毎週月曜日頃更新 -氷国時間-(^^;)

アイスランドから送るふぉとえっせ〜。 ばっくなんば〜は こちら


キャンプ-2002春-
2日目

2002年5月27日


- Lomagnupur - 地域で1番高い山を臨んで



2日目もしゅっぱぁ〜つ

 
前日遅くまで移動していたせいか、10時に起きた2人。脇に止まってたBMWは気が付いたらいなくなってる・・・。どうもテントで寝袋に寝ると、寝過ごしてしちゃう。(ー_ー;)やっぱり、下が堅いから熟睡しちゃうのかな。あいにくの曇り空だけど、雨が降っていないだけ運がいいという物。最初の予定宿泊地を遙かに過ぎていたけど、ここまで来たらヨーロッパ最大の氷河、Vatnajokullが見たいもんねっ、ともう少し進んで見ることにしました。



Nupsstadurにて

 
途中、ミュージアムマークがあったので、寄ってみると、ここもどうやら昔の農家の建物が、現在使用中の農家のすぐそばにありました。ヒストリカルノートを読むと、今回のエッセイ冒頭の写真にある山は、どうやら、この地域で1番高く(とは言っても767メーター)、美しいと言われているよう。

しかも昔、この「Nupsstadur」はアイスランドで、他の村と1番距離のある、商人達にとって厳しい旅の中継地点だったようで、馬での移動とは言え、1番近い村は東に約250キロ(Djupivogur)西側は260キロ(Eyrarbakki)だったと言うから驚きです。しかも東に行くには砂漠や川を越え、Vatnajokullのふもとも歩かなければなりません。その旅行者の補助を半世紀以上にわたって行ったのが、この地に住むハネス ヨンソン氏(←って読むのかな?)だったそうです。

いやぁ、昔は大変だったんですね〜。そう言えば、1号線沿いにあるレイキャヴィク近郊のサマーハウスも、「なんでこんな近場に?」と思うような所にあるけど、昔は移動が大変だったと聞けば、納得できちゃうもんね。



道路を常に遮る砂塵(写真左)と木で出来た長〜い橋(写真右)。

 
Nupsstadurを出発してしばらくすると、辺り一面、ず〜っと続く砂景色。どういう訳かここだけ、妙に風が吹いていて、道路に砂がてんこ盛りになってる。ちょっとでも窓を開けた日には・・・ぃゃ、開けなくても、引っ越しの事故以来、ポンコツ度の激しいのうちの車には、隙間から砂が入ってきてツライ。(ー_ー;)しかも常時この風があるのか、スリップ注意の標識まで出てるしぃ・・・。運転するたいちょも、気を遣っていました。木の橋の上も砂はいっぱい。滑って下に落ちたら、しゃれになんないよう〜。



遠くに見える砂煙(左)地平線まで真っ黒(右)

 
ぁぁ、こんなのには飲み込まれたくない・・。昔の旅の厳しさが垣間見えるという物。こんなにちゃんとした道もなかっただろうし、正しい方向に進むのも大変だったんだろうなぁ。



橋の残骸がぁ・・・

 
しばらく進むとこんな瓦礫が現れます。最初は滑り台か何かかな、と思ったのだけど、近づいてヒストリカルノートをよ〜く見てみると、1996年の火山の噴火で氷河の水が一気に押しだした時に、流されて崩壊した橋の残骸のようです。一気と言っても多少の時差はあったようですが、この被害は多大だったのでしょうね。



うぉ〜、Vatnajokullだぁっ!

 
そんなこんなで走ってたら、見えました、ヨーロッパ最大の氷河が!ちなみにこれは「Skaftafellsjokull」になります。ただ、この景色が連なるのはある意味圧巻だけど、1つだけ見ても、他の小さな氷河とそんなに変わらなくも見えてしまう。(ー_ー;)だって、空からじゃなきゃ、全部なんて見えないも〜ん。

 
* グリーンランドにも大きな氷河があるじゃん、と思った方、グリーンランドはヨーロッパじゃないんですよん。





Svinafellsjokull

 
「来ない方がいいよ」と言われたにもかかわらず、近寄ってみたら、びっくり。下に何もなかった。(ー_ー;)ひぃ〜ん。でも、思ったより寒くなくてうれしい。去年同じ時期にウエストフィヨルズの氷河に行ったときの方が遙かに寒かったよ。だって、南風じゃなかったもん。でも飛行機で上空を飛ぶだけで、あんなに寒いんだから、実際に氷河を歩いたら寒いんだろうなぁ。



氷河の覗き穴♪

 
崖に沿って歩いていくと、(あっ、もちろんりゅはかなり内側を歩いてました(ー_ー;))氷河と崖の隙間に行けそうなところを発見。3メーターくらいだけど、迷わず降りるたいちょと、急性高所恐怖症に陥り、しばらく考えてから降りるりゅ。そこにはこんな景色がありました。右の写真の下には川が流れています。この下は何メーターくらいあるのでしょ?ドキドキしちゃいます。しかも、この場所は氷河がせり出しているので、もし崩れたら、あの世行きは一瞬で確実。コワイですね〜。



触っちゃった。

わぁ〜い。コレがしたくて、あの小崖を降りたという物。へっへっへっ。(笑)


サンダル履きかいっ

 
この日の朝、キャンプ地脇にあった、滝の写真を撮っていた、たいちょはしっかりと川に落ちて、クツと裾ををびしょびしょにしてました。濡れたままじゃカゼ引きそう、でもクツの換えを持ってくるのを忘れてるので、やむなくサンダル履きとなるたいちょですが、・・・やっぱり氷河では、足下がスースーと涼しかったそうです。しっかり記念撮影(笑)



ボー然とする、りゅ。(ー_ー;)

 
さて、戻ろうと、岩に手を掛けたら、・・・と、取れちゃったよ〜。この高さ自体なら、多分、本来は上れるはず。でも、崩れて下に落ちたら、と思うと、恐くて自力で這い上がれなくなってしまいました。だって、これ、結構垂直なんだよ。で、岩が頼りないなんて、ダメじゃん。結局たいちょに人間ロープになってもらい、よじ登ったけど、この時はちょっと焦りました。



テレビクルー

 
この夜の宿を探してさまよっていたら、テレビクルーらしい人たちを発見。思わず、HP用にと、近寄ってみると、彼らはハリウッドから「レクサス」のCMを撮りにきた人たちでした。5月末まで滞在予定と言ってけど、いい絵は撮れたのでかな。そのCM、見てみたいなぁ。



キャンプサイト

 
2日目の宿はSvinafellsjokull近くのBolti。この地域は温泉が出ないけど、ここにはスイミングプールがあります。5キロほど離れた、国立公園内にもキャンプサイトはあったけど、テントが連なっていたので、遠慮しました。ちなみに共同のキッチン、トイレ、シャワーが使えて、1人kr.500。この日のキャンプサイトのお客はうち以外にもう1件。写真を見れば分かるように、周りを羊に囲まれた、のどかな物でした。

本当は旅の疲れを取るためにも、プールに行って、ホットポットにでも入りたかったんだけどね。でも・・・うるさいのが苦手な2人は子供の嬌声が響く、プールにはどうしても行く気がせず、プールが閉まる21時少し前に、キャンプサイト備え付けのシャワーを浴びに行きました。シャワーはトイレの中の一部にあり、もちろん、男女は別です。

女性用のシャワーは先客がいたので、少しだけ待ってると、現地人がでてきました。彼女がシャワーに戻らないのを確認して、ドアを閉め、洋服をぜ〜んぶ脱ぐ、りゅ。一応、シャワーカーテン越しに、お湯をひねります・・・んがぁ、待っても、待っても超ぬるま湯は暖かくならない。カーテンがあるから、体は濡れないけど、こんなの浴びたら、カゼ引いちゃう。しょうがないので、そのまま、また洋服をきましたよ、はい。(ー_ー;)思わず、イギリスのYMCAのぬる〜いシャワーを思い出しちゃいました。

白人は温度低くても平気なのかな?と考えてると、たいちょ登場。しっかり濡れて、「寒いよ〜」と震えとります。彼はシャワーカーテン越しにお湯をひねらなかったので、待ってる間にびしょびしょに濡れちゃい、結果、シャワーを浴びざる得なかったわけ。このままじゃ、明日の運転は厳しいかもしれん。まずいっ。もう、りゅ、キレちゃいました。おもむろにたいちょに「ちょっと待ってて」と言い残し受付へ走る。ちゃんと、言いましたよ、現地人の苦手な論理的、がんがん攻撃で。なのにぃ、「じゃぁ、後でシャワーの様子を見に行くわ」なんて悠長なことを言うじゃないですかっ。

でもね、ここで現地人のペースに合わせちゃ〜、行けません。何事ものんびりしているアイスランド人は、この手の場合、いつ来るか、なんて分からないんです。「このままじゃ確実にカゼ引いちゃうじゃない。今すぐなんとかしてっ」と話していると、オーナー登場。彼は説明を聞き、「こっちのプールに温かいシャワーを浴びにこないのかい?」とのん気に言います。って、ぉぃ、一言もくらいあやまらんかいって心の声は置いといて、まぁ、いつまでも怒っていてもしょうがないので、たいちょを呼び、無事温かいシャワーを浴びました。

後から分かったことだけど、あのキャンプサイト、1週間前にオープンしたばかりで温度調整もちゃんと試してなかったそうです。しかも、この地域は温泉が出ないので、ゴミを燃やして水を沸かしているそう。(←プラスチックでも何でも燃やしそうでちと恐いけど。)お湯が貴重なのはわかるけど、料金を取る以上、きちんと仕事をしてください、と思った出来事でした。って、ヨーロッパじゃよくあることかぁ・・・。(笑)

という訳で、白人が平気な顔で使っていても、ぬるい物はぬるいんです。こんな場合はちゃんと苦情を言いましょうねっ。ちょっと怒りぷんぷんのりゅでした。

と言うか、アイスランド人と日本人では平熱が違って、アイスランド人の方が高いのよね。だから、日本人にはぬるいこともあるので、気を付けて!












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アイスランドで作った「さばいばる日本食」は ここ からどぞ