毎週土曜日頃更新 -氷国時間-(^^;)

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ー秋の味覚ー

2001年9月22日


 
夜が訪れ、オーロラが見えるようになるとアイスランドの秋が始まります。そして今まで緑に覆われていた山肌が赤茶けてくると(赤茶けてないところはな〜んにもない・・)村はずれのな〜んにもない路上にぽつぽつと不審な車が出現。何をしてるのかかと思いきや・・何のことはない、この時期だけに採れるベリーを摘みに来ているのでした。普段お世辞にも新鮮といえない果物しか手に入らないこの辺の村にとって天然のベリーは嬉しい限り。「どこでも摘んでもいいの?」と聞くりゅを不思議な顔で「もちろん」と答えるアイスランド人。おおらかだ〜っ。‥‥と言うよりどこそこかまわず生えてる。日本のイチゴ園などとは違うのね。もちろん私有地はダメだけどその辺に生えているベリーは誰が採ってもいいみたいなのでりゅもいそいそと摘みに行って来たよ。

基本的にこの辺で採れるベリーは下の3種類。



地面ベリー(左)とブルーベリー(右)

 
左は名前がよく解らないので「地面ベリー」と勝手に命名。(笑)他の種類と違って地面を這うように成長していくのが命名の由来。これは寒さに強いらしく山の上の方でもたくさん生息しているのを見かける。一番早い時期から採れ、食感はさっぱりと甘さ控えめ。ジャムを作ってヨーグルトなどに入れて食べると美味しいです。右の写真は、言わずと知れたブルーベリー。柔らかいので摘む時に潰れやすいけど甘くて安定しておいしいです。



黒ベリー

 
りゅが一番好きなのがこれ。黒いのでこれまた勝手に「黒ベリー」と呼んでいます。見た目が黒いから‥‥(笑)。味がしっかりあり、甘くてそのまま食べても美味しい。ブルーベリーと違って味が濃いのがお気に入り。






秘密兵器登場!

 
さてこの辺で最新兵器に登場してもらいましょう。実は最初の頃は手で摘んでいたんだけど、時間が掛かりすぎるので結構大変。そんな時に偶然にも農家のおじさんが手にしているのを目撃してからず〜っと探してたんだけど、なかなかみつからなくって去年のシーズンの終わりにやっと手に入れた一品。これがあると摘むのが早いです。でも葉などが沢山入っちゃうのが欠点かな。とは言え、日本で言う所の初冬にあたるアイスランドの秋なので、木枯らしに吹かれながらベリーを摘むよりは健康的でしょう。とっとと摘んで家に帰ってからより分ける方が楽だよ。



収穫(雰囲気を出して籠に入れてみた)

 
おやつ2回分っ! 摘みながら当然口にも入っていっちゃうので口の周りは真っ青になります。ってりゅだけか・・・。あと、ベリーを摘んでいると「あっ、ここにもっとある」「ここのはもっと大きいぞぉ」なんて気が付くと、最初の地点を大きく外れてとんでもない所にいることがあります。ベリーだけを見て上りすぎないようにしましょう。降りるのが大変です。(笑)



いただきま〜す

 
葉などをより分けてお砂糖とミルク、あるいは生クリームやヨーグルトなどお好みで頂きます。生クリームだと”どろっ”としすぎちゃうので、りゅはミルクが一番好きです。ま、イチゴの食べ方と同じだと思ってください。しかし、新鮮だからどうやって食べてもうまいっ。(でも、食べ過ぎるとお腹をコワスのは、困りものだけどさっ)

ところでたま〜に、アイスランド旅行を計画している人たちから「アイスランドってどこを見たらよいの?」などと聞かれることがありますが、りゅは個人的にアイスランドという国は”何もない”のを楽しむところだと思うのでサマーハウスなどを借りて時期にもよるけどベリーなどを摘んだりしてのんびりするのが一番なのでは?と思ってしまいます。「何もしない」事をしに来るって贅沢なことだと思うよ。







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