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「地震」

2008年5月31日

え〜とですね、29日の木曜日の午後はReykjavikへ出向いていたんです。Asdis宅でお茶を飲みながらおしゃべりしてたんですよ。

で、グラッと地震が来たので、すぐにAsdisがmbl.isへニュースを読みに行ったけど、「”15:45に地震がありました”の1行しか載ってないわ。今が15:47だから、2分で更新なんて早いわね〜」と話して、ネットで調べるのはお終い。「ここは3階だから揺れたのかもね」なんて言いながら、お茶の続きをしてました。



ニュースを読んで …

ところが17:30過ぎに友人からりゅの携帯へ電話が入り、どうもHveragerdiに家が近いからと、心配しているみたい。何事?と思いながら、ニュースを見に行ったら …



ひゃぁ〜

あのぉ、もろに震源地に近いみたいなんですが … 。(^^;) マグニチュード6.1(実際は6.3だったらしい)と出てるし、さすがにこの辺りでちょっとネコが心配になってきた、ウチ2人。りゅは家の中の心配も始めたけど、たいちょは「大丈夫なんじゃね?」とあっさり。まぁ、そこで予想を言い合ってもしょうがないので、様子を見に家に戻ることにしました。

とは言っても、やっていたことの続きをしてからだったので、Asdisの家を出たのは18:00過ぎだったんですけどね。


チョルトニン

本当はこの後買い物する予定だったけど、とりあえずやめて、一路家に向かうことにしました。

途中、湖にこんなものみつけちゃったりして。それにしても、↑は一体なんなんだろ?




いつもと同じ帰り道〜

家に戻る道は特にいつもと変わりないように見えます。強いて言えば、写真はないけど、所々の白煙がいつもより元気に見えるくらいかな。


ウチの周り

見渡しても、倒壊している家屋もないし、家の周りも取り立てて、代わり映えはしません。あの後も何軒か電話があり、あまりにも「大丈夫?」と聞かれたので、ウチはあばら屋だし、家でも倒壊してるんじゃないかと、ちょっと心配だったけど、見る限り倒れてないし、これは無事だったかな?と思いながら、車を停めました。



ただいま〜

玄関の前に着いた時、外の石段が濡れてたので、いやぁな気分になりながら、ドアを開けると、家中すごい湿気です。どうやら洗濯室にある温水パイプが破裂?したらしく、洗濯室の床は水浸し。

玄関の鏡も曇ってるの見えるかしら?洗濯室内もいろんな物が降ってきたようだけど、思ったより被害は少ないかな?と一瞬安堵ちゃいました。(揺れ方向のおかげでした(^^;))でも、左写真のドアの奧のテーブルが倒れて、パン焼き器がぶら下がってるのをみつけ、胸騒ぎを覚えながらキッチンへ向かったら …



ひょぇ〜、あひゃ〜

見た瞬間、言葉も出ずパニックになる、りゅ、と「写真を撮れ〜」と叫ぶ、たいちょ。(笑)なんだか、正面の棚はスッカラカンになってるし、普通こんな時写真なんて撮りませんってば!すぐさま「こんな時に撮れるか〜」とカメラをたいちょに渡した、りゅでした。(^^;)



グシャグシャ

ケトルも何もかも床に転がってるしぃ … 。あっ、でも、右側の写真のように、一部の食器は生きてるみたいで、ホッ。



バリバリ・グチャグチャ

とりあえず、開きっぱなしになっていた冷蔵庫の扉を閉め、パン焼き器の載っている台を戻します。でも、冷蔵庫の前は右写真のように、飛び出た物でグチャグチャです。床もオイルとソースと醤油とメイプルシロップと砂糖と … とにかくいろんな物でベトベト・ヌルヌルしていて、靴ではいると滑るくせに足もとで割れた食器がジャリジャリ言うんですよ〜。(涙)



逆さま焼き台

焼き台もしっかり逆さまになってます。なぜかリビングに(だって、他に置き場がないんだもの!)置いてあった自転車2台も、かさなるようにしっかり倒れちゃってます。



ゴロン・コロン

廊下もやっぱりいろいろ落ちてます。正面にこちら向きに置いてあった写真集群も倒れてる〜。でも、写真にはないけど、上の本棚にあった古〜いエンサイクロペディア等は落ちてないのよね。重たいから落ちると思ったのに?

と思ったら、こちらもどうやら揺れ方向のおかげで助かったみたい。寝室にあったテレビも床にダイブしてたし、写真はないけど、クローゼットも倒れかかってました〜。テレビは使ってないから壊れても支障はないけど、爆発しなくてよかった〜。

ちなみに寝袋が転がってるのは元からです。(^^;) そこでネコと遊んでたんですよ。いやぁ、家の中公開するのは恥ずかしいわ〜。



収納部屋もバスルームも!

洋服も倒れて足の踏み場もない、と言うより、収納部屋に入れない!バスルームは被害は少ないけど、コロコロ物が転がってるぅ〜。いやぁ、どこでも同じですね。それにしても、引っ越し前に空っぽ状態の家はお見せしてたけど、今回は中身付きだから、なんだかプライバシーさらしてる気分。う〜ん … まぁ、いっか。



コンピュータ室も入れない〜

コンピュータ室に入ろうと思ったら、扉が開かなくて、??と思ったら、この中もやはりグチャグチャでした〜。元々狭い部屋にかなり所狭しと物が配置してあったから、あちこち放り投げられちゃったのね。

卓上ではプリンターの間のモニタやフィルムスキャナは倒れてたけど、不思議とプリンター2台は鎮座してました。

でも、ウチらしいんだけど、MacBookと買ったばかりの一眼デジカメSIGMA SD14はしっかり家から持ち出してたのよね。家に残してたら、置いてあった位置的に壊れてただろうなぁ。



位置が動いてるしぃ …

こちらのブラウン管モニタ達もかなり前面に出てきてます。もうちょっと前に出て下に落ちてたら、ブラウン管爆発してたかも?でも、物が多すぎて、床には辿り着けてなかったかな〜。それにしても液晶モニタは倒れる運命なのかしら。

辺り中、なぜここにコレが?状態でした〜。ちなみに左上のMac上に落ちてるのは、Macintosh Plusです。Macの上にあったタブレットに直撃してるのが、不安だわ〜。でも、不思議とそばにあったマグカップは割れてなかったのよね。物が重なって、割れる暇もなかったのかも?



書き書き

無理矢理コンピュータ部屋に入り、電気がショートしてないことを確かめ、インターネットは使える状態にしたたけど、ご覧のように中で作業は出来ないから、いつも使ってるコンピュータは使えず。

なので、リビングからMacBookでCold Nature掲示板&mixiにこそこそ書き込みます。リビングはほとんど空っぽだから被害も少なくて、足の踏み場もある安全地帯なのでした。裏に扉もあって外に出られるしね。

さて、MacBookには画像編集ソフトを入れてないのでネットで探してダウンロードし、リビングでたいちょがせっせっと画像を編集してたりして … 。家中すごい騒ぎなのに、なにをやってるんだか。(^^;)



その頃のHveragerdiは …

そこへ「(近くの村の)Hveragerdiの学校で炊き出しをしてる」と友人から連絡が入ったのよ。実は少し前に電気ケトルと、お湯をかけるだけのタイのラーメンと器を発掘して、食べたばかりだったけど、炊き出しの様子にちょっと興味があった、ウチ2人。「ただの野次馬じゃなくて、一応被災者だからいいよね?」と出かけてみました〜。



到着〜

学校に着いてみると、おぉ〜、なんだか車がたくさんあります。黄色いテントも立ってるぅ!人口2200人の村なのに、こんな夜遅く(時間は覚えてないけど、夜です。でもこの時期なので明るいんですよ)なのに、人がたくさん見える〜。



炊き出しはホットドッグ♪

人がいるなぁ、と思ったら、どうも赤い服装の人たちは赤十字とレスキューセンターの人たちでした。みなさん、Reykjavikから来たんだとか。でも隊員の皆さんには全然緊迫した雰囲気は全然ありません。穏やかに話しています。



ホットドッグ作成ちう

この間スーパーBonusで「こんにちは」と日本語で話かけてきた少年がいたり、確かに村の人はいるみたいだけど、目に映るのは、Reykjavikから来た人ばかり。隣にいた人に話かけたら、彼もReykjavikから救援に来た人でした。

そこへトラックが到着し、ホットドッグ用のパン・ソーセージ・牛乳・オレンジジュースが運び込まれていきます。

写真右の奧では寝場所も提供されていたそうだけど、さすがに泊まるわけでもないのにそこまで入り込むのは気が引けて、できませんでした〜。それにしてもどれくらいの人が避難所に寝泊まりしたのかしら?一応自宅に残らないようにとのアドバイスはあったけど、ウチが話した人はウチを含めてみんな自宅で過ごしてたのよね … 。(後で聞いた所、宿泊者は多くなかったみたい。みんなキャンピングカーやら何やらで、庭で寝たみたいです。)



しっかりポーズっ(右)

確かに余震はあるけれど、大きいのはおそらくないだろうとこの時点で予想されていたせいか、子供も元気です。




当日に訪問してました〜

あらぁ〜、なんか仰々しい車が来るなぁと思ったら、出てきたのはカメラ目線の愛嬌のあるおじさん … と思いきや、大統領でした。公用車にランクルもあるのね。こういう時は便利そうだわ〜。

ある程度落ち着いてからの訪問だし、”訪問中は救助を止める”なんてことも当然ありませんでしたよ。



酒屋と花屋

避難所を後にし、家に戻ろうとしたら、ガソリンスタンドに人だかりが出来てました。なにかと思ったら、隣接した酒屋の中を見ていたようで … 。みなさんカメラ片手だったけど、やっぱり彼らも村の住民なのかしら?閉じられた自動ドアの合わせに顔を近づけたら、ものすごいアルコール臭がしました。

ついでに花屋も寄ったら、やっぱり中が悲惨なことになってました … 。いくら保険があるとは言えお気の毒ですね。



まったりモニク

ところで実は最初19:00過ぎに家に戻った時はネコ2匹とも怯えまくってたんです。2匹ともベッドの下から出てこず … でも、しばらくしたら、人間が一緒だと安心したのか、モニクはこんなにくつろぐようになりました。小心者だと思ってたけど、その後の余震も動じず、何気に大物かも … 。(笑)

でもののさんはきょどりっぱなしで、ビクビクが全然直らなかったんです。考えてみれば、あれだけの食器が一斉に割れ、物が落ち、騒音はものすごかったでしょうし、その後も余震があったわけで。ネコもすごく怖かったんでしょうねぇ。表情が険しいです。

ところで、さっきのタイミングではお腹が空いてなかったので、ホットドッグを貰わなかったのに、そろそろお腹が空いてきた2人。でも食料庫には割れ物の山に遮られて辿り着けないし、その他には日本からのお菓子しか置いてなかったのよ。

普段なら貴重品だし大事に食べる所だけど、背に腹は代えられず、と言うより、良い言い訳だわ〜とばかりに、頂き物の天津甘栗やらビスコやらポッキーやら、届いたばかりのめざしやらたこ焼きおかきやら、いろいろ食べちゃいました。わぁ〜い、ウマウマっ。日本のお菓子っておいしいなぁ。皆さん、ありがとうございました〜。

とりあえず、この日は疲れたので、そこまでで寝ることに … 。余震の度に緊張するののさんをなだめる為にネコと一緒に寝たら、やっとののさんも落ち着いて普段の顔に戻ってきましたよ〜。よかった♪ でも、この夜は余震も大きめで回数も多かったかも。



なぜか地下足袋(笑)

さて、翌日。いくら日本のお菓子が美味しくても、やっぱり食事をちゃんと摂らないと体力がつきません。もう少し発掘作業をしないと … 。と思ったら、おもむろに地下足袋を出してきた、たいちょ。よくみつけられたわね。とりあえず、それを履いて、下にオイルよけのサンダルを履いて、キッチン奧の食料庫へ向かいます。ウチは野中の一軒家だから食料の備蓄はあるけど、発掘しないと何も食べられないのよ〜。



食べ物の山

割れた食器でジャリジャリ言う扉を無理矢理開け、食料庫の中を見てみたらこの有様。この倒れている水色と白の棚は中身がパンパンだから、普段なら動かすのもすご〜く大変なんです。なのに、上に載った炊飯器は吹っ飛んでるし、20リッターの醤油ごと倒れてます!

コーヒーメーカーも倒れて落ちてたけど、ガラス部分は無事でした。高い所にあったお酢も姿は見えないけど、お酢の匂いがしない所をみると、どうやら先に水色の棚が倒れ、中身が出て、その上にガラス製品が落ちたせいで、割れなかったみたい。床には元々お米が50キロくらい置いてあったから、その上に落ちたのかもね。未確認だけど、そう思いたいわ〜。(後日談:結局お酢は割れてなかったけど、みりんとガラス瓶入りカレー粉とパスタ瓶が割れていて、みりんとカレー粉とガラスの破片がぐちゃぐちゃになったのは最悪でした(^^;))



室内キャンプ状態♪

とりあえず、ボウルとお米と炊飯器を発掘し、バスルームでお米を研ぎ、リビングでお米を炊いてみました。なんだか室内キャンプしてるみたいです。って言うより、”なんかこれ、前にやったなぁ?”と思ったら …

この家に引っ越してきた時もこんな感じだったのよね。割れ物こそなかったものの、家中グチャグチャだったのは似てるわけで … 。室内キャンプな雰囲気のせいか、それとも地震そのものを体験していないせいか、室内は被災してるのに、どうも被災者としての実感が沸かないのよね。

りゅも最初こそパニクったものの、その後は片づけなきゃならないし、打ちひしがれてるわけでもないし … 。トラブルに慣れすぎた? 思わず「実際のキャンプより楽かも〜」と言ったら、「電気も水道もあるんだから当たり前だろ」って言われちゃいました。まぁ、そうだわね。

今回、地震直後は2時間停電したらしいけど、その後は復活したし、水道もさっきまでは普通に使えてたんです。温水も破裂箇所はメーター付近で温水会社が管理する部分だったから、2日目に電話したらすぐにきてくれて直ったしね。ただし、3日目の今日から冷水の水圧が下がったので、どこかに亀裂が入ったのかも。でもとりあえず、ライフラインが生きていてよかった〜。

さて、転がってた炊飯器は壊れてないか不安だったけど、無事炊けました。運良く冷蔵庫にあったカレーも無事だったので、この日のご飯はカレーライス!うん、やっぱり日本人ならお米を食べなきゃ元気が出ないよね〜?日本にいた頃はお米なんて食べなくても平気だったし、今も無ければ無いで済ませられるけど、やっぱりお米を食べるとしっかり食事をした気になります。



割れてる〜

と言うことで、腹ごしらえが済んだら大掃除開始です。でも頂き物の食器も買い集めた食器もたくさん割れちゃったのが悲しいかなぁ。オーロラみたいな小鉢も日本のお茶碗も箸置きのネコのしっぽもネコ本体も他の箸置きもとにかくたくさん逝っちゃいました。くださったみなさま、本当にごめんなさい。(あっ、土鍋は生きてます! 私信でした〜)



掃除ちう♪

割れ物の山を片づけていきます。と言っても、いつもの如く主に動くのはたいちょで、りゅはゴミを受け取ったり、座ったまま出来ることしかしてません。多分全体で言うとたいちょ9割、りゅ1割って所かも。(^^;) 完全復活には遠いけど、とりあえず、ここまで落ち着きました〜。

ところで実はたいちょ、自分で選ぶと中身が不良品(ステンレスのお鍋には縦に亀裂が15cm入ってたり!)だったりと、普段はとにかく運が悪いけど、悪運 … と言うより、命運は強いんです。

御巣鷹山の事故は2週間前までその便に搭乗予定だったし(1週間後に同便名・同経路の飛行機に乗ったら、機内はガラガラで職員の方は全員憔悴しきっていて、居たたまれなかったとか … )、安全と言われていたらしい羽田のモノレール脱線事故も事故便の1つ前に乗ってるし、長野方面で起きた崖崩れで25mの道が消えた時も、15分前にその場所を通過してるし、亡くなった方には申し訳ないけど、とにかくこんな具合なんです。

今回も普段はほとんど家にいるウチなのに、見事この日にReykjavikへ行ってたのよね。しかも普段Reykjavikへ行く時は、もっと早くに出ることが多いんだけど、約束の時間が15:00だったので、間に合うように14:00少し過ぎに家を出て、と、15:45の地震時を見事抜いてたし。う〜ん、たいちょの悪運に感謝かも。

2000年の地震はウェストフィヨルズにいたし、アイスランドに来てから地震に遭遇したことがなかったウチ2人。ところが今年の初めに数回地震に遭い、珍しいなぁ、と思っていたのよ。家に入ってくる温水の温度も最近高いなぁとたいちょは思ってたらしいし。なにかの前兆だったのかな。そうそう、日本の地震は小さいのがきてから、大きいのがグラグラってくるけど、こっちのはいきなり来てましたよ。揺れ方も違うものなんですね。

2000年の地震後もGeysirの間欠泉が活発(復活?)になったけど、今回はもっと活発的になってるそうです。旅行者の方は必見かも?って、コレ、これ以上大きい地震が起きないという希望的推測で物を言ってるかも。(^^;) とりあえず、死者も重傷者も出なくて、本当によかったです。



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