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「遭難!?」

2004年1月28日


はい、これくらい降りました … …

はい、本当は先週にアップする予定だったのだけど、デジカメデータが取り込めない事情から、今週になった「遭難」 … … 先週の方がリアルタイムだったのに、もぉ、旬じゃなくなちゃったよぉ。しかも、そのメモリークラッシュ?のおかげで、写真が数枚逝っちゃってるしぃ。ぷんぷんっ。まっ、全てはりゅが悪いんだけどさ。




車がトラクタ含めて4台あるの、わかります〜?


さて、去る1月16日、昼間はまだ普通のお天気だったのだけど、夕方からものすごいお天気でした。この日、たいちょは出かけていて、帰りも遅くなる予定だったので、りゅは特に心配もせずに、家でフラフラしていたのだけど … … 。

夜中の1時10分頃に、階下のおばさんがパジャマ姿でやってきてきたのに、びっくり。しかも、パジャマの上に防寒着をはおり、足下はおじさんの長靴、頭には思いっきりなモコモコ帽までかぶっています。「たいちょ戻ってる?心配で眠れなくて」と、いきなり言われて、2度びっくりすると、なんでも、お天気がすごく悪いので、運転はまずムリだって言うんです。断っておきますが、うちはセルフォスから10キロもありません。「内心、そんな大げさなぁ」と思いながらも、外を見ると、確かに荒れてる…。(ー_ー;) そう言えば、夕方に郵便配達のおじさんが来た時も、表が思ったよりも吹雪いていて、びっくりしたのだけど、この時は夕方の比じゃないほどに、吹雪いています。(それに気がつかない、りゅもどうしたものか(^^;))

結局、2時頃にたいちょから電話があったので、帰ってこないように勧め&彼も車を見に行き、帰ってこられないことを悟ったようでした。だってね、なんでも車の周りず〜っとに50センチ以上の雪が積もってたんだって。しかも、横殴りの雪がすごいみたい。

んで、朝起きたら、表は↑みたいに積もってました。まぁ、この時点ではまだ吹雪いていなかったのだけど、場所によっては1メータ以上の壁がぐるっと囲っていて、どうみてもうちには近づけません。こりゃ、土曜日だし、除雪何てしてくれないだろうし、今日も帰ってこない方が安全かな?と、思ったのですが … …



出かけていくたいちょ(左) 本当はもっと真っ白だったのよ


15時頃、いきなり玄関のドアが開く音がして、なんか叫んでる声が聞こえるんですよ。何かと思ったら、たいちょが「りゅ、シャワー、お湯出して … … 凍傷になる」と … … 。(^^;) ええ、たいちょったら、こんなお天気の中、帰って来ちゃったんです。しかも、うちは大通りから800メーターほど入ったところにあるのだけど、その入り口から車を乗り入れられず、歩いてきたって言うんですよ。ちなみに、Tシャツの上に思いっきり風を通すフリース、下は薄手だし、足下はメッシュ素材のスニーカーで、モコモコ帽と手袋が積んであったのが、不幸中の幸いと言う、冬を思いっきりなめた格好で、です。これじゃぁ、凍傷にもなりますよ。

ちなみに、その時点のお天気は、セルフォスからの道のりで、見えるのがポール2本。昼間なのに、それしか見えないほど吹雪いてました。しかも、その800メーターの道のりは、ほとんど除雪されていないので、ラッセルしながら、歩かなきゃならないのに加えて、深さが膝よりもあるので、腿上げ運動状態。その上、強風に煽られて、2度ほど転んだ時は、手をついた所も新雪なので、ズブズブ沈んでいき、家の近なのに「あ、遭難するかも」と思ったとか、なんとか。

「無茶だよ〜。なんで帰って来ちゃったの?」と聞くと、「だって、歯磨きしたいもん」って … … 。(^^;)まっ、普通なら、歯ブラシくらい買うのだろうけど、この日は、たいちょ、帰ってこられると思っていたので、所持金ゼロ。と言うか、普段から持ちたがらない、たいちょが悪いとも言うのですが … … まぁ、普段、車にガソリンさえ入ってれば、お金なんて使わないもんね。それにしても、歯磨き理由に、このお天気の中、普通帰ってくるかいな。

シャワーで解凍された後は、さすがに疲労困憊したらしく、ちょっとだけ仮眠して、結局2時間後にまた出かけていったのだけど、さすがにこの時は、温かい服装に加えて、階下のおじさんに、つなぎを借りていきました。しかも、車の扉が1度閉まったら、凍って開かなかったので、ポット2本にお湯も入れて … … わぁ〜い、遠足だわっ。(ー_ー;)





ロープを張って…、あれれ? (右)がうちの車

その夜は23時過ぎに帰ってこられたのだけど、今度はどうやら歩きたくなかったらしい、たいちょ。800メータ先の入り口に吹きだまっていた雪を、勢いで無理矢理乗り越え、「神風」状態で戻ってきました。んが、あと50メータのところで、それ以上進めなくて、スタック。惜しかったっ。しかも、たいちょ帰宅時、りゅは階下のシミン君に誘われて、下でみんなと日本のアニメ映画(ちょっと昔の近未来系?)見てましたぁ。それにタバコが切れたおばさんに、たいちょったら帰宅前に買い物も頼まれてるし。(← イヤ、それは全然構わないんだけどね 笑) そのままりゅに、映画のエンディングまで付き合わされて、たいちょ、ご苦労さまっ。

さて、翌日はもうお天気も良かったので、ご近所さんと環境整備にいそしみます。あっ、その前にまずはうちの車をレスキューしてもらわないと … … あれ、おじさんの車じゃ、引き出せないみたい。


トラクタ出動っ

方輪が落っこちていたので、結局トラクタでないと、引き出してもらえませんでした。でも、ここまで帰ってこられてよかったよね。いくらおじさんにつなぎを借りているとは言え、また800メータ歩くのはちょっと、イヤすぎだもん。

それにしても、こんな雪はウェストフィヨルズ以来だわ。南部は四駆じゃなくても平気さっ、なんて思ってたりゅが甘かったかな。でも雪がないと、冬らしくないから、外に出なくて良い状況なら、悪くないんだけどね。もともと、郊外に住んでると、食材は買いだめする傾向にあるから、別に数日くらい表に出られなくても、まず、飢えることはないしさ。あっ、これは自分で運転しないから、言えることなのかも。(笑)


はい、みなさん、仲良く?並んでます

手前にある、おばぁちゃんの車だけがこの時点で出せなかったけど、とりあえず、雪かきもしてもらって、動けるようになりました。よかったぁ〜。パチパチ o(^-^)o

おばさん曰く、16日の夜は心配するといけないから言わなかったけど、数年前に似たような状況で、ムリに動いた獣医さんが、吹雪かれて亡くなったとか。たいちょが普段から、諦めないことを知っていて、だからあんなに心配してたんですね…。ちなみに、彼女は土・日と仕事があったけど、この雪で行けなかったんですって。それが許される大雪だったのね … … 。最近はいくら温かいとは言え、やっぱり、ここはアイスランドなんだなぁ。

もちろん?この後数日、たいちょったら、寝てばっかりでしたよ。疲れたんだろうなぁ。お疲れさまっ。















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アイスランドで作った「さばいばる日本食」は ここ からどぞ