毎週月曜日頃更新 -氷国時間-(^^;)

アイスランドから送るふぉとえっせ〜。 ばっくなんば〜は こちら


キャンプ-2002春-
1日目

2002年5月23日


たきぃ・・ってわかるよね。(ー_ー;)

 
5月20日はホワイトマンデーだとかで、アイスランドは祝日でした。こんな日は込むんだよなぁ、と思いながらも、しっかり、キャンプに行ってきたよ。まっ、目的はキャンプじゃなくて、散策なんだけどね。




しゅっぱぁ〜つ

 
前日の夜更かしのおかげで、目が覚めたらすでに昼にちかかった…(ー_ー;) ああ〜っ せめて掃除くらいはして行こう。結局出発出来たのは2時くらいでした。とりあえず、1号線目指して、南下。朝はお天気が良かったのに、進むにつれ、天候が崩れてくるぅ。まぁ、さすがにこの時期寒くはないです。

今回の目的地はきれいな滝が見られるらしいSKOGA、もしくは海と谷の村VIK。(アイスランドのほぼ真ん中下がVIK)実は初めてこの国に来たとき、フェリーで着いたのがSEYDISFJORDUR(右端真ん中より気持ち上)だったりゅたちは、バスでAKUREYRI経由でREYKJAVIKへ向かってしまったので、南〜南東は行ったことがないのだ。今回は初めての景色に会えるとワクワク。\(^o^)/   

*注 この国は地図上で左上のウエストフィヨルズやその下の半島、北のでっぱり以外なら、1号線を走ることで1周出来ます。



ただ、HVOLSVOLLUR周辺までは、1号線からの景色は、内側に入れば違うのかも知れないけれど、人工的な牧草地が続く所も多く、村の造りがいかにも新興住宅地していて、あまり大自然という感じがしかった気がするなぁ。


 
…と思っていたら、こんなの(写真左)を見付けちゃった。古い農家だよ。ご丁寧にも近くに、建物の説明が書かれている案内板まである。そのヒストリカルノートによると、サウスアイスランドには、200以上の人間が作った洞窟が、91件の農家で発見されているそうな。現在そのうちの41件は保護下にあるんだって。主用洞窟は、少なくとも20メーターの長さが有り、干し草を保存していて、小さい方は約8メーターで、おそらくかじ場に使われていたらしい。写真だと、岩の下の方に入り口があるんだけど、見えるかな。ほとんど石器時代みたいな雰囲気。

右の写真は近くで見付けた古い家。岩が小さいので洞窟とは思えないけれど、典型的なアイスランドづくりの家です。



SKOGARのキャンプサイト

 
さて、”キャンプサイト”以外でのキャンプをオススメしているりゅですが、1号線沿いに広がるあまりの牧草地(牧草地=私有地)の連続に困り、とりあえずSKOGAのキャンプサイトを覗いてみることにしました。なんとも奥まっていく(写真左)感じがいいなぁ、と思ったら、キャンピングカーがこんなに!これじゃぁ、とてもじゃないけど、キャンプの雰囲気が出ないので、ここはパス。七並べでも3回まではパスできるんだぃ!まだまだ先はあるもんねっ。



SKOGAFOSS

 
キャンプサイトから数キロ先に見える、名物の滝でも見ようと思い、移動開始。でも、案内図を見逃してしまったりゅたちは、なぜか、滝にたどり着けず、うろうろ…。その小さな集落をうろつくうちに、古い家や家具を展示しているちっちゃなミュージアムを見つけちゃいましたっ。入り口には17時閉館とあるけど、17時20分の時点でまだ開館中の様子。聞いてみると、人がいるうちは開いているらしい。さすがに、本館は時間的に気が引けたので、1人kr.200払って、表にある古い家だけ見せてもらうことにしました。だって、この時は表の家には鍵なんて掛けないと思ったんだもん。



いちおう野外ミュージアム…らしい

 
ここには時代ごとのアイスランドの家屋が建てられていて、結構たのしめました。左側の写真の他に、3〜4件並んだ古い住宅や、古い学校のレプリカまであります。少し離れた所に、ミュージアムに置くにはちょっと近代的すぎるんじゃない?と思うような住宅があったので、よく見てみたら管理人の家でした。(笑)



ああ…やっぱり石器時代なのかも…

 
最初に入った所は古いアイスランドの農家。中にはいると洞穴みたいにヒンヤリ…おまけに埃っぽい。それもそのはず、この家は平べったい石を積み重ねて囲いを造り、それに屋根を付けた後に、石の囲いに表から土で盛っただけの小屋なのです。屋根と言っても、横に何本か渡した材木の上に、日本の瓦のように平べったい石を敷き詰めて、これも上から土をかけてあります。もちろん土を盛った外側にも、屋根の上にも草がはえてます。これって防水加工なのかしら…。う〜む生活の知恵なのかな…。ちなみに右の写真は、ここで羊を飼っていたそうです。



左がなんとかまど、右はここでSkyrを作っていたみたい。

 
こういう写真を見ていると、なんだか古代の住居跡みたいに見えるけど、実は1830〜1880年ごろのものです。(ー_ー;) 天井付近の壁に、明かり取りの穴が開いているだけなので、中はかなり暗い。特に日照時間の短い冬は大変だったのでしょう。おまけにその穴には窓ガラスなどないので、とても寒かったんじゃないかなぁ〜。

* Skyr=ヨーグルトみたいなソフトチーズ



う〜ん 雰囲気いいねぇ

 
こちらはグーンと新しくなって1920年製。おばあちゃんが窓際で毛糸を紡いでいる姿が目に浮かぶようです。誤解を招きそうなので付け加えますが、石の囲いの家でも寝室等は木の床を使ってありますよ。でも全体的に言えるんだけど、天井がすごく低い。昔のアイスランド人って身長が低かったのかしら?



同じ家のキッチンから

 
実はこのミュージアムは建物毎と言うより、部屋ごとに年代が違っていて、それぞれ寄せ集めたのを、当時の雰囲気に合わせて立て直したそうです。中にある調度品もアンティークしてますよ。ちょっと調度品の年代が合わなかったりするけど…。上の写真は当時の農家のキッチンから見た様子です。薪のオーブンを背中にして撮影してしまったので、キッチンぽい雰囲気はないなぁ。真ん中の扉は中二階の寝室と書斎(お祈りの部屋かも…)へ、左階段を降りるとすぐに羊小屋。右の急な階段は屋根裏部屋に行けます。う〜ん 忍者屋敷みたいでりゅは好きです、こゆの。



お金持ちの家のリビングなんだけど…ぉぃ、ちょとまて。(笑)

 
これも同年代に建てられた裕福な家のリビングだそうです。他の部屋よりはモダンな感じになってるかなっ? ま、色調はともかく、調度品がいっぱいありました。でも狭いよ〜。

ここでいきなし「これ、ぜってぇ〜ちがうぜぇ」とたいちょの声。何かと思って見てみると、テーブルの上にのってるティーポットが変らしい。「どこのアイスランドの家庭が、赤万古の急須なんぞ使っておるのだ…」と、おもむろにポットの底を見ると、「日本」の二文字が…(ー_ー;) おまけにこの文字って手書きじゃなく、ハンコだし…



オルガンの弾き語りをしてくれるトローラー・トーマソンさん(と読むのかな?)

 
次に古い学校の中を見ていたら、鍵の束を持ったおじいちゃんが現れました。時計を見たら、18時20分くらい。さすがにこの時間になると、全ての建物に鍵を掛けてしまうみたいです。って当たり前か。(笑)土と石造りの家なんて、鍵なんて掛けないかと思ってました。ごめんなさい。

で、このおじいちゃん、世間話の後、いきなりその場にあったオルガンを弾いて、歌を歌ってくれる、お茶目な人だったのですが・・・「日本のどこからきたの?」と言う会話とともに、近くにあった大きな世界地図の前に、たいちょ、おじいちゃん、りゅの順で移動すると、りゅに見えないところで、いきなりたいちょの左手を、ニギニギ・・・。(゚〇゚;)

変なところで寛大なたいちょは、そのまま3分くらいニギニギされてました。ず〜っとたいちょの方ばかり見て「You are very nice」を連発していたけど、コレは私たちではなくて、たいちょのみのことだったみたいです。気が付かなかったっ。しかも「今日はもう閉館だけど、明日またおいでよ。ぼくが招待するよ」と連呼してたし・・・。(ー_ー;)

もちろん、いつも冷静なたいちょ、ニギニギされながら、世間話に相手の気を引き留めながら、右手に持っていたデジカメで、背中越しに、こっそりその様子を撮ってました。う〜ん、しかしっ、残念ながら、ちゃんと写ってなかった・・・。でも、右の写真(おじいちゃんの袖口とたいちょの腕)でその密着度が分かるというモノ。

あとで、「なんで振りほどかなかったの?」と聞いたら、「まぁ、人生生きてりゃ、これぐらいあるでしょ。」だって。ぉぃ、君の人生はそんなのばかりなのかいっ。(爆)



でも実は結構いい人っぽい

 
もぉ、この時点でフォトエッセイに絶対のせるんだぁ〜と目論む、りゅは、半ばむりやり、名前を紙に書いてもらってしまった。でも、あまり、りゅと話をしてくれなかったので、承諾を得る機会を得られないまま、ミュージアムを去ることになってしまったぁ。これ問題ありかなぁ? ただ、たいちょが良い人に見えただけかも知れないし…。 トローラーさん、もし読んで問題ありなら連絡下さい…って読んでないか…



キャンプサイトの裏にある滝

 
さて、結局SKOGAFOSSには辿り着けず、・・・というか、おじいちゃんの手前、移動しなくちゃ行けなくて、そのまま暴風雨のVIKを通り過ぎて、今夜の宿泊地を探して到着した場所がここ。その名も"Kirkjubaejarklaustur"と言う、VATNAJOKULLまで直線距離、約40キロのなが〜い名前の村。人口150人くらいです。天候もVIK近辺と比べると、かなりよいのがうれしい。

ただ、やはりサウスはウエストフィヨルズと違って平坦な分、土地の利用率が高いのね。キャンプ不可能な荒れ地以外は、ほとんど農家の持ち物みたい…。と言うわけでキャンプ場で宿泊することに…。実は、この村の中心部に第1キャンプ場があり、行ってみたらキャンピングカーと子供の集団がいたので、速攻退散。

1キロくらい離れた第2キャンプサイト(写真右)に来てみると、BMWのコンバーチブルが1台止まってテントを張っているだけ。BMWでキャンプか、ぉぃ・・・。(ー_ー;) まぁ、奥には滝(写真左)も見えていい感じ。よし、ここにしよう、と思ったものの、キャンプサイト内に入って見ると、トイレは釘が刺さり、流しの水も出ない状態。脇に貼ってある紙に、連絡先と1人1泊kr.400と書いてある。

「???」と思って電話してみると、「6月1日まで閉まってるから、トイレなどは使えないけど、もし泊まりたかったらタダで使って良いわよ」とうれしい発言。なにしろ、うちはトイレや水道水が使えなくても、うるさいキャンプサイトに泊まるよりは、その辺に転がりたいんだもん。ありがたく泊まらせてもらいました。目の前にサッカーコートはあったけど、景色は良いし、静かなのがうれしい。夜ももう21時頃だったので、ちょっと強風の中、さっそくテントを張って、簡易BBQして第1日目は終了っ。

注意・・・滝の近くにテントを張ると、寝ている間中、水の音がうるさくて、眠りにくいかも。










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アイスランドで作った「さばいばる日本食」は ここ からどぞ