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何やらハイドロパフィンって言う燃料電池ヴィークルがアイスランド一周するらしい … 。ネットで情報を知ってから、一体どんなんだろう? と、一目見てみたいと思っていたのよ。水素ガスを使ったクリーンな乗り物で、環境に優しいらしいし‥。

でもね、クリーンなイメージがあるアイスランドだけど、実はりゅもたいちょもアイスランドの環境政策には疑問を持っていて、イメージが先行しているような状態にちょっと納得いかないのよね。

だって、日本のような車の排ガス規制はないし、揚げ物の廃油はシンクに流しちゃうし、オモテでのゴミは平気でその辺りに捨てるし、一般のゴミでも、普通の生ゴミと空き缶なんかを一緒に捨ててしまうし(←現状としてね)、ペットボトルは回収するとお金に替わるから別に収集するけど、日本の分別ゴミに慣れた感覚だと信じられないのが実状だもん。

Reykjavikとその近郊は分別が進んでいるとは言え、それは所定の場所まで自分で運んでなされるモノで、一般家庭に回収に来るゴミは日本みたいにビンや紙やプラスティックや金属類みたいに細かく分かれてないのよ。

ウェストフィヨルズにいた頃、廃材やドラム缶、時には動かなくなった自動車なんかまでなんでも埋めているのを目撃してしまって、分別なりリサイクルなりしないのか?と町役場に聞いたことがあるんだけど、その時の役場の人に「そんなお金誰が出してくれるの?」と言われ、「あ〜この国はまだまだ遅れてるんだなぁ」と思ったのでした。

前に住んでいたSelfossでも似たような状態で、ゴミ収集所に行っても、あまり細分化されて無くて、りゅは定期的にReykjavikまでゴミを運んでいたのよ。ガソリン代かけてね。それでも、プラスチックの分類はしても無駄なことが判明したんだったなぁ。だって、捨てる場所が一般ゴミと一緒なんだもん。(ー_ー;)

それにね、アイスランドの私立大学?Bifrost の学生寮の窓の下は、タバコの吸い殻と割れた酒瓶だらけ。それってポイ捨てしてるってことでしょ?いくら『クリーナー』の仕事を奪わないため(という考え方が欧米で浸透している)とは言え、知識階級のハズの私大の学生さんがこれって、アイスランドのスタンダードがわかろうってもの。

こういう話はスウェーデン人やドイツ人に話すと意見が合うんだけど、アイスランド人とはまだ少しギャップがあるのを実感するのよね。たいちょ曰く「この国がクリーンなのは、地熱があるとは言え、国土に対して極端に人口が少ないから。言い換えれば、まだクリーン(汚れてない)と言うのが正解だと思う」とのこと。うんうん、りゅも激しく同意かも。

そこで登場の、このハイドロパフィン号。興味が出ないわけないじゃないっ。このプロジェクトはグリーン・エナジー・アドベンチャーというグループが行っていて、アイスランド・プロジェクトと名付けられたアイスランド一周の様子が、日記形式でネット上にアップされています。ちなみにここ↓。

http://g-e-a.net/

仕組みなど詳しいことは上のリンクを読んでね。って、りゅには難しすぎてよく分からないや(笑)。さて、自宅近くに国道1号線が通っているので、ここを通過するときに見てみようと思い、サイトにある日記の予定から計算して通過予定時刻に1号線沿いで待っていたんだけど、待てども待てども来ない‥。ガ〜ン。

その日はHvolsvollur出発だからそんなに予定は狂わないと思うんだけど‥と思いながらも、1時間以上待っても来ないので、もう行ってしまったのか‥と、しょんぼりして家に帰ったのでした。

ところが、その日の夜にサイトをチェックしたら、な、なんと「水素ガスが切れてReykjavikまで水素を取りに行ったので、この日はSelfoss止まり‥‥」(-_-;) 。そりゃ待っても来ないはずだよ〜。

でもまだチャンスがあったっ。よしっ、明日の朝にSelfossへ行ってみよう。と言うわけで、ハイドロパフィン号のアイスランド一周計画最終日に、パフィン号に会いに行ってきたよ〜。

今回は写真の枚数が多くて容量をどうしよう‥と思っていたんだけど、たいちょが一言‥「全部上げろ」。 そういうコトなので「Photo essay」始まって以来最高の写真83枚だぃ。おまけも入れたら94枚、持ってけドロボ〜(笑)。だから重いよ〜。回線の遅い人ごめんなさい。m(_ _)m

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キャンプサイトの訳だけど‥

クラッシックカーがちらほらと‥はて?


開けて翌日、天候は雨。グリーン・エナジー・アドベンチャーのサイトにあるアイスランド日記を見ると、通常出発は朝の9時が多いみたい。

天候によっては天候回復待ちで12時のこともあったみたいだけど、どちらにしても朝の9時前くらいなら、準備などをしているところへおじゃまできるかな?‥と思い、準備の邪魔にならない程度に小一時間くらいお話でも聞かせてもらおうとSelfossへ向かって自宅を8時15分に出発。自宅からSelfossまでは車で15分くらいなのよ。

たいちょも昨夜いろいろ作業をしていたんだけど、小一時間ならと徹夜開けのままで運転です。アイスランド日記によると滞在はSelfossのキャンプサイトとのコト。‥って、Selfossのキャンプサイトってどこだろう? 普段利用しないからアラウンドアイスランドというFreeの小冊子で住所を調べちゃった … 。(笑)

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おおっ、こんな所に

初対面のご挨拶(一部オフ会)


予定通り8時半過ぎにキャンプサイトへ到着。でもね、初めてきたこのキャンプサイト、競技場らしきスペースにクラシックカーがまばらに停まっているだけで、テントが見あたらないっ。入ってもいいのかな?と思いながら、車で競技場を1周するも、見えるのはキャンピングカーとクラッシックカーだけ。

アイスランド日記ではテント泊って書いてあったと思うんだけどなぁ〜。急遽キャンピングカーに変更になったのかな? 雨の降りしきる競技場内のキャンピングカーも人の気配がないので、取りあえず受付の小屋の前に車を停めて色々考えてみることに。

池があるとアイスランド日記に書いてあったのに、ここはただの競技場だから、他にもキャンプサイトがあるのかも‥などとりゅが心配し始めたところ、たいちょが「目の前の高木の垣根の向こうもキャンプサイトなんじゃね?」と一言。

早速く車から降りて木々の隙間から奥の芝生に出ると、おおっ、あった〜ありましたっ!白のローバーディフェンダーと牽引ワゴン、それにテントが3張り。アイスランド日記の写真と同じだぁ〜。

コレは絶対に間違いないね。と近づいてみるけど人の気配がない。う〜ん、今日は雨だし長旅で疲れているのでみなさんゆっくり寝ているのかなぁ? すっかりみなさん睡眠中と思っている、りゅは、なるべく足音をたてないように辺りを一回り。

音が聞こえないから、やっぱり寝てるのね。と車に戻って皆さんが起きるまで待つこと15分。すると、たいちょが「あ、テントに誰か来てるっ」。車を飛び出て人を捜すけど、姿が見えず。りゅが出ていったタイミングで、人影はテントの中に入ってしまったので、見つけられなかったのでした。

そうこうしているうちにテントから日本人登場したので、すかさず「おはようございます〜。Cold Natureのりゅと申しますが、○○さん(ハンドル名)いらっしゃいますか?」(_ _;)

実は、こういう本名を知らない状態ってオフ会なんかでありがちな話なんだけど、ハイドロパフィンの話を知った時に、このアイスランドプロジェクトの人に連絡をとって、通過予定日時などをメールで教えてもらっていたのです。

その時のハンドル名が「○○」さん。本名知らないからしょうがないわよね。りゅが「○○さん‥」と訊くと、一瞬怪訝な顔をしながら、「あ、久保ちゃんね、あっちにいるよ」とのコト。あ〜通じてよかったぁ〜。このキャンプサイトは、ちょっと離れたところに屋内キッチンと食堂があり、そこで朝食を摂っていたみたい。寝てるとばっかり思っていたのに‥ちと反省。はい。

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左から金子さん、犬塚さん

久保さん、番場さん、坂口さん


食堂でみなさん揃ったところで、お話を聞かせて頂きました。今回参加されているのは5人。グループのリーダーである番場さんが1990年にソーラ飛行機で北米大陸を横断した時のメンバーが、今回のプロジェクトの中心となっているそうです。

年長者である金子さんは、映画・テレビのプロデューサー・ディレクターと映像関係の方。今回のプロジェクトでは広報や渉外を担当、昨日水素を取りに行ったのも金子さんでした。

久保さんもテレビプロデューサー・ディレクターとテレビの仕事が本業です。現在は朝のニュース番組を担当しているそうですが、今回のプロジェクトのためにアイスランドへ来てしまいました。このプロジェクトの記録・撮影を担当、また国際自動交流プログラムも担当されています。

犬塚さんは他のメンバー曰く「一流企業勤務」。今回のプロジェクトのために無理矢理、一ヶ月の休暇を取ったそうです。通信とイベント、会計を担当されています。期間中ほぼ毎日アイスランドから更新されていた「アイスランド日記」は犬塚さんが発信しています。

最年少の坂口さんは福祉関係の仕事をされていたようですが、このプロジェクトのために仕事を辞めて来たみたい。う〜ん、こういうのってすごい。坂口さんは食料と医療を担当されています。

そして番場さん。ハングライディングに始まり、ソーラ飛行機で北米大陸横断したり、650キロの道のりを徒歩で北極圏・北磁極に到達したりと紛れもない冒険家です。「次世代のための知的冒険」というのを推進されているようで、今回のこのプロジェクトもその一環のようです。

また番場さんはエコロジカルな商品を扱う「Terrarium」という会社を経営されています。同時にネットショップとリアルショップでエコロジカルな商品を販売されてるそう。

http://www.terrarium.co.jp/index.html
夢のあるモノがあるよ〜

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ごちそうになったコーヒー

本来ならお邪魔するりゅが、なにか差し入れなければならないのに、逆にお話の途中でコーヒーをごちそうになりました。坂口さんが、パーコレータでいれてくれたアメリカンコーヒー。器や雰囲気のせいかも知れないけど、本当に美味しいと思ったよ。ごちそうさまでした〜♪

今回3張りあったテントのうちの2つと、金子さん以外の4人が来ているゴアテックスのウエアは、「THE NORTH FACE」が提供してくれたみたいだけど、その他は各自・自分の装備だそうです。というよりほとんどが全て持ち出しの機材・装備。

旅費なんかも含めてすごくお金がかかるプロジェクトだけど、それを実行するってロマンを感じるなぁ〜。女性からはあんまり出ない発想だしね。ちょっと憧れてしまったりゅでした。

装備の話の時に金子さんが「まぁ、番場さんはお金持ちだから〜」と言うと番場さんが「え〜 お金なんかあるわけないよ〜」。これには笑ってしまったよ。でも夢かなえるってお金も時間もかかるんだろうなぁ〜。このプロジェクトも3年越しだっていうじゃない。

久保さんの私物だったコーヒーカップ代わりのモンベルのコッフェルを見て「これいいな〜、やっぱりちゃんとしたモノ買わないとダメだね」とたいちょ。いつも安物ばかり買ってるりゅとたいちょは、妙に感慨深くなってしまったとさ … 。(笑)

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広いテント内部

The North Faceから貸与


さて、一向に雨の止む気配のない空模様。本日の予定だと12時に出発のようです。でも12時でも雨は上がらないだろうなぁ〜。コーディネイションをしている金子さんと撮影係の久保さん以外の3人が交代で運転してるそうだけど、最終日の今日はゴールまで60キロ弱。距離的に3交代でいけそうです。

とは言え、この雨の中走るのは大変だよ。話によると雨自体は問題ないらしいんだけど、ドライバーが装着するゴーグルに雨が付いて前が見えなくなるのが問題みたい。バイクみたいにスピードが出る乗り物なら風圧でゴーグルに付いた雨も飛び散ってくれるだろうけど、ハイドロパフィン号は時速20〜30キロ。犬塚さんが言うように「ゴーグルにワイパーが欲しい」って言うのはわかるなぁ〜。

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キャンプ場の証書ですね

お、大きなソーラパネルが‥


みなさんはテントの撤収前に中に入っている荷物を次々と車に積み込みます。その間りゅは手伝いもせず、フラフラと見て回ったりして。実はこのランドローバー・ディフェンダーという車は結構好きなのよ。でも気になるのはディーゼル車と言うコト。

そこでたいちょが久保さんに「クリーンなエネルギーのプロジェクトで軽油車ってどうしたもんですかね?」と突っ込むと、困った顔で久保さん「いやぁ〜、これが一番安かったんですよ」とのこと。う〜ん、納得しちゃう … 。この国ハイエースを1日借りて5〜6万円かかる国だから、まとまった日数をレンタルすると天文学的金額になりそうだもん。

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撤収開始です

これがヴィークルに積む水素ボンベ


さて、いよいよテントの撤収です。少人数用の小さなテントと違って全体的に大きいので、ポールが何本も入っていて撤収も大変。しかも雨に濡れているのでポールが簡単に抜けないし。たいちょもちょっとだけ手伝いました。

上の方の写真にあったブルーのテントは金子さんの私物。以前使ったときに強風でポールが一本折れてしまい、開口部は代替えのポールが入ってました。みなさんがテントを撤収している間に、またもやフラフラしてたら水素ボンベを発見。

おおっ、これが水素ボンベなのね〜。ボンベと言えばプロパンガスのボンベか、家庭用消火器くらいしか知らないりゅは、意外と小型なのでちょっと驚き。大きさはヘアームースの缶を2つ重ねたくらいかしらん?

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ボンベは念入りに梱包

牽引ワゴンにはこんな文字が


ボンベを梱包していた番場さんが「小さいけど結構重いですよ」と言うので持たせてもらったら、これが本当にズッシリ重い。思わず落としそうになっちゃったよ。

番場さんによると、水素が1.5気圧に圧縮されて入っているのと、水素を吸着させるために、中に金属が入っているそうです。何やら「スポンジに水をしみこませるような状態で入っている」らしい。

う〜む、何という解りやすい説明だ。りゅでも何となく解ったもん。(笑) でも、それ以外の話は難しすぎてりゅには無理でした。隣でたいちょがフンフンって聞いていたけど、本当に解ってるのかなぁ? ちと疑問だぁ。

番場さんによると、昨日の水素切れはボンベの水素漏れが原因だったみたい。番場さんによると「水素は注入口をどれほど閉めても漏れる」と、今後の課題のような口調で話してくれました。

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まさに移動倉庫だね

牽引車の背面には大きな字で「FUELCELL VEHICLE IS AHEAD」と書いてあります。自動車の運転ができる年齢のアイスランド人で、英語が理解できない人は余りいないので、これを見れば「何やらいるぞ」と言うことになるのでしょう。

しかも出発前に何社かの新聞に写真入りで載ってしまっているので、一般的知名度は結構高め。わざわざパフィン号に会いに来て、一緒に併走してくれたアイスランド人もいたとか。

‥で、内部はと申しますと、もぉ〜これは走る倉庫です。今回のプロジェクトで使うモノのうち、車に積みきれない道具類が沢山入ってました。結構広いんでびっくりしたよ。今度引っ越しするときにでも借りようかしら?(笑)

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さてミーティングです

「一体何してるんでしょ?」と右の女性?


さぁ、撤収も終わって出発前の最終ミーティングです。久保さんは打ち合わせの様子を撮影しながらのミーティング参加。いままでの笑い話とはうって変わって、みなさん真剣な表情で話し合います。やっぱり真面目なプロジェクトなのね。

ミーティングが始まる少し前に「すみません、Hveragerdiまで一緒に走っていいですか?」とりゅが質問すると、「あ、どうぞどうぞ」と金子さん。でもHveragerdiがどこにあるのかを意識されていなかったのか、ミーティング開始後しらばらくして「えっと、どの辺まで一緒に走ってもらえます?」と金子さん。

たいちょがすかさず「どこまで走るのがいいですか?」と聞くと、「まぁReykjavikまで走ってもらえれば嬉しいけど‥」。おもわずたいちょと顔を見合わせると、「ぼくはかまわんよ」「あたしもいいよ」と言うことで、Reykjavikのゴール地点ペルトランまで、伴走車という大役を引き受けることに。(笑)

どうやら交通量の多いReykjavikをどうやって目的地までたどり着くかが最大の問題らしく、何度も地図を見ながら計画を立てます。国道1号線からReykjavikに入りペルトランに向かうと、どうしても途中で左折しなければならないのよ。交通量が多く高速走行の車の流れの中、追い越し車線を越えて左折車線に無事はいるのが目下の心配事。

犬塚さんが「右折右折で行ければいいのになぁ」と一言。みんなで地図を見ながら、目的地より遙か手前の曲がり角をいくつかピックアップして、「最初の左折ポイント、ここが無理だったら次のポイント‥」と3カ所くらいポイントを決めてミーティング終了。

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出発前の腹ごしらえ

久保さん特製サンドイッチ


ミーティングが終わったら出発前の腹ごしらえです。りゅは遠慮したんだけど、久保さんに「今食べないと3時まで何も食べられないから」と勧められてお手製のサンドイッチを頂きました。ご馳走様です♪ でも、なんか突然お邪魔して(しかも手ぶらで … )、飲んだり食べたり本当に済みません。m(_ _)m 

ちょっと外へ行ってた、たいちょも、サンドイッチをごちそうになってました。しかも2つも。食べ終わったら食器類の片づけと積み込みです。食料担当の坂口さんが、大きな箱に残った食料を収容して車に持ってゆきます。

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さて出発準備ちう

ハイドロパフィン号のお目見え〜


8時半に到着して、あっという間の12時15分前。出発予定まであと15分です。雨を避けるために最後までテントの中に入れておいた「ハイドロパフィン号」のお目見え〜。

まだ引き続き雨が降っているけど、走行予定だからテントから出さないとしょうがない。後ろの方から徐々にテントが捲られてゆきます。もぉ〜、りゅはめくれた隙間から中を覗いたりして、お行儀が悪かったかも‥ 反省。

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ちゃんとナンバーも取得しました

じゃ〜ん、今全貌が明らかに‥(笑)


お尻が見えるとナンバープレートが‥。今回のこのプロジェクトの為に仮ナンバーでももらったのかと思ったら、なんと正規に申請してナンバープレートを取得したそうです。あまり見たことのないナンバープレートなので、どういう区分の扱いなのかを訪ねたら、いわゆる軽2輪車という扱いなのだそう。

そしてテントが取り払われると、じゃ〜ん、ハイドロパフィン様の登場。前輪2つ後輪1つの三輪車で、駆動はもちろん後ろ。左右に1つずつ24Vのバッテリーを装備し、水素と空気中の酸素を利用する燃料電池は後部の箱の中に入ってます。

シートに寝そべるような感じで座って、前輪の前に配置しているペダルをこぎます。まぁ、三輪リカンベントの進化版と言った方がいいかなぁ? 普通のリカンベントと違って、燃料電池によって得られた電力が、人力の駆動力をサポートするような仕組み。ペダルの感じは電気自転車みたいとのコト。前輪の2つはそれぞれ独立したショックが入っていて、曲がるときはウィール自体が、曲がる方向に傾斜するそうです。

これが→ |-O-|
こんな感じに→ /-O-/

慣れないうちは曲がるときに怖いみたい。感覚としてはスキーで曲がるときみたいな感じとのコトでした。

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おおっ、パフィンの顔だぁ

ワゴンを車に接続して


ペダルのある前部はやっぱりパフィン。パフィン色に塗られていますね〜。ペダル位置に細長い切れ目が入っているのは、身長によってペダル位置を調整する必要があるからなんだって。ちなみにこのタイヤ、実はオフロード用のタイヤも持ってきているそうな。

アイスランドは未舗装の道もまだまだあるので、路面によって履き替えるみたい。やっぱり未舗装でオフロード用タイヤを使用すると、安定感が全然違うんだって。そういえばブレーキも左右ともディスクブレーキが入っていたよ。

さて、チェックと調整が完了したら、もう出発は間近。牽引するワゴンを車の後部に接続して完了。

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まもなく出発〜

本日最初のドライバーは坂口さん


本日最初に運転するのは坂口さんです。ドライバーは1時間毎に交代で、その都度チェックと調整が行われる予定。Selfossから出発する坂口さんは、HveragerdiとReykjavikの間にある山の頂上までが受け持ち区間。距離で大体20キロくらいかな?

一行全体では、たいちょが運転のりゅ達が乗った車が先頭で先導役、そしてパフィン号が続き、最後に金子さんが運転するディフェンダーと続きます。Selfossの市街地から国道1号線に乗るのが最初の目標。

どうしても市街地は路地や交差点や車が多いので、3台そろって団子状態で行くことになりました。ちなみに久保さんは、撮影するためにりゅ達の車の後部座席へ。

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いざ出発〜、‥と思いきや

「ペダルの位置があってないよ〜」


さて、いよいよ出発だ〜。始めて見る走るハイドロパフィン。ちょっとワクワクしながら待っていると‥なぜか走り出さない。はて? と思いきや、坂口さんが何か叫んでる。何やらペダルの位置が違うみたい。

実は、毎回ドライバーに合わせてペダルの位置を調整するんだけど、この出発直前に、たいちょがペダルについて色々聞いていたので、周りのみなさんはすっかりペダル調整が済んだモノと思ってしまったのでした。はい、すべては「隊長一号」が悪いのです。(ー_ー;)

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仕切直して出発〜

おおおっ、すごい走ってるぅ〜(当たり前か‥)


さぁ、たいちょのおかげで出鼻をくじかれてしまったパフィン号。仕切直して出発〜♪。おおおおおっ! すごいすごい、走ってるぅ〜。当然なんだろけどやっぱり感動。音もなく静かに走り始めます。先導車に乗る、たいちょと久保さんは、撮影が済んだら駆け足で車に乗り、キャンプ場を出発。

団子状態のままSelfossの住宅街へ出ます。パフィン号の先導初体験のたいちょが、どのくらいの車間を空けたらいいのか分からないので、後部座席で撮影している久保さんから車間の指示をもらいながらの運転。りゅは助手席でボーッ。

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Selfoss郊外を走るパフィン号

対向車の水しぶきがすごいです


Selfossの市街地も無事抜けて、ラウンドアバウトを4分の3周すると国道1号線です。そのまま名物の橋を渡りSelfoss郊外へと出てゆきます。町の近くのせいもあって、そこそこの交通量。あっという間にディフェンダーの後ろに後続車が溜まってゆきます。

どうしても速度が遅いから後ろに渋滞ができるのだけれど、こういう場合3台連なった団子状態だと、車列が長くなるため対向車が途切れた短時間に後続車が追い抜くことができないのよ。

だからある程度溜まったら、ディフェンダーがもっと速度を落として、パフィン号との間を空けて、1台ずつ抜いてもらうようにしています。う〜ん、頭脳プレイだ。でもパフィン号は小さくて目立たないから、何台も一度に抜かれると、見えなくて危ないもんね。

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見よ、この勇姿

上の写真はHveragerðiの手前5キロくらいの地点。日本とアイスランドの旗もヒラヒラして、格好いいじゃないの〜。奥の高台にある教会はウチからも見えるのよ。というより、この1号線自体見えるんだけどさ。

この辺は緩やかな坂が上ったり下ったりと続きます。そのたびにパフィン号の速度が変わるので、たいちょは前面よりルームミラーを見ながらの運転。「いや〜、運転しながら後ろ見る方が多いってのは初めてだよ」って、ちゃんと前も見てくださいな。相変わらず雨と風はすごいけど、なんとなくここまでは順調っぽい♪

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予定外の給油でした

ついでにチェックも欠かさない番場さん


Hveragerdiも目前、あと2キロくらいの地点で、りゅの携帯電話が鳴っている‥。今回、何かあった時は連絡をもらうことになってたけど、はて?何だろう。も、もしや重大なトラブル発生?とか思って聞くと、「次の町に(Hveragerdi)にガソリンスタンドがあるか?」とのコト。

マヌケなりゅは「パフィン号ってガソリンも使うのか‥」と思って良く聞けば、後続車のディフェンダーが、ガス欠寸前だって言うじゃないの。これには3人揃って「あら〜」。

と言うわけで、一番入りやすいHveragerdiのESSOで臨時休止となりました。スタンドは比較的混んでいて、車で来たお客さんや、バイクのお兄さん達が、珍しそうにパフィン号を見てました。そりゃ珍しいよね。

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ここから難関の上り坂

登坂車線があるので比較的安心


さてHveragerdiの出発して、まずは山越えの第一歩「上り坂」です。この山は冬場には良く泣かされた山で、どうもタフなイメージが強いのよね。しかも山頂付近は視界悪そうだし。夏場でもたまに視界10mないようなコトもあるからちょっと心配。山頂に向かうにはつづら折りの道路を上がってゆきます。

でも上り坂が始まるあたりで、登坂車線が設けられているので、後続車への心配軽減。後続車のディフェンダーがやるように、先導車も間に入った車輌を抜きやすくするために、パフィン号との距離を調整しなければならないのでした。後続車が来ないのを良いことに、走行車線を走って併走してみたりして。(笑)

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この辺が一番きついかな?

最初の一区間が終わりました


上り坂も終盤にさしかかってきました。この辺が一番傾斜のきつい辺り。でも低速ながらもスイスイ進むパフィン号。すご〜い。実は内心途中で停まったらどうしようとか思ってたのよ。(失礼 (_ _;)) まぁでも、ここへ来るまでの道のり累計で1500キロ以上走行してきたんだもの、もっとキツイ道もあったはず、それを越えてきてるんだから平気だよね。

標高が上がるにしたがって段々霧が濃くなってきてるけど、視界は十分確保できそう。このまま行けるかな?上り坂を過ぎて山頂の平坦な所までたどり着きました。アイスランドの山って山頂が平らなのが多いのよね。頃合いを見計らった辺りで車輌を路肩に寄せ、坂口さん無事完走。お疲れさまでした〜。

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次の区間を前にチェックと調整

大型車輌が走ると風と水しぶきがすごい


次のドライバーに変わる前に、すかさずチェックと調整をします。車輌は問題なかったみたいなんだけど、ハンドルに付いている2つの国旗が風で外れそうだったみたい。

山頂の平坦な場所での交代だったので、道路は片側一車線。横を大型トラックなんかが通ると、風と水しぶきがすごい勢いでかかります。しかも風向きも同方向だし。こういう中での作業も大変だなぁ〜。たいちょは外へ出て写真を撮ってたけど、りゅは車内で待機。ええ、根性なしです。(-_-;)

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次の区間は犬塚さんが運転

準備万端、車の切れ間を狙って出発〜


さて準備も整ってドライバーも交代。次のドライバは犬塚さんです。準備の整った犬塚さんがOKを出すと、後ろにいるディフェンダーの金子さんが長いクラクションを1回鳴らして、りゅ達の乗る先導車に知らせてくれます。

片側一車線とは言え、幹線道路なので、時速100キロ以上の速度で車が流れていて、確実に車の切れ目に発進しないと、危ないったらないのよ。しかも雨と霧で見通し悪いしさ。路上の車輌が全てクリアになったところで第二区間出発〜。

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相変わらず天候がすぐれず

下りは続くよ、どこまでも〜♪


本日先発の坂口さんの場合と違って、犬塚さんは山頂からの出発。山頂の平坦な部分を過ぎると、当然ながら下り坂の連続になります。金子さんからの途中の電話連絡で、パフィン号との距離をもう少し開けて下さいと言われている、たいちょだけど、パフィン号の速度が思いのほか速くて速度調整に手間取ってました。

考えてみても、上りは速度が出ないだけで走行に時間はかかるかも知れないけど、下りって放っておいたらものすごいスピードになりそう。もちろんブレーキは付いているけど、これって怖いなぁ〜。

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時速2〜30キロだったはずじゃ‥?

後続車が3台ノロノロと‥


Selfossを出る前に聞いた話だと、これまでの行程中の下り坂で、60キロくらいスピードが出てしまった時は怖かったとのコト。これだけ下り坂が続くと速度調整が大変だよね。‥と、何度かの長い下り坂を走っていると、いきなり「ちょっと、カメラかしてっ」と、たいちょ。

何かと思ったら運転しながらスピードメーターを撮影してるしぃ。その時のタイミングでパフィン号と多少の速度差はあるにせよ、時速60キロ超えになってるぅ〜。オマケに雨だし、犬塚さん大丈夫かなぁ。

でも速度が出過ぎと言っても、それはパフィン号のお話。当然後続車は時速60キロじゃ渋滞になります。はい。

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山頂からの出発だから下りが多い

右に見えるのが交通事故者数のオブジェ


長い下り坂→平坦→また下り→平坦→ちと上ったりしてを繰り返してパフィン号は進んでゆきます。後で犬塚さんに聞いたところ、下り坂は平気だったらしいんだけど、対向車や追い越してゆく車の水しぶきに混じって、泥が口の中にはいるのが辛かったそうです。

先行の坂口さんはオフロードバイクで使うようなヘルメットで、口の周りもガードされていたけど、犬塚さんのヘルメットは自転車用(なのかな?)みたいので、鼻と口は開いたままだったのでした。

でもあの下り坂で平気ってすごいよ〜。何度かの坂を進むと、右手に今年になってからの交通事故死亡者数を提示したオブジェ前を通過。通過時点では13人でした … 縁起でもないって?(笑)

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Reykjavík手前の最後の下り坂

交通量が多くなって後続車を捌けなかった図


山頂から出発したパフィン号の犬塚さん、段々レイキャヴィクに近づいてきました。Reykjavikに近づくにつれ、交通量も多くなり、何度か路肩を走る羽目に。でもね、路肩によっては走れるところと走れないところがあるのよ。ちゃんと舗装されていればいいんだけど、アスファルトが傷んでいたり、未舗装だったり、中には荒れてデコボコだったりと、コンディションが悪い場所も多々あり。

後続車に抜かせるため、たいちょも何度か路肩を走ったりしたんだけど、路肩を走ることで、パフィン号を路肩に誘導してしまいそうで、珍しく気を使ってましたね。路肩では車は走れても、パフィン号がどのくらいの路面を安定して走れるか分からなかったみたいだし。

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第二区間完走

久保さんが記録としてビデオ撮影


さぁ、いよいよレイキャビク市内に入ってきましたぁ。第二区間のゴールは市内に入ってすぐにある乗馬場の前の駐車帯。この場所は出発前に打ち合わせしてあったので、りゅ達の車から3台揃って路肩にある駐車スペースに停めます。

無事に3台停まったところで第二区間完走。パフィン号に付いている旗もまだ付いています。(笑) 犬塚さんお疲れさまでした〜。記録としてビデオを回している久保さんが、走行直後の犬塚さんをピンで撮影。なんだか修学旅行みたいな雰囲気で楽しそう♪

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何やらチェックする番場さん

再びチェックと調整です


さて最後のチェックと調整です。ここは市街地の入り口につき走行する車のスピードが抑えられているのと、駐車スペースが比較的十分取ってあるので、前回ほど走行する車の水しぶきは浴びないでチェックと調整ができました。

とは言っても、風向きが相変わらず道路方向から吹いてくるので、多少はかかるけどね。チェックしているところで、金子さんに電話がかかってきてます。なんだろう?と思ったら、電話を終えた金子さん「ペルトランで少なくてもプレス1社は待っているらしい」とのコト。やっぱり天気が悪いと来る人少ないのかな?

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最終チェック完了

最後に有終の美を飾るのは番場さん


チェックの済んだ番場さん。次のドライバーはそのご本人、リーダーの番場さんです。ここからの道のりは、距離的には大したこと無いんだけど、片側2〜4の大通りを走らなければならないのよ。

実はこの大通り、途中で他の幹線道路との分岐合流が何カ所かあって、走行車線は車の入れ替わりが激しいのでした。それもかなりのスピードで車線変更してきます。おまけにアイスランド人ってウインカー出さないしさ。

よくよく考えた末に、最終的に左折するならこの先にある大通りに入った時点から、道路左側の追い越し車線を走って、後続の車輌には走行車線で抜いてもらうことに作戦変更。危険なようならその場で方針変更ということになりました。

アイスランド人、たまにスピードが出ないボロボロの車で追い越し車線走ってることあるしさ。まぁ「ALLTI LAGI」(ALL RIGHT!)と、こういう時だけアイスランド式で行きましょ〜。

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市内に入って最初のラウンドアバウト通過

やっぱりReykjavikは交通量が多い


さてさて、このプロジェクト最終区間を走る番場さんが出発〜。市内は交通量が多いので、基本的に3台連なった団子状態で走行。市内最初のラウンドアバウトは、途中で内側を走っている車に割り込まれるのを心配したんだけど、大外半周で難なくクリア。

車間はつかず離れずの団子状態で、スピードが遅い割には取り立てて問題もなく過ぎてゆきます。たいちょは途中で他の車が間にはいると、大通りに出たところで面倒になるのを心配してたみたい。とにかく問題の大通りに出るまであと約1キロちょっと。

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右に見えるのは水素ステーション

みなさんすごい速度で追い越してゆきます


大通りに面した信号を目前にして、自分の車が先頭に並ぶように速度を調整するたいちょ。2車線ある左折車線の先頭、追い越し車線側に入る位置でなんとか停車できたよ。ここで途切れるわけにいかないもんね。信号が青に変わって普段ならタイヤを鳴らす勢いで発進するたいちょも、今日ばかりはおだやかな発進。そのまま追い越し車線を走ります。

速度はいつも通りだったけど、交通量は土曜日と言うことで多少すくなめ。後続車は走行車線をドンドン抜いて走り去ります。追い越し車線を走り始めてほどなくして、左手に水素ステーションが見えてきました。あ〜、ここの燃料で走ってるのね。とシミジミ。

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つかの間の信号待ち

最初の予定地点で左折成功


しばらく走った後、最初の左折ポイントの左折車線で信号待ちです。追い越し車線走行に変更したので、真っ直走って左折車線に入るだけで何とか左折できそうです。信号が青に変わって左折すると、片側2車線の道路。でも、この道は住宅街へ続く普通の道路なので、他の車もゆっくりめで走ってます。取りあえず一安心だよ。

でもパフィン号でこの交通量の中を走るのは怖いだろうなぁ〜。ちなみにこの左折した道路、Photo Essay過去ログの部屋探しに出てくる建物が面している道路なんだな〜。

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目的地はもうすぐ

ペルトラン下の最後のラウンドアバウト


左折した道路を進んで今度は片側1車線の道路を右折すると、正面にペルトランが見えてきます。おおっ、ゴールはすぐそこだ〜。がんばれ〜ハイドロパフィン号。この一車線道路途中で2車線になるけど土曜日とあって交通量少なめ。らっき〜。

ペルトランに近づいた辺りで、左折してすぐのラウンドアバウトを4分の1周すればペルトランまで一本道。この道はペルトラン用の道路なので、例え後続車がいても待ってくれるよね。しかも数百メートルだしさ。ここで先導車は一足先にペルトランへ行って到着の撮影準備になります。

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記録部隊は正面でお出迎えです

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!


しばらく待つと、おおおっ!きた〜! 1500キロあまりの旅の終わりだぁ。結構感動するよ〜これ。りゅなんか最終日の最後の部分だけ良いトコ取りしたみたいだったけど、それでも感動。周りを見回すと、プレス1社っていう話だったのに、カメラを持った人達が結構いるしさ。他にも来てくれた人達もいて、天気は悪いけど感動のフィナーレってヤツかな?

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駐車場を半周して〜

15時17分に到着〜♪


ペルトラン前に入ってきたハイドロパフィン号は、正面の駐車場を半周して、ブロンズのオブジェクトのある前でゴール。マラソンじゃないからゴールにテープはなかったけど、なんだかマラソン競技を見ているような感じ。

到着と同時に人が集まってきます。しかもカメラ持った人どころか、マイク持った人までいるじゃないの。やっぱり結構話題になっていたのね。すごいぞハイドロパフィン。まぁ、とにかく最後の時まで旗が取れなくて良かったよ。実は内心心配してたのだ。(笑)

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予想を裏切るすごい取材陣

ヘルメットを外す前からマイクが出てきます


到着した番場さん、ヘルメットを取るまもなくマイクを差し出されてインタビューされてます。この日来ていたテレビカメラは2台。別々のテレビ局なので、もちろんインタビュアーも2人です。この国のチャンネル数から考えると、すごいことだよこれって。その他プレスの人が何人いたんだろう。みんな一眼レフの大きなカメラでパシャパシャ撮ってたよ〜。

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テレビカメラとプレスのカメラに囲まれて

カメラモニタごしの番場さん


ヘルメットを脱いだ後もパフィン号に座ったまま、インタビューが続きます。後続車に乗っていたメンバー達も周りに集まって来てちょっとしたお祭りの雰囲気。番場さんのインタビューによると「地方の道路状況はどうだったか?」との質問に、地方の悪路よりReykjavikの交通状況の方を心配していたみたいな回答をされていました。

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取りあえずビールで乾杯〜

その後もインタビューが続きます


さて取りあえずインタビューが一区切り付いたところで、金子さんが用意してあったビールを配布。そしてハイドロパフィンを囲んだ状態でみなさんでかんぱ〜い。天候も悪く薄ら寒い日だったけど、こういう時のビールって美味しさひとしおなんだろうなぁ〜。

たいちょも勧められたけど、さすがに運転手は飲めませんでした。(笑) 乾杯後も番場さんはインタビューです。ビール片手にインタビューって野球の優勝祝賀パーティーくらいじゃないかしら?(笑)

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パフィン号を撮影する取材陣

座席の下にあるのが水素ボンベなのよ


プレスの人達とインタビューしていないテレビ局のカメラは、ハイドロパフィンを撮影。上から下から細部に至るまで舐めるように撮影してました。りゅも知らなかったんだけど、水素エネルギーの水素ボンベってどこに積んであるのかと思ったら、何と座席の下に格納されていたのよね。

ボンベだからいかにも「ボンベ〜」って感じで、これ見よがしに付いているのかと思ったのよね。でも、水素ボンベは水素を取り出すときに冷えすぎると上手く作動しなくなるそうで、シートの下に入れて、暖かい保温ゲルで温めてやる必要があるんだって。ポリの袋に入った保温ゲルを触ったら、十分に暖かかったよ。でも、最後の最後でゲルの袋が1つ破れてしまったみたい。

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こちらは後部の燃料電池

取材も一段落してペルトランをバックに


テレビカメラは燃料電池も撮影です。後部にあるハッチを開けると、水素を使って電気を発電する燃料電池が見えます。ハイドロパフィンに使ってある燃料電池は、ちょっと大きめのメロンくらいの大きさの金属部品から、コードが何本も出ているような見た目なんだけど、周りに金属の放熱版が沢山あって、そこに小さなファンが付いていました。見た目の雰囲気はパソコンのCPUみたいな感じかなぁ。

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記念撮影〜 はいチーズ

みなさんお疲れのはずだけど、いい顔してますね〜


最後にみなさんで記念撮影です。もちろんハイドロパフィンも一緒。6月5日に日本を出てから20日間。そしてハイドロパフィンと走り始めてから2週間。実際の走行もさることながら準備やトラブルなど、りゅには想像もつかないような苦労もあったと思うけど、こうして無事にプロジェクトが成功して本当に良かった〜。

それに最後のちょっとだけだけど、こうして参加できたことに感謝です。メンバーの人達みんな肉体的には疲れているはずなのに、みなさんいい顔してるんだよね〜。ちょっと羨ましいりゅでした。

と言うことで、興味のある人は、http://g-e-a.net/へGO!

- - - おまけで - - -

ちょっとお見送りに行ってきたよ〜♪ 5:30くらいなんだけど、皆さん少し眠そう … 。早朝からお疲れさまです。

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すごい荷物です。

これ以外にパフィン号がいるのよ


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おぉっ、こんな所に箱がっ

中には燦然とパフィン号が鎮座してました


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只今、セキュリティーチェック中

チェックしゅうりょ〜


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預け入れる荷物にもテープを貼ってぇ …

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チェックインちう

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おねぇさんも真剣な顔 …

ではでは、お疲れさまでした〜