国だと、これくらいの車は、他にも結構走ってるのよ。

しかし、このNIVAは8年間車庫にしまってあって、ナンバープレートが外されちゃってたのだ。売り主曰く、そのおかげで格安だって言うんだけど … 。




サビサビ … (x_x)

車の状態は、車体のあちこちにサビがあるのはしかたないにして、目立った問題箇所はクラッチペダルが押されたまま、戻らないことくらい。タイヤは今すぐじゃないけど、どのみち要交換な状態。(日本人から見ると、アイスランド人はタイヤの表面が危なくてコワイくらいツルツルになるまで使い倒すことが多いかも … 。)

まぁ、年数が経ってるからゴム製の部品なんかは劣化してる可能性が大いにあるけど、後はとりあえず、移動は出来る程度のレベル。でも、ナンバープレートがないのが、かなり気になったのよね〜。それに久しぶりの車検だと、何で引っかかるかわからないじゃない?車検で引っかかって、修理に多大な金額がかかることが分かってから、ナンバー外す人もいるしね。

だけど、古くても四駆だってコトを考えると、かな〜り買いやすいお値段だし、走行距離も(アイスランド的には)多くないし、要修理でナンバーを外したわけじゃないらしいし、売り主の兄ちゃんがナンバープレートを取得してくれるって言うから、購入を決めちゃった。

で、最初はクラッチペダルの部品を交換して、おそらく8年間止まってたから、固まっているだろう部分に油を差したり、軽〜く車の修理&点検してから、ナンバーを取ってもらい、車検に持っていく予定だったんだけど … … 。と言うか、少なくとも、りゅはそう思ってたんだけどね。だって、雪が降る前に直してもらわないと困るもん。




車内も、やっぱり汚かった …

だけど、古い車だから汚いのはしょうがないにしても、前の座席の下には毛足の長い住宅用のきっちゃな〜いカーペットが、接着剤で無理矢理貼り付けてあって、ホコリをバホバホ吸ってるわ、センターコンソールの下の方に後付けのカセットプレイヤーがあるんだけど、それの設置が悪くて、ギアがちゃんと入らないわ、とあちこちがすごい騒ぎだったのよ。

もちろん、適当なのは車内に限らず、泥よけなんて、車体に直接木ねじで止めてあってたし … 。まぁ、一概にして、アイスランド人は”乗れればOK”と、メンテナンスをあまりきちんとしない(気にしないとも言う‥)人が多いから、これだけ年数が経っていることを考えると、こんなものかな。

で、たいちょったら、何を思ったか … …




外せるだけ、外してる、の図

全部外しちゃった … 。(笑)ご丁寧に、座席や車内のカバーはりゅが掃除できるようにと、ウチのリビングまで運んでくれたし。(ー_ー;) もちろん、車内のカーペットも剥がし、ランプなども外せるところは全部外しちゃってます。いつの間にか、カーペットは張り換えることになってたみたい … 。

と同時というか前後して、クラッチのマスターシリンダなるものの交換などエンジンルームでの作業も進める、たいちょ。なんでも、エンジンルームには、ネズミの糞が大量にあったらしい。でも、エンジンルームの写真を見ても、あまり楽しくない … と言うか、りゅにはよくわからないから、ここには載せないよんっ。




作業前 → 作業後

で、カーペットも敷き直したし、座席もゴシゴシと磨いたし、一応、前よりは清潔になりました〜。これで安心して座席に座れるってものだわ。左の写真にはギアボックスの周りに毛足の長い敷物が敷いてあるけど、右では、それもぜ〜んぶ、剥がしたのがわかるかしら?

実はこれ、最初、たいちょに剥がすように言われたんだけど、頑固で全然剥がれなかったのよ。で、さりげなく放置しておいたら … 結局、罵詈雑言を吐きながら、たいちょが自分で剥がしてました〜。へへっ。 右写真の状態に、あとは前の座席を載せれば内装はほぼ完了かな。

ちなみにこの時点で既に10月末。初雪&初吹雪は9月半ばに済ませていたので、いつ大雪が降るかと、小心者のりゅはかな〜りドキドキ。でも、作業はまだまだ続く …




サンダーかけて、溶接してぇ〜

車体の錆びた部分を切り取り、買ってきた天板を削って付け直すたいちょ。なんでも、外側だけじゃなく内側まで、かなり錆が広がってるらしく、車体自体がボロボロなんだって。で、悲しいかな根本から直そうとするたいちょ。ってそれはかな〜り大変なのでは?

しかも、8年も保管してあったから、ガソリンも古くて、ちょっと気温が下がると、点火しないのよ。久々にエンジンをかけようとしたら、かからなくてびっくりして、慌ててガソリンを買いに行っちゃった。まぁ、それでもこれだけ古い車が動くコト自体がすごいよね。(笑)

と言うことで、写真では友人にサンダーと溶接機を借りて作業ちう。ちなみにたいちょ、過去の溶接経験は15年くらい前に日本で2度だけらしい。(^^;) ネットで溶接について鬼のように調べて、練習しながら作業してました〜。

で、上の写真でたいちょが着ダルマなのは、小屋の室温が外気より少し暖かい程度だから。一応屋根と壁はあるけど、この頃は氷点下でかな〜り寒かったのよ。なんたって、室温マイナス2度だと、「今日はまだマシ」って言ってたくらいだもん。普段使い捨てカイロを滅多に使わないたいちょが、毎日使ってました。頂き物があって、本当に助かっちゃった。感謝♪




下地を塗り塗り …

さて、いつの間にか12月になってるぅ〜。この頃は、いつ雪に降られるかとかなり心配していたので、ナンバーは無いながらも、雪が降った時にとにかくセダンを救助に動けるように、直す場所の優先順位を決めて、天気と追いかけっこをしながら作業してました。

で、気がつくと塗装までするみたいな勢いなのよね。取りあえず上の写真のように塗装の下地は完了して、その後は本塗装 … なんだけど、この頃、寒すぎてりゅは写真を撮りに行かなかったので、塗装中の写真がありませ〜ん。

ちなみにアイスランドではナンバープレートを調べると、エンジンナンバーから車体の色まで、何でもわかっちゃうんです。まぁ、手続きをすれば色も変えられるんだろうけど、でも面倒なので、今回はそのまま緑色に塗ちゃったよ〜。


ところがここで問題発生!当初の予定より大幅に遅れたせいもあるんだけど、売り主に「そろそろナンバーを取得して」と連絡したら、「明日持っていく」「取れなかったから来週」と言い続けて、なんだかんだと取ろうとしないのよっっ。

まぁ、お金に○○しない人の多いアイスランドだから、よくあることなんだけどね … 。しかも、最後には、この売り主のにいちゃん、「ナンバー取得費用が予想の3倍だった。そんなの払ういわれはない」と開き直ってごねるっ!(#-"-) 出た〜、よくあるパターンなのだわ、これが … 。

”あぁ、一筆書かせておくべきだった。りゅも毎度のコトながら甘いよなぁ。”と思いながら、 「車販売を生業にしてたんなら、それくらい知ってるべきでしょっ」とがんがん突っ込んだ所 … 結局はクリスマスに使い果たして、お金がなかっただけとのこと。うん、予想通りだよ。12月はそういう人、多いもんね。それなら正直に「待って」と言えばいいのに … 。

で、結局2月1日まで待たされることに。まぁ、ゴネ得のよくあるアイスランドだからか、ここで生活してると、こんな感じに戦わなきゃいけないことがよくあるのだ。しかも、それに結構時間を取られるのよ。ウチなんていっつも、こんなトラブルを抱えてる気がするもん。今回だって、このにいちゃんに別の貸しがなかったら、踏み倒されてたかもね … 。(ー_ー;)




わぁ〜い、祝・ナンバー取得! 道のりは長かったよ トホ

で、2月。売り主のにいちゃんの揃えた書類が不備だらけで、車検場に何度も足を運ぶ羽目になるってオチはついたけど、晴れてナンバーも取得し、いざ車検へGO♪まずは、取り付け方がいまいちよく分からなかったので、車検場のおぢさんにプレートを付けてもらいます。

(だってぇ、ナンバープレートにネジ止め用の穴がないけど、勝手に空けていいかわからなかったんだもんっ。)見ていると、結局、おぢさん、適当な所に穴を空けて、プレートを付けてくれました。パチパチ。

で、写真右の車検作業へ。車検はセダンで毎年やってるから見慣れてるのに、NIVAの場合は、なんだか感慨深いよ〜。うれしくなっちゃう。




無事終了♪(左) と現在の様子

要修理が3カ所あったけど、これは普通の車の車検でもみつかる範囲のものだったから、1ヶ月以内に直して戻ればいいので、とりあえず、終了。特にその内の1カ所なんて、後付けのフォグランプだから、車検対象じゃないだろうと思って、修理しなかったら引っかかっただけだったのよ。付けるなら、ちゃんと稼働する必要があるみたい。

でも、実はこの時点で下回りの塗装は終わってなかったのよ。他にも車検が終わってから、メーター類を外して整備してるし … 。まぁ、引っかからなかったし、車検に関係ない部位もあったからいいかな。しかも、数週間後に持ち込んでOKもらったその日に、NIVAったら、エンジンが止まって、動かなくなってるし … 。(原因はバルブのタイミングが狂ってたらしい)

現在はとりあえず、右みたいな感じに落ち着きました〜。それにしても、いくらナンバープレートの取得に2ヶ月近くかかった&それゆえ、途中から急がなかったとは言え、車検まで5ヶ月もかかっちゃった。長かったなぁ。

日本で車なんていじったことのない、たいちょにとって、このNIVAは古いせいもあり至ってシンプルなので、車の学習用教材としてはちょうど良かったみたい。だけど、毎日忙しそうで、これまたトホホな日々でした。たいちょ曰く、出来ればこんな状況下での作業は2度としたくないそうな … 。うん、そうだよね。りゅには無理です … 。

でも、車が乗れるようになったのはいいけど、今冬は雪が全然降らなかったのよ …。 (ー_ー;) 結局この後は、4月に入ってから多少の雪が降ったけど、ウチのセダンで十分に乗り切れる程度。いやぁ、降らないのはありがたいんだけど、なんだかなぁ。まぁ、備えあれば憂いなしって言うし、来年以降に活躍してもらいましょか。




モノ・物・もの!

ちなみに作業にあたって、いろいろな道具&工具が必要だったんだけど、コンプレッサーまで買っちゃった。まさか、こんなモノを持つ日が来るとは思わなかったわぁ。だって、日本で普通に生活してたら、まず買わないもんね?でも、コレがあると自転車の空気入れがあっという間でめちゃくちゃ簡単・楽ちんです♪ この他にも、いろいろな工具を買い足したから、これからの作業もし易くなるかしらん?

右は、クラッチペダルが戻らないのを直すためにクラッチ用のマスターシリンダと言うものを探してたんだけど、友人の働く車屋さんが昔はLADAの代理店だったらしく、倉庫に眠っていた部品をくれました。素晴らしい♪(笑)でも … 頂いたモノはブレーキ用だったのよ。今回は使えなかったけど、今後のコトを考えてありがたく取っておきましょ。

ちなみに、たいちょが作業・修理したのは下記+α。車に興味がないひとは読み飛ばしてね。

○車体内側の防水・防錆加工
○内装用ネジ類交換
○シートベルト用金具塗装
○フロアの断熱マット貼り込み
○フロアカーペット貼り込み
○ダッシュボード付け直し
○助手席足下の断熱材
○後部床材洗浄
○室内灯電球交換
○計器類の電球交換
○カセットプレイヤー取り外し
○空調ファン付け直し
○クラッチマスタシリンダ交換
○クラッチオイル交換
○エンジンオイル交換
○オイルフィルタ交換
○フュエルフィルタ交換
○クーラント交換
○フュエルポンプ分解掃除
○キャブレター分解掃除
○キャブレターガスケット交換
○各種ホース交換
○プラグおよびプラグコード交換
○バルブクリアランス調整
○点火時期調整
○左右フロントフェンダー板金・パテ
○左右後部板金・パテ
○フロントグリル下部板金・パテ
○車体ドア下板金・パテ
○左右ドア修復
○泥よけ用ステー作成
○バッテリ用ステー作成
○運転席側ミラーのネジ穴切り直し
○左右車体中央のシール跡剥離
○脱脂および下塗り
○本塗装(最低3重)
○テールランプ磨き
○テールランプ内の防水ゴム接着修理

なんかよくわからないけど、いろいろやったのね … 。お疲れさまでした〜。まさかこんなに修理すると思ってなかったりゅとしては、びっくりしちゃった。だってぇ、汚かろうがサビサビだろうが、雪から脱出できればいいから、カーペットも塗装もそのままだと思ってたんだもん。←すでに感覚が日本人的じゃなくなってる??(笑)

でもって、車検後にガソリンを満タンに入れたら … その後の車内が妙にガソリン臭い … 。(ー_ー;)どうやら、夏になったら、もう1度後ろを開けて、修理する必要があるみたい。ついでに寒すぎて出来なかった塗装作業もあるし … 。

いつになったらたいちょのトホホな日々は終わるのかしらん?



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